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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2012/04/23 (Mon)06:45

『本来の世界のレイチェル・アンダーソン像』

 わたしの名はグレアム・カーライル、かつて救国の英雄と呼ばれた男だ。いまでは一線を退き、慎ましく隠居生活をしている身である。
 いまこうしてペンを手に取っているのは、なにを隠そう3人目の娘の成長をここに記そうと思ったからである。
 娘の名は、レイチェル・アンダーソン。
 見た目は年齢相応の少女ながら、その正体は妖精。
 この国が戦乱に揺れていたとき、ふとしたきっかけで妖精王と知り合ったのが運の尽き。若いながらも年金生活で日々を楽しく無為に過ごしていたわたしに、ある日妖精王がこの少女の世話を頼んできたのだ。丁寧なことに、執事役の遣いまで寄越して。
 かくして…突如10歳の娘を授かったわたしは狼狽しながらも、どうにかして一人前に育てようと誓ったのだった。

 娘を育てるにあたって、わたしは一つ目標を立てることにした。
 わたしにとっての理想は、どんな強敵にも負けない最強の戦士として育つこと。
 いかなる人間であっても、たとえ相手が魔物、いや神ですらも易々と打ち倒すほどの武人となって欲しい。それがわたしの願いだ。

 生まれつき魔術の才能があったレイチェルは、一度だけ魔術の授業を受けると早速武者修行へと出かけていった。彼女の魔法の威力は特筆モノだが、なにせHPとMPが低い。その戦闘法はカミカゼさながらで、一撃を外せば後がない危険なものだ。
 現に、執事のラファエルはしょっちゅう戦いに敗れて倒れた娘の救出に出かけていたようである。それとラファエルから、なにやらレイチェルが南部水郷地帯で怪しい連中と酒盛りをしているらしいとの不確定情報を得る。まさか不良どもとツルんでいるのでは…などというわたしの観測は甘すぎたようだ。
 レイチェルが付き合っていた相手は「魔王」だった、と知るのはもうちょっと後のことである。

 実戦で鍛えた経験がモノを言ったのか、レイチェルは収穫祭の武闘会にていきなりの優勝を果たしてしまった。わずか10歳の娘が、である。これにはわたしも驚きを禁じえない。が、優勝商品の至宝の剣をよろず屋に売ってしまったのはまずかったようだ。国王と将軍直々のお叱りを受ける。
 そして収穫祭の直後、わたしははじめて娘の「病気」に直面したのだった。先述のようにレイチェルは魔法戦特化、体力がとても低い。どうやら授業のストレスで病気になってしまったらしい、医師から注意を受けてしまった。

 レイチェルの戦闘能力向上は目醒ましく…11歳の誕生日を迎えるまでに、なんと武神を打ち倒すまでになってしまった。なんと彼女は武神をたったの2撃で滅ぼしてしまったという。我が娘ながら、末恐ろしい。
 もっとも紙装甲なのは相変わらずで、いまでもしょっちゅう倒れたところをラフィエルに救出されているようなのだが。
 そして11歳の誕生日を迎えたとき、レイチェルはマイヤから「魔界のリング」を授かる。これは魔法を使用してもMPが減らなくなる超強力なマジックアイテムで、これまでMPの不足からやられることも珍しくなかったレイチェルの弱点を克服することができるという。

 しかし病弱なのは変わらず、わたしははじめて娘をサナトリウムに連れて行った。自宅で安静にさせておいても良いのだが…レイチェルは、ラフィエルの付き添いのもとで大人しくしていると、とても落ち着くのだそうだ。
 それと若干ではあるが非行化の兆候が見えはじめてきた。先日などは勝手に買い物をしてくる始末で…とはいえ買い物に使った金は、もとはといえばレイチェルが稼いだものだし、いまや武者修行や武闘会での優勝賞金などで金にはまったく困っていないので、問題はないのだが。

 そこから先は、武者修行ついでに魔物を退治しては(たまに人間も退治していたみたいだが)、稼いだ金で勉学に励む日々が続いたようだ。とはいえ受ける授業といえば格闘、剣術、軍学、魔法など戦闘に関するものばかり。
 社交性や家事スキルなど一切身に着けることなく、おまけに戦闘に明け暮れる毎日が心をすさませていったのか、非行に走ってはわたしを困らせるという繰り返し。
 それでもどういうわけか父たるわたしのことを気に入っているようで、特になにかした憶えもないのだが毎年わたしの誕生日に欠かさずプレゼントを贈ってくれるという可愛らしい一面もある。まったく、女心というのはわからないものだ。

 戦闘訓練によって強靭な肉体を手に入れたレイチェルは15歳にもなると、いかなる攻撃をもものともしない無敵ぶりを誇っていた。いまのレイチェルに、かつての紙装甲の面影はない。
 気になるのは、戦闘能力向上に魔王が一役買っているという点だが…神学を学んでも信仰心が一向に伴う気配がないのはそういうことか?
 しまいにはレイチェルが話しかけただけで、旅人はおろか魔物、悪魔、ドラゴンに至るまで命乞いをして金やアイテムを差し出すようになったというのだから、末恐ろしい。いまにして思えば、レイチェルの未来はこのとき既に決まっていたのかもしれないが…

 そして、18歳。運命のときである。
 ある日、レイチェルはわたしの前から姿を消した。
 こっそりとレイチェルのあとを尾けていたラフィエルの言によれば、彼女は南部水源地帯の洞窟に住む地下王ガルバーとの壮絶な決戦の末それを打ち倒したが、自らの心の穢れゆえに闇に囚われたという。
 ガルバーに代わり「地下王」として君臨したレイチェルは、数年後に復活を遂げたガルバーの妻となり、人間として…いや妖精としての人生すらをも捨て去ったという。
 まあ…実に彼女らしい結末ではないか。妖精王に止められたので不可能だったが、本来ならば彼女には別の名前をつける予定だったのだから。そう、「ナンバー655・ブラック12」と。



  『最終成績』

血液型:AB型
誕生日:690年5月31日
子宮名:ジェミニ
守護星:風の妖精王

身長:161.90
体重:41.61
バスト:118.52
ウエスト:57.59
ヒップ:88.12

体力:999
筋力:999
知能:999
気品:999
色気:999
モラル:0
信仰:0
因業:999
感受性:999

戦士評価:452
戦闘技術:134
攻撃力:135
防御力:145

魔法評価:999
魔法技術:104
魔力:999
抗魔力:130

社交評価:194
礼儀作法:104
芸術:100
話術:30

家事評価:29
料理:8
掃除洗濯:10
気だて:11

最多訓練名:格闘術
モンスター殺傷数:326
母性:0
父との関係:55
執事との関係:94
王子との関係:0

総合得点:-1460





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無題
この記事、本当は先日の夕方にアップロードするつもりだったんですが、回線が異様なまでに重かったので無理ゲーでした。
日曜午後は鬼門なのか…
グレアム@仕方がないにゃあ 2012/04/23(Mon)06:49 編集
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