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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
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2012/04/14 (Sat)14:22

『本来の世界のナターシャ・クロートキィ像』

 わたしの名はグレアム・カーライル、かつて救国の英雄と呼ばれた男だ。いまでは一線を退き、慎ましく隠居生活をしている身である。
 いまこうしてペンを手に取っているのは、なにを隠そう娘の成長をここに記そうと思ったからである。
 娘の名は、ナターシャ・クロートキィ。
 見た目は年齢相応の少女ながら、その正体は妖精。
 この国が戦乱に揺れていたとき、ふとしたきっかけで妖精王と知り合ったのが運の尽き。若いながらも年金生活で日々を楽しく無為に過ごしていたわたしに、ある日妖精王がこの少女の世話を頼んできたのだ。丁寧なことに、執事役の遣いまで寄越して。
 かくして…突如10歳の娘を授かったわたしは狼狽しながらも、どうにかして一人前に育てようと誓ったのだった。

 娘を育てるにあたって、わたしは一つ目標を立てることにした。
 わたしにとっての理想は、立派な職業軍人になること。
 前線になど立たず、後方で的確な指示を与える指揮官。強く気丈に、それでいて気品を感じさせる優雅な物腰であれば言うことはない。このさい色気だとか、家事といった方面には目を瞑ることにする。

 最初の2年間は勝手がわからず苦労したものだった。
 ナターシャの才能を伸ばすには学校で授業を受けさせることが最善策だが、その授業料というのがバカに高い。1回の纏まった授業で300~500Gかかる計算で、これではわたしの年金(年500G)ではとても足りない。
 授業料を稼ぐため、そして信仰心を養うために教会へ遣いに出したはいいものの、やはり聖職の手伝いというのはまったく金にならない。農場の手伝いはそこそこ収入になるものの、日々の肉体労働はナターシャをあっという間にガサツな娘へと変えてしまった。まあ年若い少女ということで、多めに見れんこともないが…
 そしてこの頃のナターシャは体力的にやや問題があり、アルバイト先で頻繁にミスを繰り返していたようだ。病気にこそならなかったが、このあたりはわたしの管理ミスと言われても仕方があるまい。
 肝心の学業、わたしはもちろんナターシャに軍学を専攻させたのだが、なかなか身につかずやきもきしたものだ。

 13歳になってようやくアルバイトと学業の両立が上手くなってきたようだ。
 ナターシャは新しく墓守の手伝いをすることになったのだが、信仰の高さゆえか成仏できずにさ迷っている騎士の亡霊の攻撃に悩まされているようだった。命までは取られなかったものの、もとが負けず嫌いなためか、なけなしの財産をはたいて武器防具を揃えて迎え撃ったところ、夜明けまで続く激戦の末に亡霊を打ち負かしたそうだ。そのことを報告するナターシャの表情は輝いていたが、わたしとしては、あまり娘に剣を振るってほしくはないのだが…
 軍学に馴染めなかったナターシャは自然科学と格闘を学び始め、順調に知性と肉体的素養を養っていたようだ。そして当人はあまり興味を示さなかったが、わたしが将来のことを考えて礼儀作法の授業も取るように説得した。
 この頃から城の人間とも交流を深めるようになり、特に知性的な人物との交流を好む大臣とはすぐ打ち解けたようである。

 14歳になり、大臣に収穫祭のミス・コンテストへの参加を勧められたナターシャだったが、結果は散々だったようだ。もとより士官としてはともかく、お世辞にも女性的魅力には乏しい娘である。大臣の口添えをもってしても、入選すら果たせなかったようだ。

