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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2013/10/08 (Tue)12:14


 どうも、グレアムです。Fallout3ウソ日記がとりあえず一段落つきましたが、如何だったでしょうか。
 えーじつは最期の場面について、これ、当初の予定とは違うものになってます(汗)それについて今回はちょっと書いていこうかなと。
 過去に書いたかもしれませんが、私は基本的に話を書くとき、最初に大枠だけ決めてあとはほとんどアドリブで書いてます。キャラが動くままに任せるので、たまに「お前そう動くの!?」と書いてる自分自身が驚くことがあったり。そのせいで展開が、最初に決めた大枠からズレることすらあるのですが、今回もそのパターンですね。
 でもって主人公クレイブの恋人の存在がクライマックスで突然クローズップされたわけですが、彼女についての解説はとりあえず後回しにするとして、まずはクレイブの設定から語っていきましょう。

 じつは当初、クライマックスにおけるクレイブの最大の関心事は「敬愛する父親について」になる予定でした。なので最後に掲載する画像も恋人ではなく、エンディングの最後で表示される、親子一緒に映ってる写真のやつを使う予定だったんですね。
 クレイブには「パパっ子」という設定がありまして、母親を知らない彼は少なからず精神的に父に依存しながら成長していった経緯があります。本来、彼の性格なら「己の理想の実現」というおそろしく身勝手な理由でVaultともども自分を捨てた父親の存在を許せるはずはないのですが、それでも文句一つ言わずに父親を敬愛し続けたのは、「それでもオヤジなら、そうするだけの理由があったのだろう」と信じて疑わなかったからです(理屈抜きの妄信です)。
 理想のために意思を貫いた父を尊敬する一方で、肝心の浄化プロジェクトに対してまったく興味を示さなかったのは、彼が関心を抱いていたのは「理想に燃える父の姿」そのものであり、理想の内容そのものには関心がなかったためです。
 それはクレイブが父をある種神格化していたせいもあります。「俺とは違って偉大な人、尊敬されて然るべき人物」という認識が、かえって父の行動を他人事のように感じる原因を作ってしまっていたのですね。「すごい人がすごいことをしている」。それは裏を返せば、「俺とは縁遠い話」と認識していたことに他なりません。
 で、ラストは自らを犠牲に浄水装置を起動させることによって、父の理想を自らの手で遂げることにより「偉大だと思っていた人間と同じ土俵に立つことができた」と認識し、「ようやく父親に追いついた」「父と同じ英雄になることができた」という成長を実感しつつ果てるはずだったんですが(要は、オーソドックスな成長物語になるはずだった)。
 あろうことか、クレイブは土壇場で俺が用意した筋書きに対し「そんなのは俺の望んだ人生じゃない」と突っぱねてきやがった(笑)まったく。




 ここで登場するのが、クレイブのかつての恋人ブレンダの存在。
 どうも過去に女絡みで何かあったらしい、というのは過去の記事内(→傭兵としての人生を振り返る旅路)で示唆されているのですが、じつはこのときは、何も考えてなかった(笑)というか、たんに「 I don't want to set the world on fire 」の歌詞にかこつけてそれっぽいことを書きたかっただけで(おかげで歌詞もすんごいデタラメな意訳に)、詳細を設定する気も、複線を回収する気もなかったんですよ。ぶっちゃけ、使い捨てのネタのつもりでした。
 それでも最後の最後ですべてをかっ攫っていってしまったのは、記事を書く直前に「偶然」設定が固まってしまったから。




 じつはこのとき、ブロークン・スティール終了後を踏まえて2週目用のキャラを作ってたんですね(といっても、それでまた記事を書くかどうかまでは決めてませんでしたが)。
 よく考えれば主人公が男、しかも素顔を出さないマスクマンなんて誰得だよという思いもあり、今度は女性キャラでいこう、と考えつつ、Nexusで良さげな服装MODなどを探していたわけです。
 で、最終的なビジュアルが決まり、ゲームでちょっと動かしたときに、直感的に閃いてしまったんです。




「あ、これ、『彼女』だ」と。
「これが、クレイブがあのとき言っていた『彼女』だ」と。




 この時点でビジュアルと大体の設定が決まっていて、あとはどうクレイブと結びつけるかを考えるだけだったので、彼女とクレイブがどう出会い、どのような時間を過ごし、そしてどのような別れを体験したのか、それらは割とスラスラ浮かんできました。
 その結果、クレイブの気持ちが最終的に父親ではなく、彼女に傾いてしまったわけですね。また彼女の存在によって、いままでのクレイブの活動における行動理念、自分がもたらした結果に対する感情などが当初想定していたものと、まったく変わってしまいました(というか、「実はこうだった」という話になってしまった)。
 大切な人を失った、という過去に重みがついてしまったせいで、たとえばピットで大虐殺を繰り広げた自分のストーリィが、最終的に「父を超える成長物語」として潔く完結することを、クレイブは拒否したのです。

 まぁ、それはいい。それはいいんだが…いや、やっぱり良くなかった。

 これじゃあ、ブロークン・スティールに繋げらんないじゃねーか!!
 ハッキリ言って、あんな果て方した後に復活したら顰蹙なんてもんじゃねーぞ!?わかってんのかクレイブ!おい!もうブロークン・スティール用の画面写真と原稿用意してんだぞ!全部無駄になるだろうが!

 …ハァ~~~。
 いま書いた通り、私はすぐにメインクエスト後のブロークン・スティール編を書くつもりでいました。
 しかし最後の最後でクレイブの内面描写に大幅な変化があったことで、それが難しくなってしまいました(汗)大きな成長を経て、成長後のクレイブがBoSとともにエンクレイブと最後の戦いを繰り広げる、って展開なら何も問題はなかったでしょーにねぇ。
 しかも彼、あまつさえ英雄になることを否定しやがったんで。もうどうしようもない。




 どうしてくれようか、本当に。
 ちなみに恋人の存在がクローズアップされたもう一つの理由に、「せっかく設定がついたのだから、画面写真つきのウソ日記ではなく短編小説としてそのエピソードを書こう」という構想ができ、且つ、その算段がついたからでもあるんですけど。
 つまり自業自得なんだよな~。





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