主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2016/04/22 (Fri)11:38
俺の名はクレイブ、傭兵だ。
ザイオンでの部族闘争に巻き込まれた俺はホワイトレッグス族の迫害を受けるデッドホース族とソローズ族を支援するため、各地に残された戦前の物資を請け負うことになった。
デッドホース族の若き斥候フォローズ・チョークとともにサバイバルキットや医療品を回収した俺はソローズ族の集落ナローズへと到着。ウェイキング・クラウドに案内され、俺は宣教師ダニエルのもとへ向かった…
短機関銃を背に担ぎ、宣教師というよりはカウボーイといったほうがしっくりくる服装で焚き火にあたるダニエルは俺の姿を確認すると、開口一番に謝罪の言葉を口にした。
「面倒に巻き込んでしまったようで、申し訳ない。失礼でなければ、亡くなった君の友人たちのために冥福を祈らせて頂きたいのだが」
「キャラバンの連中とは仕事上の短い付き合いだ。気にしないでくれ」
そう言いながら彼の所作を眺め、俺はジョシュア・グラハムの盟友たる宣教師の第一印象をなんとなく掴みかねていた。
かつてダニエルはザイオン周辺の地図の作成をしていたことがあり、モハビへの知られざるルートを熟知しているとジョシュアからは聞かされている。
もし俺がダニエルを脅すか、地図を取り上げるかしてさっさとザイオンから逃げる気でいたらどうするのか…そう問うたときの、ジョシュアの返答は非常に印象に残るものだった。
「宣教師だから戦闘は不得手だ、などと思っているのなら、そんな考えは捨てることだ。私をもう一人敵に回そうなどという気がないのであれば…そして、次は間違いなく私自身が相手をすることになる」
つまりジョシュアは、このダニエルが自分と同等の戦闘能力があると見做している…あるいは、そうと知っている。
またデッドホース族が俺の身に起きたことをいち早く知ったのと同様に、もし俺がソローズ族に牙を剥くようなことがあれば、俺が背中を向けてザイオンを去るよりも早く、俺に追いついて内臓を引きずり出すという宣告でもある。
面倒に巻き込まれた…まったくだよ、と俺はひとりごちる。
もっとも現状でザイオンを脱出する近道は彼らに協力することであり、そのことに今さら疑問を差し挟む余地はない。
俺から戦前の物資を受け取ったダニエルはその内訳を確認しながら、いたく感動したような口ぶりで言った。
「これぞ神より賜りし御慈悲というわけだな。誇張ではなく、我々は日々の戦いに希望を失いかけていたところだった。感謝している」
「それじゃあ、帰っていいかな?」
「帰りを急ぐ理由があるなら聞いておきたい」
こいつめ…俺は内心で舌打ちする。
まだ帰す気はないということか。
「ワケもなくザイオンをブラブラする気はないってだけだ。仕事があるなら引き受けるが、追加報酬の交渉の余地はあるのかな?」
「申し訳ないが、我々の窮状を鑑みて君に余分の報酬を支払う余裕はないのだ」
「言っておくが俺は金で雇われる傭兵だ。善意で人助けしてるなんて思われたら困るぞ」
「それでは我々も、善意で君を助けるわけにはいかなくなる。たしかジョシュアが公正な取引だと事前に了解を取ったと聞いているが?」
こちらに譲歩する気はないらしいダニエルの口調に、俺は軽い頭痛を覚える。
どうやらこいつはジョシュアとはまた別の意味で油断ならない相手のようだ。彼らの行動理念が善意だろうが、信念だろうが、エゴだろうが、そんなのは俺にとってどうでもいいんだが…
「わかったよ。最後まで付き合ってやる…せめて、事態がどう進展するのかだけは教えてもらいたいんだが」
「ソローズにとって、ザイオンはあまりにも危険な場所になってしまった。私は彼らを連れて別の土地へ脱出したいと考えている。すでに手順も整っている。だが、実行に移すには障害が多すぎるのだ」
「それで?」