 そのことが余程こたえたのか、15歳の収穫祭ではミス・コンテストには目もくれず武闘会に参加。見事に優勝をおさめる活躍ぶりを発揮した。多額の優勝賞金と、国王から直々に授けられた「至宝の剣」を手にしたナターシャの喜びようといったら、とても文章では書きあらわせないほどであった。
 調子づいたナターシャは、勉学や家庭教師のアルバイトを放置して武者修行に明け暮れるようになる。
 はじめのうちは森に生息するモンスターや、人気のない場所を徘徊する無頼者に返り討ちに遭い、執事のラフィエルに連れ戻されるのが常だったようだ。
 だが先述の通り、ナターシャは生来の負けず嫌いである。
 学校で剣術を学び、潜在的な戦闘能力をめきめきと上げると、森のモンスターを次々と討伐。次第に水郷、砂漠、山岳へとその行動半径を伸ばしていった。かつて墓守のアルバイトで培った抗魔力も役に立っていたようである。

 娘が強く逞しく育つのは良いのだが、このまま危険なことを続けて最悪の結果にならなければ良いが…と心配するのは、父として無理からぬこと。
 はじめは「今日はオオカミを退治したよ!」といった可愛げのあるものから、「賞金首をやっつけたの!」「悪魔と戦ったのだけれど、寸でのところで逃げられてしまったの」、果ては「トカゲ野郎を5匹も血祭りに上げたわ!」と、報告内容が次々にエスカレートしていったときには戦々恐々としたものだ。
 ちなみに「トカゲ野郎」というのがドラゴンのことを指していると知ったときは仰天して、しばらく口がきけなかった。
 また、その頃からことあるごとに武芸者が来訪してはナターシャに挑戦してきたが、もはや人間など相手にならぬナターシャにとっては肩慣らしにもならなかったようだ。

 そんなナターシャだったが、16歳の誕生日を迎えてしばらくしたある日、パッタリと武者修行に出るのをやめてしまった。
 なんでも、北部山岳地帯で出会った「武神」と呼ばれる存在に敗退を喫してから、自分のいままでの行為に疑問を覚えるようになったらしい。
 それまでのお転婆ぶりがウソのように、ナターシャは勉学に励むようになった。礼儀作法はもとより語学や神学にも興味を持つようになり、戦いに明け暮れるようになって以来すっかり疎遠になってしまった教会にもたまに足を運ぶようになったようだ。
 一度は失いかけた信仰をふたたび取り戻した背景には、自分がこれまに行なった殺傷行為を悔いていたからかもしれない。
 そしていつの間にか女性的魅力を身につけていたナターシャは、なんと収穫祭のミス・コンテストで優勝してしまう。2年前に参加したときには選外だったとはとても思えぬ美貌に、選考者はもとより観客も目が釘づけになったという。
 そのことがきっかけとなったのかどうかはわからないが、収穫祭からしばらくして、何人かの男がナターシャにプロポーズに来た。農家の男に気障な貴族、わたしの目から見ればどれもパッとしない顔ぶれであったが、そう感じたのはナターシャも同様らしい。彼女は誰のプロポーズにも首を縦には振らなかった。

 17歳の誕生日を迎えたあるとき、ナターシャはこれまで自重していた武者修行の旅にいま一度出ると言ってきた。
 その瞳には確たる決心のようなものが感じられ、わたしは本心とは裏腹に許可を出してしまう。もっともいまにして思えば、彼女がもう一度「北部山岳地帯」に向かう理由など、一つしかなかったとすぐに理解して然るべきだったのだが…
 武者修行の旅から帰ってきたナターシャはただ無言のまま、「含光」と呼ばれる一振りの宝剣をわたしに見せた。呆気に取られるわたしを前にしたナターシャの表情からは、いままで抱えていた闇のようなものがすっかり晴れたように、満ち溢れる自信のようなものが感じられた。
 その後は武者修行に出ることもなく勉学に励んでいたのだが、収穫祭でふたたび武闘会に出ると宣言したときには誰もが驚いたものだった。なにせ学校に通っているときのナターシャは淑女そのもので、てっきり誰もが、今年もミス・コンテストに出場するものだと思っていたからね。
 結果は優勝、それも、誰の目から見ても圧倒的な、完璧としか言いようがない一方的勝利。果たして全盛期のわたしですら、いまのナターシャに勝てるかどうかは怪しい。そのわたしの言葉に、ナターシャは思うところがあったようだ。

