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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2020/01/16 (Thu)00:49


 
 
 
 
 
 俺様の名はクレイド・マクドゥーガル、考古学者にして正義の勇者だ。
 剣と魔法のファンタジー世界で、超古代に栄えていた機械文明の研究をしていた俺様は銃や車といったアーティファクトの再現を試み、それらのハイパーすごい道具の数々を使って悪党どもをぶちのめしまくっていた、いわゆるヒーローというやつだったのさ。
 
 
 
 
  >>クレイド:
「でもって、気がついたら巨大な魔方陣のド真ん中で目が覚めたわけなんだが?こりゃいったいどういうことだ?おいそこのハゲ、状況を説明しやがれ」
 
 
  >>絞首刑執行人ジャーヴィス:
「ハゲって言うな!いいか、おまえはイセリアルに取り憑かれていたんだよ。普通ならクソッタレのゾンビになっちまうところだが、おまえは運良く悪霊から、そして死からも逃れられたようだな」
 
 
  >>クレイド:
「イセリアルってなんだ?それに、ゾンビって?つーか、ここどこよ?アンタ何者?ナニサマ?」
 
 
  >>絞首刑執行人ジャーヴィス:
「…どうやら頭のほうは無事じゃいられなかったみたいだな。俺としては、おまえのような得体の知れんガキは首を吊っておくに越したことはないと思ってるんだが、我らが隊長は別の意見を持っているらしい。会って話をしてこい、彼はこの道の先の中庭にいる」
 
 
  >>クレイド:
「クッソー、一方的にわけわからんことをゴチャゴチャと抜かしよってからに!まあいいや、その隊長とやらに会ってくればいいんだろ?行ってきてやるよチクショー!」
 
 
 スタスタスタスタ。
 なにがなにやらよくわからないまま、クレイドはハゲに言われた通り隊長のジョン・バーボンとかいうオッサンに会いに行った。ていうかここ、なんかすげー暗いし超辛気臭い。ていうか臭い。
 
 
 
 
  >>クレイド:
「来てやったぞ。ボン・ジョーバンだかバン・ボージョンだか知らねーけど」
 
 
  >>ジョン・バーボン:
「ジョン・バーボンだ。さっきまで死にかけていたわりには元気そうだな?ジャーヴィスから聞いたと思うが、君は寸でのところでゾンビになりかけていたんだ。本来なら処分しているところだが、現在の我々は非常に苦しい状況にある。君の助けが必要なのだよ」
 
 
  >>クレイド:
「助けはいいけど、ここどこよ?サーク王国にこんな場所あったかね?それともノースウィンド?カイエル帝国?それともまさか、マリスキア公国かい?」
 
 
  >>ジョン・バーボン:
「何を言ってる?ここはデビルズ・クロッシング、グリムドーン後わずかに生き残ったケアンの人々が集まり、互いに支え合って暮らしている…まあ、難民キャンプのようなものだ」
 
 
  >>クレイド:
「ケアン?聞いたことのない土地だな、それにガラガラドーンだのなんだの、耳慣れない単語ばっかりだぜ。もうちょっとわかりやすく説明してもらえる?」
 
 
  >>ジョン・バーボン:
「どっかから急にやってきたイセリアルっていう悪霊と、クトーンっていうバケモノがケアンで喧嘩おっぱじめて、そのせいで人間が巻き添えで死にまくって超やべぇ。まじグリムドーン。イセリアルは人間をゾンビに変えるし、なんか他にもバケモノがうじゃうじゃいるし、マジこの世の終わりって感じ」
 
 
  >>クレイド:
「超わかりやすかった。どうやら俺様は異世界に来ちまったらしいな?いま流行の異世界転生?つうか異世界召喚モノ?なろう系ってヤツ?日食でも利用する?で、俺様はなにをすりゃあいいわけさ?」
 
 
  >>ジョン・バーボン:
「どうやら町を越えてすぐ先にある埋葬丘で、何者かがイセリアルの力を使って死者を復活させデビルズ・クロッシングへ送り込んできているらしい。その実態を調べ、可能であれば原因を排除してもらいたい。成功の暁には、君を仲間として我々のコミュニティに迎え入れようではないか」
 
 
  >>クレイド:
「よっしゃ、任せろ!俺様がバッチリ解決してきてやるぜ、なぜなら俺様はそう!あまりにも正義すぎて勇者だから!」
 
 
 威勢よく啖呵を切り、デビルズ・クロッシングを飛び出したクレイドは魔物蔓延るローワー・クロッシングの町へと足を踏み入れる。
 途中、ステータス画面を開いて自らの能力を確認するものの、まずその外見に絶句致すわけで。
 