「君にはホワイトレッグスのキャンプの偵察、彼らが仕掛けた罠の解体、そして撤退コース上に存在するヤオ・グアイの巣の排除を頼みたい。ウェイキング・クラウドがガイドとして同行する」
「ずいぶんと盛ってきたな。だがまあ、いいだろう。ただしガイドは必要ない」
「なに?」
「ここに来るまでの間でザイオンの地理はだいたい把握した。それに、女連れでは歩けない」
「ウェイキング・クラウドはソローズの優れたハンターだ。女だと侮っているのなら、認識を改めたほうがいい。君はソローズを甘く見ているようだ」
「あのな…俺がフォローズ・チョークを連れ歩いたのは、今回の仕事があくまで物資の回収だったからだ。だから極力戦闘も避けてきた。だが今度のはそうはいかないんだろ?俺は気心の知れないやつを鉄火場に連れ歩く趣味はない」
「仕事を頼んだ手前、こう言うのも気が引けるが…一人で行くのは自殺行為だぞ」
「モチはモチ屋、だよ。仕事は引き受けると言ってるんだぜ?もし俺のやり方に不満があるなら、それなら俺はもうこのゲームから降りる。好きにしてくれ」
「…ハァ。わかった。君を信頼して任せよう。ただ、無茶だけはしないでくれ」
「無理はしない。確認を怠らない。準備は徹底的に。傭兵三か条だ」
それだけ言うと、俺はダニエルと別れた。
どうも、ああいう手合いは苦手だ…
なにも俺がウェイキング・クラウドの同行を断ったのは、女だからとか、文化的に退行した部族民だから、なんていう理由じゃない。
戦いには常に死の危険がつき纏う。もし彼女の力が必要な場合は、そのときは、躊躇なく助力を請うだろう。だが、今はまだそのときではない。
もしダニエルが言うようにソローズが窮地に立たされているのであれば、必要のないときに貴重な戦力を危険に晒すことこそ無駄なリスクに他ならない。焦らずとも、おそらくザイオン撤退時には大いに戦ってもらうことになるだろう。
ナローズ内の幾つかのキャンプを巡るうち、俺は見覚えのある顔を発見した。
「ジョシュア…先に来ていたのか」
「バビロンの流れのほとりに座り、ザイオンを思い我らは涙した。竪琴を柳の木々に掛け…我らを捕らえし者どもが、歌ってみせよと命ぜるゆえに。我らを苦しめ、嘲笑うために、ザイオンの歌を唱えよと命ぜるゆえに。どうして歌うことができようか、主の歌を異教の地で!」
「我らが受けし苦痛を仕返す者、かの幼子を捕らえ岩に叩きつける者は是幸いなり…か。ソローズがザイオンから撤退するのが気に喰わないのか?」
聖書の詩篇を引用するジョシュアに、俺は話を合わせる。
親父が敬虔なクリスチャンだったせいか聖書の内容はだいたい覚えてるが、俺自身はさほど信心深いほうではない。無神論者というほどでもなかったが。
しかし、ザイオンとはな…神殿の丘と同名とは、なんて偶然だ。
今のジョシュアにとって、このザイオンはまさしく約束の地エルサレムそのものだろう。デッドホースやソローズにとっては、ジョシュアこそイスラエルを再建するメシアに見えるに違いない。
「ダニエルはソローズをザイオンから逃がすことで平和的解決になると信じているようだが」
「デッドホースとソローズにとって最良の未来を築くという一点において私とダニエルの意見は一致している。しかし、その方法について必ずしも双方の同意があるわけではない。ソローズも、退くべきか戦うべきかで決心が固まっていない状態だ」
「あんたはホワイトレッグスを滅ぼしたいんだな」
「ザイオンにおわす主を誉め歌い、諸国の民に御業を告げよ、主は流されし血に報いるものなり。貧しき者の声をお見捨てになることはない…彼らが平和を望むなら、私も銃を手に取りはしない。だが、彼らは一方的に我々の仲間を虐殺した。シーザーのために。私への報復のために。喜んでその尖兵となったのだ。パンを喰らうが如く、民草を喰らいし者ども。神に逆らう者、神を忘れし者、異邦の民は尽く冥府へと退けられる。彼らを生かしておく理由がない」