 そして、18歳。運命のときである。
 ナターシャは、わたしのもとを離れた。もっと言えば、ナターシャはこの国から離れた。
 「国王はきみに将軍職を用意している、考え直す気はないか」という将軍の言葉も、「危険だから考え直してくれ」というラフィエルの言葉にも耳を貸さず、ナターシャは旅立った。わたしは、なにも言わなかったが。
 以前、占い師から「この娘は将来、賞金稼ぎになるだろう」と言われたのを憶えている。そのとき、わたしはナターシャに「おまえを無頼の徒にするなど、このわたしが許さない」と言ったものだ。
 だが結果として、わたしはナターシャの出奔を許してしまった。
 それは。
 それは…ナターシャが旅立ったのは、決して「無頼の徒として」だからではない。
 それはナターシャが、「勇者として」旅立ったからだ。かつてのわたしのように。

 そしてナターシャは、いま…わたしの隣にいる。「いつかこの国に帰ってくる、絶対に」という約束を果たすために。
 世界各地を旅したナターシャ。その美貌は数多の地で噂され、ナターシャに求婚を迫る男は後を絶たなかった。しかしナターシャは、これらすべてに興味を示さなかったのだ。
 まさか同性愛の気があるのでは…というわたしの的外れな疑問に、ナターシャはもっととんでもない返答を寄越したのだった。
 そう、ナターシャ・クロートキィはいま、わたしの妻なのだ。
 血こそ繋がっていないが、実の娘同然に育てたナターシャに告白されたときのわたしの感情は、当然ながら複雑なものだった。しかしナターシャの真剣な告白に、ついにわたしは彼女を妻として娶ることを約束したのである。



  『最終成績』

血液型:O型
誕生日:690年4月2日
子宮名:アリエス
守護星:火の妖精王

身長:158.94
体重:37.84
バスト:87.63
ウエスト:55.26
ヒップ:87.74

体力:414
筋力:133
知能:547
気品:554
色気:325
モラル:413
信仰:317
因業:0
感受性:335

戦士評価:470
戦闘技術:144
攻撃力:135
防御力:42

魔法評価:375
魔法技術:104
魔力:126
抗魔力:145

社交評価:276
礼儀作法:104
芸術:105
話術:27

家事評価:125
料理:47
掃除洗濯:46
気だて:32

最多アルバイト:墓守
モンスター殺傷数:80
母性:0
父との関係:101
執事との関係:34
王子との関係:60

総合得点:899



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2012/04/11 (Wed)16:32
ナターシャ育成計画もそろそろ後半戦にさしかかってきた。
 14歳の誕生日を迎えた直後、家に妖精が訪問してきた。以前購入した「宿り木」を返して欲しいとのこと。例の怪しい行商人に無理矢理奪われたらしい。このままでは木は枯れ、中に眠っている姉が死んでしまうという。
 それならば仕方がない、1000Gは高かったが…と不承不承に承諾すると、なんと気品とモラルが30づつ上昇した。これはすごいな。
 そして、城の住人に会うために必要なパラメータは気品ではなく礼儀作法であるということに今更ながら気づく。
 あとは悪魔がやってきてモラルを買い取ろうとしたり(買値がモラル値x10になっているあたり、承諾するとモラルが0になるんだろう…)、魔王がやってきて礼儀作法を微上昇させてくれたり(なんて親切な魔王だ!)など、なんだかよくわからないイベントが発生。


