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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/11/24 (Sun)03:22
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2017/11/26 (Sun)18:35







 戦乱の地カルラディア…
 かつて大陸を支配したカルラディア帝国の滅亡により、六つの王国が覇権を巡り争うようになってから時既に久しく、いつ終わるとも知れぬ戦争の日々に民衆は疲弊し…まあそんな御託とはあまり関係なしに、なんとなく戦争の集結と大陸の支配を目論む没落貴族の末子がいまここ、ロドック地方(大陸南西部)の山道を放浪していた…



オフィーリア:
「ボルチャ!ボルチャめはどこぞにおるか!」



 

 『オフィーリア(=主人公)』
 本名オフィーリア・ペスティス・クルエント・デ・カバル。
 父親はロドック地方の貴族カバル家の当主だったが、同時に邪神を崇拝する邪教集団の教祖でもあり、そのことが露見し両親ともども異端尋問にかけられ処刑された。難を逃れたオフィーリアも呪いによって身体が影のように黒く染まり、以後、残された僅かな家臣とともにカルラディア大陸を放浪する日々を送っている。
 性格はわがままで強欲で世間知らず。傍若無人を絵に描いたようなお嬢様だが、戦闘能力だけは滅法高く、長大な二振りの野太刀を大小のように腰に差している。



 

 『ボルチャ』
 オフィーリアの世話係、カーギット地方出身の馬泥棒。
 かつてオフィーリアの両親が健在だった頃に屋敷に泥棒に入ったところを捕らえられ、罪を不問とするかわりに家臣として仕えることを強制された。
 犯罪者でありながら常識をわきまえており、世間知らずなオフィーリアに市井の事情を説く良識的な一面も。



ボルチャ:
「お嬢、お呼びですかい?」

オフィーリア:
「ふと思い立ったのじゃ。妾はこの大陸を統一し、今はなきカルラディア帝国の女王の座を目指してみようかと考えておる」

ボルチャ:
「お嬢、滅多なことを言うもんじゃありませんや!無茶にもほどがあるってもんでさぁ!」

オフィーリア:
「なんじゃとう!?ええい、マルニド!マルニドはおらんか!」



 

 『マルニド』
 オフィーリアの世話係その2、行商人。
 移動中に盗賊に襲われた挙句、仲間の行商人に荷を持ち去られた悲運の男。最後の5デナルがどうのと酒場でクダを巻いてるところをオフィーリアに見初められ、なし崩し的に家臣にさせられた。
 特に戦闘能力が高いわけでもないのに、戦場では一番戦果を上げる謎補正つき。またボルチャと仲が良く、ホモ疑惑が持たれている。



マルニド:
「お嬢様、如何されました?」

オフィーリア:
「妾はのう、カルラディアの女王を目指そうと思うのじゃ」

マルニド:
「いやー…やめておいたほうがいいと思いますよ」

オフィーリア:
「おぬしもそのように申すか!ええい、レザリット!レザリットー!」



 

 『レザリット』
 オフィーリアの教育係、伯爵家の次男坊。
 ベージャーの訓練教官だったが体罰上等な熱血ぶりが災いし職を追われ、放浪していたところをオフィーリアの父に拾われ武装信者の訓練と娘の教育を任せられた。
 軍の規律を守るためには鞭打ちや縛り首は当たり前という主義で、暗黒時代たるカルラディアにおいてさえ「余所でやれ」と言われてしまうブラックな鬼教官。



レザリット:
「どうされました、お嬢様?」

オフィーリア:
「妾はのう、カルラディアの女王を目指そうと思うのじゃ」

レザリット:
「ハッハッハッ。お嬢様、冗談というのは多少の真実味がないと面白さが減じますぞ」

オフィーリア:
「冗談ではないというのに!メレブ、メレブー!」



 

 『ジェレムス』
 オフィーリアの専属医師、民間療法の達人。
 カルラディアにおいて理解に乏しい医術の実践者ゆえ煙たがられていたところをオフィーリアの父に拾われ、以後カバル家の家臣として医療に専念するようになった。
 腕は確かなのだが頑固で高圧的なうえ、血圧を下げるのに蛭を使ったり解剖用の死体をもらって喜んだりと色々アブない面も目立つ奇人。



オフィーリア:
「おお、おったかメレブ!」

ジェレムス:
「…… …… ……」

オフィーリア:
「ダンジョー、じゃない、冗談じゃジェレムス」

ジェレムス:
「…して、この大ジェレムスにいかなご用件かな?」

オフィーリア:
「妾はカルラディア帝国の女王となるべく行動しようかと考えておる」

ジェレムス:
「左様で。お嬢様が戦死した暁にはこの私が立派に解剖し、医学研究の礎としてお役に立てましょう」

オフィーリア:
「それはどういう意味じゃ!?ええい、誰かマトモに話を聞く者はおらんのかー!」



 

 『ロルフ』
 家臣その他1、自称男爵。
 いろいろ複雑な背景の持ち主だが、複雑でわかりにくいうえ本人の言動が若干アレなので誇大妄想の強い賊のオッサン扱いされることが多い。平民に呼び捨てにされるとキレる。



 

 『ニザール』
 家臣その他2、自称詩人。
 あちこちで女をコマしては旦那衆に恨まれる生粋のスケベ、よせばいいのに大方人妻を寝取る天性の間男。ただし女に対しては真摯でロマンチストな一面もある。