 
 
 
  >>クレイド:
「ナニコレ!?この幸薄そうなハゲのオッサンが俺様だというの!?ちくしょう、3ds Max用だけじゃなくBlender用のプラグインさえあれば適当なモデルに差し替えることもできるというのに!ていうか3ds Maxなんてそうそう持ってるヤツいねーよ!割れがデフォのロシア人じゃあるまいし!」
 
 
 などと文句を言っても仕方がない。
 ローワー・クロッシングに到着した途端、クレイドは生きる屍たるウォーキングデッドと遭遇する。多数のゾンビを前にしたクレイドはしかし、一つの問題に直面したのであった。
 
 
  >>クレイド:
「つーか顔だけじゃなく、装備もこの世界ナイズされてるっぽいんだけど?なんか洋ゲーの初期装備っぽいショボイもんしか身につけてないんですけど?俺様が常日頃愛用している、拳銃とか防弾コートはどこへ行ってしまったのかしら?ていうか俺様、剣とか使ったことないんですけど?って、アッバアアァァァァァーーーーー!イヤアァァァーーーー!!」
 
 
 ガブガブガブガブ。
 攻撃手段を持たないクレイドはあっという間に囲まれ、ゾンビたちに貪り食われてしまったのであった。
 
 
 
 
 

 
 
 

Grim Dawn

-異世界勇者之終末奇譚-

第一話

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 次に目が覚めたとき、クレイドは闘技場のような場所で超でかいオッサンに見下ろされていた。
 
 
  >>ローカー:
「憐れなり、異界の勇者よ。ハードコアモードで死亡するなどとは…しかし、その魂をみすみす失うのは惜しい。いまいちどケアンの地に降誕し、己の使命を果たすがよい」
 
 
  >>クレイド:
「えーと…アンタ、誰?」
 
 
  >>ローカー:
「我が名はローカー、この坩堝の主である」
 
 
  >>クレイド:
「ま…わが…ゴメン、漢字が難しくて読めない」
 
 
  >>ローカー:
「My name is Lokarr, the master of the Crucible.」
 
 
  >>クレイド:
「日本語でおk」
 
 
  >>ローカー:
「帰れ。」
 
 
  >>クレイド:
「スイマセン…」
 
 
  >>ローカー:
「君の足元に転がっている死体を調べるといい。その者は我がアリーナに挑戦し、力及ばず果てた戦士の末路。君にとって有用な装備を身につけているであろう。それをもって、ふたたび彼の地の戦いへと赴くのだ」
 
 
  >>クレイド:
「ゴソゴソ…(死体からアイテム漁り中)ところで、ここはアリーナ…闘技場なのかい?モンスターと戦って報酬を得る、的な?俺様も挑戦できるのかな?」
 
 
  >>ローカー:
「我がアリーナに挑戦するには、今の君はあまりにも無力すぎる。慣れぬ剣しか持ち合わせていなかったとはいえ、レベル1のウォーキングデッド如きに無抵抗で殺されるようではな…しかし、君には素質がある。いつかまた、力を身につけてから訪れるといい。そのときは挑戦者として君を歓迎しよう」
 
 
  >>クレイド:
「レベルアップしてからまた来いってことか。わかったよ、じゃあな。あばよ!」
 
 
 そしてクレイドはふたたびケアンの地…ローワー・クロッシングへと舞い戻ったのであった。
 
 
 
 [次回へつづく]
 
 
 
 
 

 
 
 
 どうも、グレアムです。なんの脈絡もなく唐突にGrim Dawnのプレイ日記なぞ書いてみようかと思いついた次第。デスクトップ環境の復帰ついでに軽い気持ちで手を出したらうっかりハマッてしまったので、長らく開発が続いていた本作もDefinitive Editionの登場でいちおうの完結を見たことであるし(といっても俺はまだAshes of MalmouthとForgotten Godsは購入してないんですが)、今だからこそあえてロールプレイ重視のリプレイ記という体裁でやってみようというコンセプト。
 今回の主人公であるクレイドはファンタジー世界で銃を使う邪道なクライム・ファイター(自称:勇者)です。なんの因果かケアンの地に召喚され、陰惨極まる洋ゲー世界で戦うことになります。要は異世界人が別の異世界に召喚されたという形になりますが、異世界召喚ガチャとしてはGrim Dawnの世界は相当にハズレな部類だと思いますね。
 
 
 


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