↑しかしアレだ、14歳の顔グラフィックはなんでこんなに可愛いんだ…いやはや。

 ふたたび収穫祭の武闘会に出場するが、やはり2人倒すまでが限度のようだ。3人目は明らかに強さが別格なので、倒そうと思ったら戦闘能力を上げる必要があるだろう…ちなみにダメもとでミス・コンテストにも参加させてみたのだが、大臣とのコネをもってしても入賞すら果たせなかった。他はともかく色気0は問題があるか。当然リセットした。
 近衛騎士と大臣を攻略し、国王と謁見すべく礼儀作法を重点的に学ぶ。ちなみに将軍と王妃は相性が悪かったのか、謁見しても人脈がほとんどまったく上がらなかった。
 礼儀作法が100を越え、国王と何度か謁見したのち、買い物をするとちょっとだけ割り引いてもらえた。これぞ人脈の恩典である。長かった。


↑15歳の誕生日。すっかり大人っぽくなって

 娘ももう15歳である。新しくできるようになった「家庭教師」のアルバイトを選択、これで今まで上げられなかった話術も鍛えることができる!知能も上がるし一石二鳥。墓守で上昇させた感受性が減っていくが、もとより活かす気はないので無問題。
 しかしこのアルバイト、ストレスがマッハで上昇していく…とても小遣いなしの休息では追いつかなくなってきた。給料が高いのはいいが、これは小遣いをあげて自由行動をさせるべきか、あるいはその分の費用をバカンスに回すか…悩ましいところである。効率優先なら小遣いだが、それでは味気ない。
 あと、占い師の予言が相変わらず賞金稼ぎなのも気になる。


↑武者修行中の一幕

 今年の収穫祭の武闘会では見事に優勝をもぎ取ることができた。至宝の剣と3000Gを入手、これは有り難い…
 優勝賞金で怪しい行商人から「女王の首飾り」を購入、しかし装備アイテムではないことに気がつく。これではせっかく獲得したなけなしの色気20が家庭教師のバイトであっさり0になってしまうではないか。むう。
 あと気になるのが、戦闘技術が114で打ち止めになったこと。抗魔力が100でストップしたのも気になるのだが、これが上限なのだろうか?鍛えても上昇しなくなってしまった。おかげで「鍛える」コマンドの効率の悪いこと。
 仕方がないので武者修行にて戦闘評価を上げることにする。これも軍人になるための布石。賞金稼ぎだけは避けなければなるまい。とりあえず以前負けたお尋ね者を倒し、探索を開始する。
 いやー、ある程度戦闘に勝てるようになっていると俄然面白味が増してくるね。直前に剣技で攻撃力を上げておいた甲斐があったというもの。アルバイトなんかより余程儲かるじゃないか。お尋ね者の首にかかっていた懸賞金もゲットしてもうウハウハ。
 やっぱり士官も戦闘できなくちゃね(前と言ってることが違ぇ)。でも因業のパラメータにだけは注意だ。とはいえこの数値が何を表わしているのかはイマイチよくわからないので、執事に注意されてからでも対策は遅くないかな…?


↑ファンタジーの風物詩

 というわけで、今後は武者修行を積極的に行うことにする。可愛い子には旅をさせよ。ナターシャよ、逞しく育つのだぞ…ゴリウーにならん程度にな。
 すこし戦闘力を調整しただけで、最初は野犬(…?)にも苦戦していたナターシャが、あっという間にドラゴンを一捻りでぶっ殺せるようになってしまった。その成長ぶりは感涙モノだが、初期構想から多少ズレてしまったのもまた事実。
 さてそろそろ詳細を書くのも面倒になってきたので、その後の成長過程とその結末を次回で簡潔に纏めることにしよう。


↑こ、これはいったい…!?
2012/04/09 (Mon)14:25
戦いの日々に疲れた…
 ゲームには血と硝煙の臭いがつきもの、というのが座右の銘であるグレさんも、ときには…ほんのときには、平和を求める心が芽生えることもある。
 そんなわけで、身体と心の穢れを落とすためにSFC版プリンセスメーカーなんぞをプレイしてみた。ロ●コンのうえ「愛があれば血が繋がっていてもOK」な嗜好のグレさんがプリメなんかやったら余計に心が穢れそうな気がするが、まぁそんなことはいいんだ(いいのか?)。
 技術の発達と人間の進化の最果てには、旧態依然のタブーなど無意味である…俺はバルドスカイで亜紀姉にそう教わったんだ。たんに嗜好が悪化しただけとも言う。