ロルフ&ニザール:
「「お嬢様、お呼びですか」」

オフィーリア:
「いや、おぬしらは呼んでおらん」

ロルフ&ニザール:
「「そんな…」」

ロルフ:
「ときにお嬢様、私めをこのスケベ男、いわゆるエッチマンと二人一組のセットで扱うのは止めていただきたい」

オフィーリア:
「却下する」

ロルフ:
「そんな…」



 この二人が何時カバル家の家臣となったのか、きっかけは何だったのか、そのことは誰も知らない。オフィーリアはおろか本人たちも覚えていない。



マルニド:
「レザリット、あなたはお嬢様の教育係なのでしょう?いったい、どんな教育をすればあんな無謀を口走るようになるんですか」

レザリット:
「それはお前アレだ、帝王学とかな」

マルニド:
「おもに貴方の責任じゃないですか!!」



 まあ、それはともかく…






レザリット:
「お嬢様、もし本気でカルラディアの女王を目指すとして、いきなり武力で諸侯の領地に攻め入るのは関心しませんぞ」

オフィーリア:
「なぜじゃ?」

レザリット:
「お前マジか。いえお嬢様、それをやってはただの暴れ者の成り上がり、数多の王侯貴族ひいては民衆の感情に良くない印象を残します。未来永劫、お嬢様を女王と認める者は現れますまい。まずはお嬢様が女王に相応しい器の持ち主であることを認めさせるのが先決ですぞ」

オフィーリア:
「そんなこと言われてものー。どうすれば良いのじゃ?」

レザリット:
「酒場でクダ巻いてるゴロツキ(=コンパニオン)を適当に引っ掛けて、お嬢様の素晴らしさを説く草の根運動をさせるのです。だいたい、ああいう連中は独自のコネを持っておりますから、片っ端から声をかけて宣伝させれば、そのうちカルラディア全土がお嬢様の噂で持ちきりになることでしょう」

オフィーリア:
「なるほどのう。しかし、いったいどういう宣伝をさせるつもりなのじゃ?」

レザリット:
「それは頼む相手によるでしょうな。たとえば私めならば、お嬢様が優れた軍事的手腕を発揮し、カルラディア全土を支配するに足る力量と権威を兼ね備えた存在であることを各国の名士たちに説いて回るでしょうし、マルニドであれば、お嬢様が宴や回遊で税を無駄遣いするような人物ではないことをギルドや商人に納得させることでしょう」

オフィーリア:
「しかしのう、それでは頼んだ相手によって内容に食い違いが生じることもあるのではないか?」

レザリット:
「でしょうな。それにもし、どこぞのボンクラ貴族の末裔が貴族の権威の強化を方々に約束したならば、貧ゆえに盗みを働かざるを得ない罪人の肩を持つボルチャは面白い顔をしないでしょうし、手癖の悪い小娘が略奪や浪費を賞賛するような噂を吹いて回れば、ジェレムスは熱した鉄のように顔を真っ赤にして怒るでしょう。とはいえ、その程度のことで彼らが忠臣としての誓いを撤回するような事態には至らぬでしょうが」

オフィーリア:
「だとしても、相反する噂が蔓延するのは良くないのではないか?」

レザリット:
「問題ありません。どだい、政治家が公約を守ったことなどないのですから」

オフィーリア:
「それもそうじゃのう」







 かくして…

 どうも、グレアムです。現在プレイ中のMount and Blade: Warband用MOD、Call to Arms(略称:CtA)でのロールプレイ妄想をちらりバッチリとしたため候。例によってプレイヤーの一部装備、及び外見は他MODから移植したり自前で改造してたりします。すっかり気に入ってしまったWezaleffちゃん風スキン、いちおう目にはスペキュラマップを設定してるけどあんまり光ってはくれなんだ。というかM&Bはマテリアル設定まわりがOblivionよりだいぶ面倒臭い。
 今回は独立プレイを目指しているのですが、いきなり戦争もアレなのでまずは各国の動静を見つつ街や村との友好度を高めたり、上に書いたような感じでRight to Ruleを上げるために酒場でコンパニオンを引っ掛けてはパシらせています。
 ただコンパニオンの布教活動には二週間ほどかかるうえ、一度に一人しか送り込むことができないので時間がかかるんですよね。今回はじっくり腰を据えてプレイする予定なので、地道に布教活動させつつ(今のところは)名君としてカルラディア各地を訪れる日々です。
 布教の面白いところは、コンパニオンが布教する内容によって他のコンパニオンが不平を洩らし士気が低下することがあって、その相関関係が相性とはまた別に設定されていることです。
 たとえば上記六人の組み合わせは相性の悪い相手がいないため相性問題で士気が下がることはないのですが、ボルチャの布教内容にレザリットが難色を示し、ジェレムスの布教内容にはニザールが文句を言います。凝ってますよねー、本作は、こういうところ。

 街や村との友好度上げについてはクエストを受けたりトーナメントで優勝したり、なんだり。CtAでは酒場ワインと同じ感覚で資金援助によって村の友好度を地道に上げてくことが可能なんですが、何と言っても一番有効なのが盗賊退治。
 ただ一度のお布施で友好度が10上がり、しょっちゅう村が盗賊に襲われてる1860's Old Americaの感覚に一回慣れてしまうと、Native準拠のスローペースぶりはやはり寂しいものがある…
 諸侯の友好度上げはいまのところ保留。そこまで手を広げたらキリがないし、今回は諸侯を配下に置かず全員ブチ込む(無謀すぎる)独裁プレイを検討しているので。

















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