主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2016/10/17 (Mon)15:34
どうも、グレアムです。独自色を出そうとするとスプライトいじりが止まらない。
俺はレベルデザイン自体を凝るタイプではないので(ツクールでもシステム関連はほとんどいじったことがない)、どうしても見た目のインパクトで勝負してしまいたくなるんですよね。というか動作がバギーなシロモノが多いHotline Miami 2のユーザー製作レベルの中にあって、安定したプレイが可能であれば及第点はつけれるんじゃないかなという気がしている。
そんなわけで今回はユーザー製作キャンペーン「Mating Season 2」を紹介。公開時にDLしてあったのだけど、力作を全力で受け止めるのは骨が折れるので、このたびようやくプレイの運びとなる。
ストーリー…
前作にてRichterはCoreyと結ばれ、仲間と安息の地を手に入れる。しかし、物語はハッピーエンドでは終わらなかった!
Mating Seasonから25年後。核によって荒廃したマイアミはネオ・マイアミと名を変え、アメリカはPaldo将軍が統治するパルドメリカと化していた!Paldoはバミューダ・ミューティレーター軍団を使って圧政を敷き、世の女性をすべて誘拐し自分のものとしていたのである!
これに立ち向かうのはHotline Miami 2の第二世代、かつてマイアミで活躍していたプロタゴニストたちの子孫である。その中心となるのはそう、RichterとCoreyの息子、Corctherだ!
…という、非常に頭が痛くなるプロット。
全編に渡って怪電波毒電波が満ち満ちており、その高い難易度もあって、プレイには大いに人を選ぶであろうことが予測される。メタネタも多く、アダルトなシーンも容赦なく挿入される。ああ挿入ってそういう…ええとSteam的にこれはOKなんでしょうか。
ハッピーエンドでは終わらせない、夢で終わらせない
サイボーグと化したColonel Paldoの宣戦布告
RichterとCoreyの悪魔合体、なんでこんなもの描いた
ゼブラ模様の鼠マスク、これが本当のZebratだ!
テレポーターの事故でタコ化したHammarin
見た目は悪いがその触手は女性を悦ばせる…らしい
同じくテレポーターの事故でバンと同化したMark
頭の弱い電波系弟と肉体派姉の新生Swan姉弟
ロシア製のボディに日本人が魔改造したAIを搭載
実際に操作できないのが不満だったNinja Girl Bot 3.0
G.R.I.P.プロトコル起動、最終兵器The Sonレッツゴウ!
とまあ、適当に画面写真を列挙しても本作のクレイジーさが窺えると思います。
難易度もクレイジーで、ジャングルの木陰に隠れて見えない犬とかいうド外道な芸当を初っ端からお出ししてきます(見えづらいのではなく、本当に見えない)。また、どの配置オブジェクトが射線や視界を通すのかが判りづらいという2Dゲーム特有の仕様も相まって、基本的に近接戦がメインの本作(Tony譲りの鉄拳を駆使するCoachter、ナタで戦うSwan姉)において苦戦を強いられることになります。
ていうか、Evan仕様のSwan弟レベルはRageモードでないと倒せないデブは配置しちゃダメでしょ…というように、「基本的にRageモードを使わなくてもクリアは可能なはず」などというナイーブな考えは捨てなければなりません。
なんか文句が多いようだけど、そりゃあ、これを全部ちゃんとクリアしたら文句の一つも言いたくなるよ!俺クリアしたかんな!?ハッピーエンド後の最終レベルも含めて!クレジット画面見たかんな!
最終レベルは本編のPig butcher編で登場した二挺拳銃のSWAT隊員(ダウン追い討ちの処刑でないと死なない)を三人同時に相手にしなければならないという超絶クレイジー仕様で、しかもゲーム開始後一秒でもその場に留まっていたら死ぬという、最早自作改造マリオの領域に達している外道ぶりです。
ともかく、クレイジーなストーリーと、クレイジーな難易度を求める諸兄にオススメの一作です。クリア後の達成感はなかなかのものです。
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