↑10歳。ながいたびがはじまる・・・

 最初に苗字を決め、次に名前を入力する。今回はスタルカー小説にちなみ「ナターシャ・クロートキィ」としよう。
 娘を育てるにあたって教育方針というか、目標と言うのは当然決めてから育成に着手するわけだが、今回は軍人の娘として育てようと思う(戦いに疲れたんじゃねえのか)。それも前線で戦う兵士ではなく高級将校なんかがいいな(そういうエンディングがあるかどうかは知らない)。
 目指せエリート軍人!
 上で「肉親でもおk」とか言っといてナンだが、エリート軍人であるからには最終的に父を拒絶してくれるようになるとグレさんは嬉しい。鞭を片手に「靴の裏を舐めろ!」とかキツイ声で命令してくれるような娘に育って欲しい。強く気丈に。チ●ポなんかに負けない行かず後家になって欲しい。
 うん、改めて文章にしてみると、割と残念な未来予想図になったね。


↑スケジュール消化中のちびキャラの動きが可愛い

 さて、序盤は金がないので健康管理は「しとやかに」で設定しておこう。体力は若干下がるが前線には出ない設定なので問題ない。
 最初の月のスケジュールは「鍛える/軍学」、「働かせる/教会」、「休息/自由行動」で組むことにした。信心深い女将校とか萌えね?すごくね?すげー近寄り難い存在になると思う。オプション装備でメガネがあるといいのに。
 軍学を学ぶのは順調…だが金がすげーかかるな!これはアルバイトに精を出せということなのだろうか。体力の初期値が高かったからか教会でのアルバイトはミスなくこなせたようだ。が、1.5倍のボーナスがあっても1日分の食費くらいにしかならないのはキツイなあ…休息は、甘やかしたいのは山々だが貧乏なので小遣いなしで。だが、ストレスは0になったようだ。安心。


↑教会でご奉仕中。最初はけっこう失敗していた

 とりあえず金を稼ぐために農場でもアルバイトさせてみる。体力が高いので、ノーミス…とまではいかずともそつなくこなすことができた。さすがに教会と比べると報酬が段違いだが、気品がモリモリ下がっていくのはちょっと困るな…いちおう、お上品なお嬢様系高級将校を目指しているので。このまま農場で働かせたらスパルタ系ゴリウーになってしまうのではないか、という恐怖がグレさんを襲う。いくらグレさんの嗜好が広いとはいっても、ザ・ガッツのタカさんみたいな娘はちょっと困る。
 とはいえ、他のアルバイトは戦闘技術が下がるのが如何ともし難い。かといってアルバイトで金を稼がないことには勉学に励むこともできず、う~む、まったくままならないもんである。
 2ヶ月目の終了時点で既に気品が0近いので、とりあえず序盤は農場で金を稼ぎ、ある程度成長して他のことで金を稼げるようになったら気品をアイテムブーストで上昇させることにしよう。そんなに上手く行くかどうかはわからないが…


↑夏の海でバカンス。一番効率のいいダイエット法である

 どうやら健康管理を「しとやかに」していた際の体力低下がかなり深刻のようだ。軽い気持ちで考えていたのだが、最初の数ヶ月で体力がガッツリ下がったせいでアルバイトの失敗率がかなり高くなってしまった。とりあえず体力が一定に戻るまで「丈夫に」設定しておき、然るのちに「無理させぬ」をキープするとしよう。食費に関しては借金してでも支払いができるのが助かる。
 しばらく進めると占い師がやって来たが、金がなかったので執事が追い返してしまった。むう。


↑ナターシャ11歳。も、もしかして嫌われてる…?

