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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2016/10/23 (Sun)03:55





 俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
 盗賊ギルドに所属していた俺はギルドマスターのメルセルに嵌められ、危うく命を落としかけた。同じくヤツの罠にかかって逃亡生活を送っていた女盗賊カーリアに協力することになった俺はメルセルに殺された前ギルドマスターのガルスが残した手がかりの謎を掴むため、ウィンターホールドへと向かう。
 ウィンターホールドの宿屋にて、相棒のボルガクにちょいと長い昔話をしたところから物語は再開する…










 しばらくウィンターホールドの宿屋「フローズン・ハース」に張り込んでいた俺たちは、数日後に探していた人物エンシルを発見する。彼はウィンターホールド大学の魔術師で、生前のガルスと親交があった人物だ。
 事情を説明し、得体の知れない文字で書かれたガルスの手記を渡す。
「ガルスは私の個人的な友人だった。ギルドの事情は知らないが、謀殺されたとあっては見てみぬふりをするわけにもいくまい。ふむ…これは、どうやらファルマー語で記されているようだな。スノーエルフの言語だ」
「ん、ちょい待ち。いまファルマーをスノーエルフと言った?」
「ああ。ファルマー、あるいはファルメルはかつてスノーエルフと呼ばれる種族だった。彼らはノルドとの戦争に敗れ、地下深くに潜ったところでドワーフと遭遇し、彼らの奴隷となった。かつて美しい姿だったスノーエルフがあのような醜い姿に変貌したのは、ドワーフのファルメルに対する過酷な扱いを象徴しているのだろう」
「なるほどねぇ…ドゥーマーの遺跡に棲んでることが多いのはそういうわけかい」
「詳しく知りたければファルメル研究の本を買うといい。安くしておくぞ?」
「商魂逞しいな!一冊ください」
 そんなやり取りを挟みつつ、やがてエンシルは言った。
「おそらくガルスはファルマー語に関係する、何らかの仕事を計画していたのだろう。が、あいにく私はファルマー語が読めない。ドゥーマー研究の第一人者である、マルカルスの老カルセルモなら解読できるかもしれない」
「あのドワーフフェチのジーサマか。マルカルス…あんまり行きたくないなぁ」
 かつて俺はフォースウォーン絡みのイザコザに巻き込まれ、マルカルスでは大変な目に遭っている。シドナ鉱山に幽閉されていたフォースウォーンの一味の脱獄の手助けをした嫌疑をかけられているし、正直、あまり近寄りたくなかった。
 脱獄したマダナックは後日、俺自身の手で始末したんだけどね。
「まあ、この状況を放っておくわけにもいかんしなー。盗賊ギルドでのシノギを続けるためにも、メルセルのおっさんにはキッチリけじめをつけてもらわんとのー」

 といって、寄り道好きな俺のこと、すぐにマルカルスへ向かうはずもなく。






「あらためて一望すると、大変な光景だねぇこりゃ」
「大崩壊の爪痕か。村の住民は魔術大学が引き起こした災厄だと言っているが、実際のところ、どうなのだろうな」
「不良学生のつまらない実験で起きたって可能性もなくはないけどね。あるいは内部に入り込んだアルドメリのスパイによる破壊工作か。けどまあ、たんなる自然災害だと思うけどなあ」
 ウィンターホールド大学へと向かう道すがら、半壊した街の惨状を前に俺とボルガクは意見を交わす。
 もともと脳筋、筋肉至上主義なノルドたちは魔法に対する不信が根強い。
 大崩壊と呼ばれる災害が街を襲い、それが過ぎ去ったあと、大学の建物だけが何の被害もなかったようにピンピンしていれば、まあ、ノルドたちが大学の魔術師たちを疑うのも無理はないだろう。なにせ魔術師たちは好奇心と探究心が旺盛で、彼らの実験で街の住民が迷惑を被ることもあるのだから。
 とはいえ、かつてウィンターホールドが栄えたのは大学の威光あってのことだし、大戦の際には積極的にアルドメリとの戦いに参加した魔術師たちにとっては甚だ面白くない話だろう。






