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2015/06/23 (Tue)10:24
だいたいやれることはやった。
どうも、グレアムです。Steamにて無料公開されている早期アクセスゲーム「Unturned」を最近プレイしはじめたので、雑感をレビューしたいと思います。ちなみにシングルプレイのみ、安定版の2.2.5。
基本的にはローポリ表現のDayZクローンといった感じで、そこにMinecraft的なアイテム作成や建築要素が加わったもの(マイクラ風と言っても地形を盛ったり削ったりはできない)。
現状でかなり小奇麗に纏まっており、動作も安定している。基本的にこのテのF2Pってのは地雷の見本市みたいなもんなのだが、本作に限ってはかなり丁寧に作られている印象だ。オプション項目も充実しており、グラフィックからキーのカスタマイズに至るまで細かく設定できるあたりは好印象(ただしマウスのサイドボタンにキーをバインドできないのは残念)。
課金によるプレミアム・アカウントで経験値やアイテム出現率増加、と聞くと「無料では相当不自由な調整がされてるんじゃないか」などと邪推してしまうのだが、一通りプレイしたところそういった不便はまったく感じなかったため、課金はあくまで付加価値のついた「開発者へのお布施」と捉えるべきだろう。
とりあえずDayZ風のゾンビサバイバルを遊んでみたい、という人には気軽にオススメできる一本だ。
ゲームバランスに関して言えば、「序盤が一番厳しく、装備が整ってくると拠点を構築してアイテムを貯蓄するくらいしかやることがなくなる」というこのテのゲームのセオリーを丁寧になぞっている。これはまあ、仕方のないところだろうか。
現行マップはけっこう狭く、全体を一周することはそれほど難しくはない。そのかわり密度はけっこう濃く、全体にバランスよく拠点が配置されており、それぞれが違った特色を持っている。このあたりも本作を遊びやすく感じる一因だろう、すくなくともDayZのように「2~30分走り続けても何も見つからない」というあの徒労を感じることはないわけだ。
アイテムクラフトに関してはMinecraftやTerrariaのセオリーをなぞっており、レシピを知りたければWiki等を参考にするしかない。相も変わらずのこの仕様は誰得なんだと思うが…外部サイトを見ながらのゲームプレイを強要することに開発者が疑問を持たないってのはどういうわけだ?
以下、個人的なTips。
銃火器はほぼアサルトライフルのZubeknakov(AK-47)一択だと思う。おすすめのアタッチメントはサプレッサーと6xスコープ。遠距離から静穏殺傷できる。普通のゾンビなら頭部に一発、軍装ゾンビでも二発当てれば倒せる。が、カタナならスキルを1上げれば右クリックを頭部に当てて一発で倒せるので、弾薬を温存したいならそちらを利用していきたい。
Zubeknakovの最大のメリットは民間用弾薬を使うことだ。他二種のアサルトライフルはミリタリー・グレードの弾薬を使用し、これは民間用弾薬よりも重量が重い。特に威力や精度が高いわけでもなく、また入手頻度も民間用弾薬のほうが高いため、あえてミリタリー・グレードの弾薬を使うメリットがないのだ。
ちなみにTキーのアタッチメントHUD(Crysisまんまで驚いた)から弾倉を選べば、装填された弾をインベントリに戻すことができる(空の箱型弾倉が装填されていた場合はその場に落とす)。意外と見落としがちな操作である。
とりあえずマップ全体を回り、全スキルレベルをMAXまで上げ、拠点を構築し大量の金庫を配置してあとはアイテムを貯めるだけという不毛極まりない環境を作ってしまったため、そろそろベータ版に移行しようかと思う。
ショットガンの銃声で街中のゾンビを誘き寄せ、車を爆破して一網打尽。
周囲は血だらけ。えらいことである。
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