 最初の1年はアルバイトに明け暮れていた…そろそろ農場で安定した収入が見込めるようになったし、勉学にも励みたいところだ。というか、教会でばかり働いていたからモラルと信仰ばかり異様に高くなってしまった。
 しかし、農場でアルバイトしていて気になるのがやはり気品の低下だ。気品が0だと城に行っても交流がまったく上がらない…せめて1以上は欲しい。


↑ナターシャ12歳。ドレスを買ったよ、木綿だけど…

 12歳になったが、状況はほとんど変わらない。
 とりあえず気品に関しては、木綿のドレスを購入して「着る→外す」を繰り返せば15はキープできることが判明。早く気品のドレスが欲しいところだが、2000Gはかなり遠いな…
 それと「鍛える」に関してだが、軍学は値段の割にステータス上昇値が微妙なので、「知能」は「自然科学」で、「戦闘技術」は「格闘」で上げることにした。


↑亡霊騎士。カンベンしてくださいマジで

 13歳になり、ようやくアルバイトと勉強が両立できるようになってきた。
 さらに新しいバイト「墓守」を選べるようになったことで、やっと気兼ねなく気品を上げることができるように。長かった…現時点で筋力より知能が上回っているので、どうにかナターシャが将来ムキムキのコマンドーと化すことを避けることができそうだ。
 墓守のバイトをすると信仰が下がるが、もともと聖職者を目指しているわけでもないのに高過ぎるくらいだったので、まあ問題はない。問題なのは、バイトの終了後に勝負を挑んでくる亡霊騎士の存在だ。そろそろ最低限の武器と防具くらい買ってやるべきか…
 とりあえず「鋼鉄の短剣」と「牡狼の鎧」を購入し、再戦。長時間に渡る戦闘ののち、見事亡霊騎士をタイムアウト負けに追い込むことに成功した。その後「戦いの女神アリアン」なる者が現れ、戦闘技術が僅かに上がるイベントが発生。


↑夏服とアリアン様

 そして体重増加が若干気になり始めたので、6、7、8月の夏季に海へバカンスに行きシェイプアップを計る。
 毎年恒例の占い師が出現、今度こそ金に余裕がある(というか、ちゃんと持ち合わせがある)のでナターシャの将来を占ってもらうことに。「このままでは賞金稼ぎになる」だとう!?う~むむ、悪くはない、個人的には悪くないのだが…しかし戦闘職に就くには実戦闘能力の低さが気になるし、今回は娘を無頼の徒に仕立てるつもりもないしなあ。
 いっそ名前をシェルンにしておけばよかったか。


↑占い師のババア。出現はランダムらしい

 礼儀作法を学んで気品を上げたことで、ようやく城の近衛騎士と会話ができるようになった。人脈は早いうちから培っておかないとな…
 収穫祭の武闘会ではじめて2人抜く。ここで得られる賞金は貴重だ。収穫祭後に怪しい行商人から効果不明のアイテム「宿り木」を買う。執事に叱責されてしまったが、はてこれは何に使うのか。
 と、このへんで年1回だと思っていた占い師の2度目の訪問があったので、ふたたび占ってもらうことに。な、て、「手品師」だとぅ!?いや、なにも言うまい…
 武闘会で自信をつけたので、試しに武者修行に行かせてみたが、やはり実戦闘となると現在のステータスでは厳しいようだ。なにせ攻撃力と魔力が絶望的に低い。あまり欲を出すのはやめるか…
2012/01/18 (Wed)13:57
 バルドスカイの人物紹介後編行っちゃうよー。

・ジルベール ジルベルト
 ポストゲンハ。のはずが…序盤からセコい小悪党ぶりを遺憾なく発揮し、最終的に「愛すべきチンピラ」へと身を墜とすことに。うざい性格や言動などは、きーやん…もといかーやんのイケメンボイスですべてが許されてしまう。というか俺が全力で許す。全ヒロインから敵視された挙句、フルボッコにされ「炎天下の道路で干からびてるカエル」とまで称される末路を辿るとは、よもや最初のルートをクリアした時点では想像できなかっただろう。

