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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2019/02/27 (Wed)18:38







The Elder Scrolls IV: Shivering Isles
"Ghost in Madness" #10

- エルダースクロールズ4:シヴァリングアイルズ -

【狂気の島と死霊娘】第十回









ジアン:「緑に囲まれていると気が落ち着くのである」

 ついに侵攻を開始したオーダーの軍勢を退けるため、フリンジへ向かうジアン。道中、ダイア・ウォレンと呼ばれる洞窟にて休息の一幕である。




 洞窟の最奥には男が一人で暮らしており、話しかけたところ、いきなり襲われたので正当防衛を行使した。死体が燃えているのは斬り捨てた拍子に偶然、焚き火に向かって吹っ飛んでいったからで、他意はない。
 トレイリウスというらしい、この魔術師風の男の日記には、かつてともに暮らしていた恋人への想いが綴られていた。この手記を見る限り、悪人ではなさそうだが…あるいは、ジアンが迂闊にこの場へ足を踏み入れさえしなければ、彼はまだ孤独なその生を永らえさせていたのかもしれない。









 続いて、ノットボーン・チェンバーと呼ばれる洞窟を調査する。
 ここではグラマイト(エラっパリ)とエリトラ(昆虫型)がナワバリ争いを繰り広げていた。グラマイトのトーテムがあるところを見ると、もとはグラマイトの生活圏だと思われる。
 クリーチャー同士が争う場面はなかなか見られないので、しばらく観察したのち両成敗した。




ジアン:「フーム…興味深い。彼らはこれを何に使う気であろうか?」

 地下の遺跡部分にて、狂気の鉱脈を発見する。採掘している途中らしく、周囲にはハンマーや鎌といった道具が置かれていた。人間の手によるもの…ではないだろう。おそらくはグラマイトがこれを掘っていたに違いない。
 少なくとも彼らは道具を扱える知能を持っている。棍棒を振り回すだけでなく、刃物に毒を塗ったり、弓矢の扱いを知っている。ひょっとしたら、彼らの扱っている武具は狂気の鉱石を材料としているのかもしれない。クルーシブルのカッターが鍛えたものと比べれば、その出来に雲泥の差はあるが。




 また、彼らは光り物を収集する癖があるようだ。あるいは、特定の個体が好んでいるだけかもしれないが。
 グラマイトのキャンプ、寝床に置いてある宝箱の中に、アクアマリンやトパーズといった宝石や金貨などを確認できた。グラマイトに貨幣制度の概念はないだろうし、彼らが身につける服飾品には金や宝石をあしらった華美なものは見られないので、たんに、物珍しさゆえに収集しているに過ぎないと推察できる。

ジアン:「いずれ、この半漁人どもが人間並の高度文明を持ったりするのであろうかのう」








 ザセルムと呼ばれる砦の入り口で、ゴールデン・セイントがクリーチャーと戦っている場面に遭遇、助太刀に向かう。

ジアン:「しかし、ここはすでにディメンシャの領域だと思っていたが。境界近くでは持ち場でない領域へ足を踏み入れることもあるんだのう」

 通常、ゴールデン・セイントはマニアの領域を、ダーク・セデューサーはディメンシャの領域を巡回している。いずれもこの地の治安を維持する存在ではあるが、両者は互いに憎しみあっており、殺し合いに発展することも珍しくない。




ジアン:「これは…えぐいのー」

 ザセルムは魔術師の実験施設と思しき施設で、さまざまなフロアで人体実験を行った形跡が残っていた。あるいは、クリーチャーの生態を研究するために人間を実験材料に使っているケースが多いか。
 たとえば現在ジアンがいる場所では、壁に張りつけられた人間に向かって無数の毒針を撃ち出すトラップが作動するよう設計されていた。そのすぐ下には、まだ新鮮な人間の死体が転がっている。
 なんの実験だろうか?罠の実用性についてか?人間の耐久力についてか?あるいは、ゾンビの耐久力を試していたのかもしれないが…




 また別の場所では、多数の死体が宙吊りにされている光景を目撃する。床にこぼれた大量の血液、雑に置かれた陶器の皿を一瞥。

ジアン:「血抜き、であるか。食肉の確保、というより、血を集めることが目的のように見えるな。魔術的な実験の材料か…新鮮な生き血であれば私も欲するのだが、腐っているものはさすがにのー」

 カルトが科学力を結集して蘇生させたサイバーゾンビであるジアンは、肉体の維持に定期的な血液の交換を必要としている。血液の確保が困難な地域での活動を想定し、常に一定数の血液パックを保有してもいる…緊急時は人間から生き血を抜き取ることも辞さないが、そもそも、新鮮な人間が存在しない土地というのも存在するのだ。




 さらに奥へ進むと、研究室と思しき部屋で多数の虚空のエキスを発見する。たしか、肉体の精霊の核として使われている物質だ。
 肉体の精霊はどこか、人造物を思わせる外観をしている。すくなくとも他のクリーチャーとは由来の異なる存在であることは確かだ。そういえば、この塔の入り口にいたのも肉体の精霊だった。ひょっとしたら、この塔の主は肉体の精霊を造るための実験をここでしていたのかもしれない。
 この塔で実験を行っている何者か、魔術師か、あるいはシェオゴラス本人なのか?この悪趣味ぶりは以前関わったゼディリアンに近いものがある。
 実験施設そのものは最近まで使われていた痕跡がある。しかし、塔のさらに奥へ続く扉は専用の鍵で施錠されており、開けることができなかった。爆薬でふっ飛ばしてもいいのだが、塔ごと崩れても面倒だ。いずれ、ふたたび立ち寄ることもあるだろう。








 シヴァリング・アイルズの幻想的な夜景に、遠い火星の地へ想いを馳せる。
 ジアンが元の宇宙へ戻れる日は来るのか…



 [次回へつづく]


















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