主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2019/03/26 (Tue)18:42
Jagged Alliance 2 Classic
【 Mercs Never Die. 】Part.04
B13ドラッセン空港を制圧した傭兵たちはそのまま南下し、C13ドラッセン中心部に侵攻。
トゥインキー/ナターシャ/イヴの三人は中央ゲートを越えて北側へ、クレイブ/ノーマン/ジアンの三人は南側のフェンスの破れた部分を通って巨大な建物へ向かう。途中、ナターシャもクレイブ・チームへ合流し、建物の屋上がら周囲を警戒する。
敵との遭遇を警戒していたが、建物内にいたのは大勢の民間人であった。
>>クレイブ:
「紡績工場、か?避難民ってわけでもなさそうだな。それにしても、居るのがガキばかりってのはどういうわけだ?」
>>ノーマン:
「安くてこき使える労働力ってことだろう。貧困国では珍しい光景でもない、アルルコでは19世紀が未だに続いてるようだ」
>>ジアン:
「子供たちを解放するか?」
>>クレイブ:
「ガキどもを顎で使ってるクソったれな監督者がたまたま流れ弾で死ぬって可能性はあるよなあ?」
>>ノーマン:
「よせ。俺たちの目的は女王暗殺だ、アルルコを救うことじゃない。俺たちは正義のヒーローなんかじゃない、それはいつぞやナターシャも言った通りだ。それに子供たちの親が、我が子を労働に出さねばならぬほど困窮している国の現状を鑑みれば、ただ工場を潰して子供を解放すればハッピーエンドってことにはならないのはわかるだろう?」
>>クレイブ:
「そうは言うがな、この光景を見てただ放っておけってのか?」
>>ノーマン:
「子供に厳しい肉体労働を強いてまで安価な洋服を欲しがってるのは誰だ?チョコレートやコーヒーはどうだ、生産者にとって採算が取れないような安価で原料のカカオやコーヒー豆が手に入るのはなぜだ?
子供たちを苦しめてるのは、この工場の責任者なんかじゃない。俺たちなんだよ」
>>クレイブ:
「種を蒔かず実を食む者こそ禍罪、か?クソッ…」
>>ノーマン:
「偽悪的になれと言っているわけじゃない。ただ、ここの子供たちを救いたいなら…俺たちがやるべきことは、暴力や銃以外の方法で何かをすることだ」
その後、アルルコ中心部をパトロールする政府軍兵士をすべて排除。一人も被弾することなく制圧を完了した。
>>イヴ:
「Another one bite the dust!…おいどうした、暗い顔しちまってよ」
>>クレイブ:
「なんでもねぇ。それよりよ、さっき酒場を見つけたんだよ。後で飲もうぜ」
>>トゥインキー:
「あと一箇所エリアを落としてからね、酔わないと仕事できないほど酷い状況なら話は別だけど。それと、例の神父はここにも居なかった」
ドラッセン鉱山地区へ侵攻、駐留していた政府軍兵士を撃破しドラッセン全域の解放に成功する。
>>クレイブ:
「屋上にいるヤツがすこし厄介だったな」
>>トゥインキー:
「手こずりはしなかったでしょ?にしても、鍵のかかった建物の多いこと。真夜中だからかね?とりあえず酒場へ行こうぜ、このエリアにもあるみたいだし。祝勝会だ」
ドラッセン鉱山地区北東の酒場でアルコールを購入し、乾杯する傭兵たち。
>>トゥインキー:
「そんじゃまあ、エー、今回の作戦のいちおうの指揮官として、乾杯の音頭なぞをね。まずは第一の目標であるドラッセン開放が成功したことを喜ばしく思う、と同時に、これはまだ始まりに過ぎない!女王の首がその胴体から落ちるその日まで、誰一人欠けることなく任務が完遂されることを祈って!乾杯ッ!」
>>他五人:
「「「「「Cheer!!」」」」」
>>ノーマン:
「それで、今後の予定は?」
>>トゥインキー:
「まずは地元住民から義勇兵の志願者を募って訓練したいんだが、カネがないんだな…朝になったら鉱山のほうに顔出して、責任者と話をせずばなるまいよ。神父も探さなきゃいけないし、例のパイロットも探してやらなきゃね」
>>ジアン:
「おそらくドラッセン開放の報は女王の耳にもすぐ届くはずであろう。オメルタのような廃墟とは違い、ここは空港と鉱山があるよって、必ず軍を派遣して取り返しに来ると思われるな」
>>ナターシャ:
「アルルコでの今後の活動を考えると、ドラッセンの陥落はなんとしても防がなければなりません。女王は反乱者への見せしめも兼ねて大軍を送ってくるはずです、ここで我々が敗走すれば反乱勢力の士気は下がり、市民は我々への協力を拒否するようになるでしょう。正念場ですよ」
>>イヴ:
「いまのうちに街中に爆薬でも仕掛けておくか?」
>>ナターシャ:
「街を破壊してどうするんです…」
そして夜は更けていく…
>>トゥインキー:
「なんというか、こう、明るくなると死体が目立つね。誰か片づけてくれないかなあ…放置しておくのは衛生上良くないよ」
夜明けとともに教会へ向かい、ウォーカー神父と接触した傭兵たち。彼は現在反政府軍の一員として活動しているジアンの説得を受け、オメルタへの食糧援助を約束してくれた。翌日には荷物が届くよう手配してくれるらしい。
鉱山の管理人に会うため鉱山へ。
>>トゥインキー:
「ここは銀鉱か、これ勝手に持ってっちゃってもいいのかなぁ。どうせ収益は俺たちのモノになるし、ここは自由闘争のための資金源としてだな」
>>クレイブ:
「どこで現金化するつもりだよ?」
>>トゥインキー:
「ソレなんだよねぇ、このへんに故売屋とかないかな?いままで回収した政府軍兵士の装備とか現金化しておきたいんだけど。さすがに通販で出張買い取りとかはしてなさそうだし」
管理人は鉱山の中にはおらず、地上の事務所で待機していた。事情を話し、今後の事業の収益は政府ではなく反政府軍に回すよう説得する。
>>ノーマン:
「管理人は政府軍の逆襲を懸念してたな。いまのところ影も形もないが、やはり、もう一戦は避けられそうにないようだ」
義勇軍を鍛えようにも金がないので、鉱山の収益が分配されるまでドラッセン東部の沼地へパイロットの捜索に出る。
B13ドラッセン空港から東へ向かい、B14からC14、D14、E14と南下したが、パイロットは見つからず。仕方がないのでE13からふたたびドラッセン鉱山へ戻ることになった。思っていたより厄介な用事になりそうだ。
沼地から戻ったあと、幾らかの現金収入を得たことを確認したため義勇軍の訓練を開始。1セクターにつき二人までしか訓練に当たることはできないが、B13、C13、D13にそれぞれ二人づつ訓練教官として配置し、一斉に訓練開始。
支配エリア内(今回の場合はドラッセン空港、住宅街、鉱山の3セクター)であれば民兵の共有と再配置が可能である。
周囲にはドラッセン奪還に来たと思しき政府軍の部隊が複数接近していたが、結局彼らはドラッセンへ入ることなく、翌日にはどこなりと姿を消してしまった…
[次回へつづく]
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