・久利原 直樹
 善人かと思ったら敵でした枠。通称「開始5分で即子安」。悲惨な出自からはじまり、すべてを投げ打って地球環境の改善に取り組んでいたら人類滅亡の片棒を担がされていたというカワイソウな人。でもロリに泣きすがる姿はどう見ても犯罪です。仮想でもリアルでも2刀流で無双しちゃう体育会理系科学者。ていうか人生のすべてを研究に費やしてたなら、その義体相手に単騎で無双できるトンデモ戦闘力はどこで手に入れたんだ。

・ノイ
 みんな大好きのいてんてー。ロリコン認定証の持ち主として、「れいぷごっこやえすえむごっこ」の誘いを受けざるを得ないッ…!輪姦された直後だというのに、サッパリした顔つきで「あんなものでは、私からは何も奪えん」という台詞は、グレさんの大好きな小説「神は銃弾」のヒロインの台詞「あたしの身体を得ることはできても、残りは永遠に得られない」を思い出させ、いたく感動してしまった。ていうか平素ではあんなだけど、ノイ先生って「イイ女」だよな。大人というか。イチオシです。

・グレゴリー神父
 カリスマのある悪役担当。「メイドといえばチェーンソー」もとい「神父といえばチェーンソー」とばかりに両腕からチェーンソーを生やす姿はまさしく狂気。チェーンソーは本来殺傷目的には向かない、というツッコミは野暮というものだろう。たぶんノインツェーンはフィクションでしかチェーンソーを知らなかったんじゃないかなあ。わざとらしい若本喋りは慣れればこれはこれで。まさか終盤も終盤でコメディリリーフになるとは思いもしなかった。コ・ン・ニ・チ・ワーーー!

・橘 聖良
 うさんくさいけど善人でした枠。究極のダメ人間。ひきこもりすぎて、リアルで生活するのにリハビリが必要になるほど。しかも人智を超えたレベルのゲーマー。駄目だこいつ早くなんとかしないと…!箱舟計画なんつー代物を即時実行したがるあたり、フォースの玲佳社長の血縁なんだろうなあとしみじみ思う。同じ思想の持ち主でも立場が違えば味方足りえる好例、か?貴重な年増枠なので、一部のファンに根強い人気があるとかないとか。

・桐島 勲
 直情バカの見本。指揮官なのに前線に出ちゃう大艦巨砲主義。悪人ではないけど思い込みの激しさゆえに最悪の行動を取ってしまう超迷惑な人。「清城の未来は任せろー(バリバリ←トランキライザーの起動音」「永二&聖良<やめて!」千夏ルートのパラダイムシフトの演出はともかく、曲調とあのヒゲ顔が超絶似合わないのはどうにかならなかったのか。正直、バッドエンドルートでの永二おとーさんとの戦闘のほうが燃えたのは悲しい事実だと思う。

・門倉 永二
 うさんくさいけど善人でした枠その2。おとーさんは息子が心配になるとすぐシュミクラムで無双しちゃうの。常に家族のことを考えていながら、自分のために言い訳しないという、父親の鏡のような男。桐島の親父とは大違いだ。豪放な性格に潜む不器用さも萌えポインツ。そりゃあ母さんも惚れるわけだ。外見がちょっとウルヴァリンに似てる。甲も成長したら父親似になるんだろうか。眉毛とか。

・シゼル ステインプレッシェル
 人物チャートでフルネームがあるのをはじめて知った。少佐の階級に恥じぬメスゴリラっぷりを作中で遺憾なく発揮してくれる殺人マシーン。捕虜を死ぬ寸前までフルボッコした挙句、チ○コもいだりする危険人物。ひとたび戦場から離れるとフリフリのドレスや甘いケーキが大好きな乙女に変身するのはもうどこから突っ込んでいいやら。たぶん辛い幼少期の経験が倒錯した人格を形成したものと思われる。