ジョシュアは聖書をパタリと閉じ、立ち上がって俺を正面に見据えた。
神は従う人々の群れの中にいる…ふと、そんな言葉が脳裏をよぎる。ジョシュア自身に自覚があるかは知らないが、彼は神を求める自分の声に、自分自身で応えようとしているのだ。
無言のまま見つめ返す俺に、ジョシュアは静かに尋ねた。
「過ぎた行いだと思うか?」
「人間ごときが神の御心を推し量ろうなんて考え自体が分を越えてるんだ。だから主の御心に報いるべく、俺たちは自分の信仰を信じて生きるしかない」
「君とは気が合いそうだ」
そう言って、ジョシュアは立ち去ろうとした。
だが俺のほうはまだ話が終わっていなかった。もっとも、こっちの用事はもっと軽い話し合いだったが。
「ちょっと待ってくれ。そういえば、フォローズ・チョークのことで話があるんだが」
「彼がどうかしたか?」
「彼はザイオンを出て外の世界に行きたがっている。いずれ彼自身から話があると思うが、その前にあんたの意見を聞いておきたくてね」
俺の言葉を聞いて、ジョシュアは「ふむ」と顎に手をあてた。
「いずれ彼がその考えに至るだろうということはわかっていた。私自身は外の世界に良い思い出がない、だが私の外の世界での経験など限定的なものでしかない。人一人の人生を束縛するほどのものではない」
「というと…」
「そういう話を言って聞かせるなら、君のほうが適任だろう。彼がどう決断を下そうと、私はそれを咎めるつもりはない」
おそらく本心とは真逆のことを言ってから、ジョシュアは俺に背を向けた。
そう、おそらくは…彼は、ザイオンに残って欲しいに違いない。というより、外の世界に触れてほしくないはずだ。ジョシュアにとって文明世界は悪徳の都であり、このザイオンこそが理想郷なのだから。
しかし自分こそが唯一絶対の真理であると考えるほどジョシュアは傲慢ではなかった。私見はあくまで私見でしかない。
ただ…ジョシュアの人格には危うさがある。具体的にどう、と指摘することはできないが。もし彼が実際に行動に移ったとき、手綱を握れる者がいなければ…何が起きるのか、予測がつかない。
自分はもう役目を終えたから一族の住処に戻る、と言うフォローズ・チョークを引き止め、俺はせめて今晩くらいナローズで休んでいけと説得した。それに、積もる話もある。
焚き火のそばでゲッコーケバブにかじりつくフォローズ・チョークの隣で銃器を整備しながら、俺は口を開いた。
「ジョシュアと話をしたよ。彼自身は、お前がどう決断をしようとそれを受け入れるそうだ」
「本当ですか!?」
意外だったのか、喜びというよりは驚きに満ちた顔でフォローズ・チョークが大声を出す。
しばらく色々な考えが浮かんでは消えたのだろう、めまぐるしく表情を変え、やがて俺に尋ねた。
「あなたは…どう思いますか?」
「さてね。ただ一つ言えることは、お前はどっちを選んでも後悔するだろうってことさ」
「え……」
「外の世界に出たら出たで、過酷な環境に音をあげるか、悪いヤツに騙されるか、あるいはたんにホームシックにかかるか、いずれにせよ故郷に残っていれば良かったと思うだろう。故郷に残れば残ったで、外の世界への憧れをグズグズと抱いたまま一生を過ごすことになる。俺が何を言いたいか、わかるか?」
「…いいえ」
「要するに、正しい選択なんか存在しないってことさ。二者択一ってのは、正しい選択と、間違った選択が存在するって意味じゃない。どっちを選んだって後悔はするだろう。だから、どっちが正しいか、なんて考えで人生を選ぶんじゃない」
「それじゃあ、どっちを選べばいいんです」
「自分が生きたいと思う人生を、さ。誰かにとやかく言われようと、後ろ指さされようと、そんなのは他人が勝手にやってることだ。どっちがより正しいか、他人に認められるか、なんて、そんなもの、それこそ他人はこれっぽっちも気にしちゃいないんだから。実際のところ」
