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2019/04/10 (Wed)18:04
Jagged Alliance 2 Classic
【 Mercs Never Die. 】Part.09
カンブリア南のSAMサイトを陥落させた傭兵たちは、そのままアルルコの中心都市カンブリアへ進攻する。手始めにカンブリア鉱山だ。
>>トゥインキー:
「敵戦力は鉱山周辺に固まってるもんかと思ってたけど、森のなかに多くのパトロールを配置してるね。さすがに警戒してるなあ」
>>クレイブ:
「王宮に次ぐ難物だろうぜ。無謀だよ、まったく」
>>イヴ:
「なぁおい、ちょっと休まねェか?こっちは砂漠を歩き通しで疲れてんだよ」
>>トゥインキー:
「そうだね…ちょっと寝て、明け方に街へ向けて侵攻しよう」
15時間ほど眠り、傭兵たちは朝を迎えたのちカンブリア南西部へ侵攻する。
>>ナターシャ:
「明け方って…まだ暗いうちに夜襲を仕掛けるつもりで言ったんだと思ってましたが、なんで太陽が高くなってるんでしょうか」
>>トゥインキー:
「いやぁー寝過ごした!でもまあ、結果オーライじゃない?今回は誰も怪我してないし」
>>クレイブ:
「いままでが無謀に突っ込み過ぎてたんだ、市街戦のセオリーをきっちり守ってりゃあ、そうそう被弾なんかしないよ」
>>ノーマン:
「出待ちは強いってこと、イヤってほど思い知らされたしね」
>>ジアン:
「なんの話であるか?」
>>イヴ:
「射線を通す扉はクソだなって話さ」
カンブリア北西部には巨大な病院が建っていた。南から侵入した傭兵たちは、まず南西の倉庫を制圧する。
>>トゥインキー:
「危ない、うっかりガスボンベに当てちゃった。気をつけなきゃイカンね」
>>ナターシャ:
「ここは医療品の倉庫のようですね。警備員が一人、政府軍の兵士のようですが、病院を軍人が制圧している…?どういうことでしょう?」
>>ジアン:
「周辺のパトロールはすべて排除したであるよ。屋上にスナイパーの存在はなし、残る敵はすべて病院内にいるようであるな」
>>クレイブ:
「くそったれ、可燃性のガスがあちこちに設置してあるうえ、民間人だらけだ。爆発物は使うな、弾を外すなよ!」
>>イヴ:
「ひょっとしてオレに言ってんのか?こう見えてオレは弱いヤツには優しいんだ、っての!」
その後、傭兵たちは正面入り口と裏口を使って二手に分かれ行動。病院内の政府軍兵士を始末し、病院の制圧に成功した。
>>ノーマン:
「それにしても、すさまじい光景だな…まるで紛争地帯の野戦病院だ」
>>イヴ:
「この病院を忙しくしてるのはオレたちじゃないのか?」
>>トゥインキー:
「女王の粛清の被害者じゃないの…と思いたい。いまのところ医者は俺たちに協力する気はなさそうだ、まだ安全だと思えないんだろうね。ひとまずカンブリア全域を制圧しないことには、地域住民から話を聞きだすこともできないな」
病院に続き、北東のカンブリア大学地区へ侵攻。駐留している政府軍兵士たちを撃破する。
>>クレイブ:
「建物に立て篭もっているものかと思っていたが、ほぼ全域に守備隊が点在していたな。あるいは、銃声を聞きつけて建物から出てきたか」
>>ナターシャ:
「屋上に狙撃兵の存在はありませんでしたね。ひょっとして、滅多にないケースなのでしょうか?」
>>トゥインキー:
「ところでなんなんだい、このどでかい廃墟は?」
>>ジアン:
「大学である。女王が政権を掌握してからすぐに閉鎖されたのであるな。女王は知識階級を排除するかわりに、兵隊や鉱山労働者を増やそうとしたのである」
>>トゥインキー:
「ポル・ポトかね…クメール・ルージュに学びでもしたかな。よしゃいいのに…独裁主義なんてさ、幸福にベッドの上で死ねないよ」
>>イヴ:
「それをわからせてやるのがオレたちの仕事だろうが?」
[次回へつづく]
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