 大学の魔術師であるファラルダに案内され、構内へと入る。
「見て見てボルガクさん、凄い像だねぇ。躍動感溢れるというか、このローブの造型を見てくださいよ。マクファーレンって感じ」
 ちなみにウィンターホールド大学は誰でもその敷地を跨げるわけではない。本来ならば適性を証明するための試験を受ける必要があるのだが、なんか面倒臭そうだったので、口八丁で適当に誤魔化した。
 晴れて魔術大学の一員となった俺は簡単なテストを受けたあと、ミーティングでサールザルの遺跡へ向かうよう指示される。
「サールザルといやあ、俺が集めてるゴールドール・アミュレットの最後の一片がある場所じゃないの。カギかかってて入れなかったんだよねえ、まさか大学の所有地だったとはなあ」
 もとより用があった場所、なんという好都合。
 ついでなので、書庫で本の取引をする。
「おっさん、妖精族の一巻と二巻ある?」
「残念ながら」
「そっかー…」
 申し訳なさそうに首を振る書物の管理人、オークのウラッグ・グロ・シューブ。
 おそらくは資料的価値のないもの、あるいはダブッたものを販売しているのだろう、そのへんの本屋より貴重品が入ってくる可能性は高そうだが…
「気長に探しますか」
 ちなみに妖精族とは、アルゴニアン報告を書いたウォーヒン・ジャースの著作の一つで、魔法の羽ペンに人生を狂わされた書記官の物語だ。特にレアものだと聞いた覚えはないが、俺はいまもって最後の三巻目しかお目にかかっていない。読んだ瞬間に引き込まれ、碌に値段も確認せず購入したのだが、果たして一巻と二巻が手に入るのはいつになるやら。










 大学を出てサールザルへ向かおうとしたとき、エルダードラゴンの襲撃を受ける。
「巨大トカゲめ…空を飛び回ったところで、攻撃が当たればどうにでもなるってことを教えてやるぜ!」
 満点の星空の下、巨大なドラゴンとの激しい攻防を制した俺は相手から魂を吸収する。たまに忘れそうになるが、俺は伝説のドラゴンボーンなのだ。










「やったか!?」
「おうよ」
 遠方から弓で援護してくれていたボルガクに、俺は余裕の笑みでこたえる。
 なにより今回はドラゴンの狙いが俺たちではなく、周辺を徘徊していたフロスト・トロールだったこともあり、さしたる苦戦もせずに葬ることができた。戦利品はたったの金貨五百枚だったが。







 ふたたびサールザルへ向かう道中にて、サイトレス・ピットという洞窟を発見したので、ボルガクを入り口に残して内部に侵入する。






 入り口には山賊たちの死体が三つほど転がっていた。
「弓で致命打を受けているな。こいつは…ファルメルの矢か?」
 厄介だな…俺は舌打ちする。






 先へ進んだところでシャラウスを引き連れたファルメル・ウォーモンガーと対峙、激闘の末にこれを破る。
「まさかドゥーマーの遺跡と繋がっていたとはな…ファルメルがいるはずだぜ。いてて…うっかり二刀流で斬りかかったらこのザマだ、強いんだよ、こいつら。たいしたモン持ってないくせによ。ひょっとしたら、さっきのドラゴン相手より苦戦したんじゃないのか…」
 ひさしぶりの活動とあって勝手を忘れており、不慣れな近接戦闘での大惨事である。
 その後は隠密弓による狙撃で慎重に敵を葬りながらの行動となった。






 プラネタリウムのような輝きを放つ天井は一見して幻想的だが、その正体はシャラウスの分泌した体液であり、実態は幻想とは程遠い。
「ドゥーマーの宝箱もなー、仕掛けは凝ってるんだけどなー。これでけっこう、ガラクタしか入ってなかったりしてね。労力に見合わんよなあ」
 サイトレス・ピットの深層、洞窟に巣食うファルメルたちを一掃してのトレジャー確保。
 有り余る財宝を期待したいところだが、そんなにうまい話はそうそうあるわけがない。たいした物が手に入るでもなく、ほぼ骨折り損のままの脱出と相成った。






 外に出て深呼吸、空気がうまい。冷たい風が吹きつけるも、吹雪はやみ、空はすっかり明るくなっていた。
「ちょうどいいや、ここいらの夜は暗すぎて、前が見えないもんだからね。写真うつりも悪いし…まあそれはともかく、ボルガクさんを呼んで、サールザルへ向かうとしますか」

 寄り道ばかりのトカゲ旅、大団円を迎えるのはいったい、いつになるやら…





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 どうも、グレアムです。超ひさしぶりのSkyrim記です。
 あんまりひさしぶりなもんで、基本操作の確認からはじめていたもんですから、とりあえず肩慣らしにとダンジョン一つ攻略しての短い記事となりました。
 なんせ前回から半年ぶりですもん。なにがなにやらですよ。
 じつは思いつきでちょっとしたMODを作ったんですが、今回はお披露目の機会がなかったので、次回にネタを一つ持ち越しとします。














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