・モホーク
 インディアン枠。なんだそれ。地雷で両者の退路を絶ってから決闘に持ち込むといった、グレイ・フォックスばりのロマンチスト。口癖の「うむ」「よし」は汎用性が高いと思う。「よくわからんがよし」はさすがに投げやりすぎだと思うが。出番の少なさが偶に瑕だが、徹頭徹尾イイ奴なので、地味に人気があると思われるキャラ。地味だけど。

・阿南 よしお
 悪徳政治家。別名バルスカのいじめて君。アセンブラに溶かされた挙句「らめぇ」とか言っちゃうレイプ要員。銭亡者なんだけど、こいつが企業べったりだったおかげでアークが好き放題できてた点(当人曰く「清城の発展に貢献した」)は評価できなくもない。どっちかっていうとアセンブラやトランキライザー絡みの陰謀は、早々に暗殺された米内のほうが御執心だったぽいしなあ。ゲス野郎なんだけど、必要悪って気もするそんなポジ。



 以上、グレさんがバルドスカイをひととおりプレイした雑感みたいなもの。
 そのうちイラストとか描くかもしれない。描かないかもしれない。カドクラ運輸の3悪人とか面白そうですよね。悪人…?いや悪党顔というか。(直後にシゼル女史の本気パンチが炸裂)死ぬ。
2012/01/16 (Mon)07:15
 気づけば仮想の戦場に立ち、鋼鉄の肉体を身に纏っていた。
 失われた記憶、呆然とする俺を「中尉」と呼び慕う女性の姿。
 リミッターオフ・エリア(制限なし区域)で受けた肉体的苦痛は脳にフィードバックされ、ネット空間上での死はそのままフラットライン(脳波停止)…現実での死に直結する。
 混乱し、うちひしがれ、わけもわからぬまま銃を手に自律兵器型ウィルスを排除していく。
 学生だった頃から現在に至るまでの記憶がすっぽり抜け落ちている。いや、学生だった頃の記憶さえ、穴あきチーズのように欠損部位が目立つ。
 若く青臭いメンタリティのまま戦火に取り残された俺に、女は言った。
「学生時代の記憶が残っているなら、この程度の雑魚は相手にもならないはずだ」と。
 シュミクラム…仮想空間上で戦うための鋼鉄の肉体は、そう呼ばれていた。
 悪意をもってばら撒かれた、意思を持たないウィルス・プログラムの群れをいなし、意識を現実世界にシフトさせる。
『ログアウト(離脱)』
 目を醒ました俺を迎えたのは、空気の冷めきった地下通路。俺を慕い支えた女性士官、そして機械に接続されたまま死を迎えた大勢の仲間たちだった。


 オープニング・シーケンス。

 青空の見えない街、清城市。
 さまざまな勢力と思惑が入り乱れるこの火薬庫で、ただの学生だった俺がなぜ戦場に身を投じていたのか。
 なくした記憶を取り戻すため闇医者の手にかかるも、思い出すのは瑣末な出来事ばかり。
 手がかりを求めて奔走する俺に、神父は言った。
「これが結末だ」


 物語の収束。

 すべての起点である「灰色のクリスマス」。
 第二世代ナノマシン「アセンブラ」の引き起こした悲劇。
 焼き払われた故郷。
 狂気に蝕まれた恩師。
 忘却の彼方に追いやられた「大切な想い」。

 破滅へと向かう世界。
 対立する、かつての友人たち。

 世界「0」の干渉。
 ノインツェーンの求めた「清浄なる世界」。

 結末を見届ける勇気はあるか。大切なものを守るために戦い続ける意志はあるか。
「どれだけ観測しても、2人が生き延びて結ばれる未来は見つからなかった」



  *** ***  *** ***

 えーまあ、こんなんで。バルドスカイの販促的な。
 ノリノリで恥ずかしい文章を書いてみましたが如何でしょうか。
 とりあえず前回告知していたサブキャラ雑感は次回に持ち越しということで。
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