話をしながら、俺は拳銃の遊底を引いて薬室から銃身を覗き込み、銃口内の汚れを点検した。遊底をガチャガチャと動かし、フレームとのガタつきと、スプリングのヘタリ具合を確認する。
煙草の灰を落とし、弾倉のバネを押し込みながら、俺は話を続けた。
「個人的な意見を言えば…お前は外の世界でも充分にやっていけるよ。斥候としての身のこなしはもちろん、銃の腕も立つし、見た目も悪くないしな。外の世界が悪徳に満ちてると言ったって、ハナからそういう世界で生まれついてヒイヒイ喘ぎながら生きてる人間だってゴマンといるんだ。銃が撃てないやつ、力の弱いやつ、読み書きができないやつなんか珍しくもない。文明から途絶された部族の出身だなんて、アドバンテージになりゃしないよ。そういう意味じゃ、お前は自分に自信を持っていい」
べつに外の世界に出るよう焚きつけたいわけじゃないが、どうせ未知の舞台に立つなら、ビクビク怯えながら彷徨うより、胸を張って堂々と歩いてほしい。
しばらく互いに無言のまま、火がはぜる「パチ、パチ」という音だけが闇のなかで響く。
やがて、じっと俯いていたフォローズ・チョークが顔を上げないまま、ぽつりとつぶやいた。
「…ありがとうございます……!」
その声は震えていた。
たぶん、一族の中で過ごしていた間、俺がさっき言ったように誉められたことなどなかったのだろう。同行していたときから彼がときおり漏らしていた不満を聞いて、その程度のことはすぐに理解できた。
もっとも俺は俺で、自分のしたことに若干の嫌悪を抱いていた。善意で他人のために何かをするなんて、ろくなもんじゃないってことはわかっているはずなんだが…
彼が行動するならホワイトレッグスとの対決に決着がついてからになるはずだが、最終的に行くか退くか、その決断はもう彼自身の問題だ。
いつになく自分らしくない行動を取ったことで、俺は気恥ずかしさを誤魔化すように、新しい煙草に火をつけた。
翌朝になってから俺は一人で行動を開始した。
まずは東部のパインクリークに巣食うヤオ・グアイの退治だ。事前にダニエルから巣穴を爆破するための爆薬一式を預かっているので、ヤオ・グアイにケツを齧られないよう背中に注意しながらヤツらの住む洞窟に潜入し、爆薬を設置する必要がある。
洞窟の支点となる三箇所にプラスチック爆弾を仕掛け、遠隔装置で爆破!
「ザイオンブレイク工業!」
ドガッ!!
爆発と同時に洞窟の入り口から炎が噴き出し、近くにあった木が衝撃波で薙ぎ倒される。
あっという間に岩盤が崩落を起こし、洞窟は完全に塞がれてしまった。
「こんだけ派手にやりゃあ中にいるクマさんたちも無事では済むまいよ。お次はホワイトレッグスの対処か…厄介だな」
派手な爆発を起こしたので、そのうちクリッターやホワイトレッグスの斥候が様子を見に来るはずだ。俺は担いでいた銃を両手に構え、素早くその場を離れた。
その後、俺はソローズ撤退行動時の退路となるオールドロックビル・ブリッジ周辺にトラップを仕掛けているホワイトレッグスの工作員を排除。橋に仕掛けられた罠の解除にかかる。
「罠っていうから爆薬でも仕掛けてんのかと思ったら、トラバサミかい…まあ、危険には違いないけどさ」
セミオート式のショットガンで両脚を砕かれ絶命したホワイトレッグス工作員の死体を視界の端に捉えながら、俺はワシントンでも極めてメジャーだった単純な構造のトラップを無力化していく。
仕上げはザイオン各地に点在するホワイトレッグス斥候隊のキャンプの襲撃と、彼らが崇拝するトーテムの破壊だ。もとは偵察だけの予定だったが、キャンプの位置がそれぞれ離れているのと、斥候隊一つあたりの規模が小さかったのもあって、急遽予定変更。殲滅することに決めた。
俺は先に壊滅させたホワイトレッグス工作員の持ち物である25mm口径のセミオート式グレネードランチャーを抱え、キャンプを見下ろせる丘の上へ登る。
装弾を確認し、照準器を覗きこむと、俺は立て続けに榴弾を発砲した。
ドン、ドガッ、ドガガッッ!!
爆発の連続で不意を突かれたホワイトレッグスの斥候たちはバラバラに吹っ飛び、粉微塵になった肉の破片が周囲一帯に降り注ぐ。
「初手でいきなり爆破祭り敢行してくれた礼だぜ」
護衛対象だったキャラバン隊があっという間に壊滅したときの光景を思い浮かべながら、俺は相手に聞こえるはずのない憎まれ口を叩いた。
丘から降りた俺は焼夷手榴弾を使ってキャンプを破壊し、ホワイトレッグスの象徴である戦いのトーテムを焼き払う。
「この土地柄じゃ延焼はせんだろ」
山火事になったら洒落にならんな、と思いながら、俺はナローズへと向かう道を急いだ。
ひとまずザイオン各地に点在するホワイトレッグス斥候隊のキャンプは始末したが、斥候隊からの連絡が途絶えたことが知れればすぐに応援が送られてくるはずだ。
それまでの間に行動を起こせれば…戦うにしろ、逃げるにしろ。
まずはその決断をして貰えなければ話にならない。さすがに部族の未来を決める意思決定は部外者の俺が口出しする範疇ではない。
いずれにせよ、戦いの終わりは近づいている。さて、どんな結末を迎えるやら…
< Wait For Next Deal... >
どうも、グレアムです。Fallout: New Vegas、Honest Hearts三話目です。
フォローズ・チョークと違ってウェイキング・クラウドさんの出番がめっちゃ少ないですが、あんまり彼女はうまく活用できる気がしなかったのでナローズでお留守番です。いちおう亡くなった旦那さんの真実を伝えるかどうかでダニエルと意見交換するシーケンスなんかは考えてあったんですが。あとウェクラさん、連れ回してるとすぐ死ぬし。
洞窟の父もなー、どうしようかな…今回の時点ではマップホロテープ捜索の話自体を出してないんですが、そもそもなんで洞窟にそんなモノが残されてるか(なぜそれを知ってるのか)って説明がダニエルから一切なかったので(ウェクラさんが知ってるのか?)…
それにクレイブというキャラ自身、サバイバリストのエピソードに感化されてどうこうっていうヤツではないので。彼はワシントンでの経験以後、他人に感情移入する能力が欠如してしまった、ある種の欠陥人間(まるでレプリカントだな。フォークト・カンプフ・テストで引っかかるぞ)なんですよ。今回フォローズ・チョークに情を示したのが例外中の例外というか。
余談ですが本文中の聖書の引用である詩篇に登場するザイオンという名前、一般的にはシオン(シオニズムの由来です)と訳されるのが通例です。今回はゲーム中の訳文と統一すべくザイオンと表記しました。まあ綴りはZionで、英語発音はザイオンだったりするんですけども。
おまけ、ゲーム未登場NPCである過去シーザーとジョシュアさんを呼び出してみました。おそらくはオープニング・スライドの写真撮影用に作成されたキャラで、戦闘になると無抵抗のまま逃げ惑う、ちょっと見たくない光景が繰り広げられます。
ちなみに上の画像でとっている、オープニング・スライドにて垣間見れるイオナ姉様の軍神のような神々しいシーザーのポーズは本DLCにて新規追加された専用のIdle Animationだったりします。EditorIDはNVDLC02CeasarPoint。改めて用意しなくても、なんか他に代用できるポーズはあったような気がするが…
若き日のジョシュア、といってもバーンドしたのがたかだか四年前なので、この時点で既にそんな若くないけど…激シブいオジサマです。かっこいいよなー。こんなのがナタで武装したローマコスプレ軍団に混じって拳銃無双してたってんだからもう違和感しかねぇ。
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