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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2019/02/24 (Sun)00:19







The Elder Scrolls IV: Shivering Isles
"Ghost in Madness" #9

- エルダースクロールズ4:シヴァリングアイルズ -

【狂気の島と死霊娘】第九回









 ついにシル女公爵と対面したジアン。三対一の戦闘はジアンの優勢で進み、先に護衛のダーク・セデューサー二人を始末したまでは良かったが、ただの臆病な陰気ババアと高を括っていたシルが意外にも強かった。普段の執政姿とは異なる、年甲斐もなく露出度の高い戦闘装備からも自信のほどが窺える。

シル:「どうした、そんなものか!小娘!」

 ガギンッ、大きく振りかぶったシルの一撃でジアンの右手からサブマシンガンが弾かれる。
 だがしかし、勝ち誇ったたった今の一撃で生じた隙をジアンは見逃さない!




 シルが勝利を確信した刹那、ジアンはカタナを一閃させ彼女の首を刈り取る!
 どうと音を立て為政者が血の海に沈む、悲鳴をあげる間もなく、ディメンシャ女公爵は息絶えた。




 ジアンはその場にひざまづき、儀式用のナイフでシルの心臓をえぐり取る。

ジアン:「これにて一件落着、であるか。随分と血生臭い結果になってしまったが、致し方あるまい」

 あとはこの心臓をサセラム・アルデン=スルへ持ち帰るだけである。








 ジレサルドのさらに地下にはズィーロットの隠れ家があり、布団も敷いてあったのでひとまず今夜はここで休息を取ることに。
 しかしシルを仕留めたことで気が緩んでしまったのか、ジアンは暗殺者の接近を許すことになってしまう。




ルシエン:「どこだここ」

ジアン:「あんた誰なのん…?」

 ジアンの前に突如として現れた黒衣の男、名をルシエン・ラシャンス。闇の一党と呼ばれる暗殺者集団の幹部ブラックハンドの殺し屋である。シロディールという大陸からやってきたらしい、あれやこれやと話を持ちかけてくるが、そもそもワームホールの事故で太陽系から直接シヴァリング・アイルズへ不時着したジアンにとってはチンプンカンプンだ。
 とりあえず、彼のことはジアンの中で「売れない短剣をくれるおっちゃん」として記憶されることになった。




ルシエン:「さらばだ、成果を期待しているぞ」

ジアン:「ところで、このスイッチはなんであるか?」




 ガコッ。

ジアン:「あっ。」

ルシエン:「アーーーーーーーーッ!!」

 言いたいことを言うだけ言って立ち去ろうとするルシエンを、落とし穴の恐怖が襲う。
 なお彼は高空から落下したにも関わらず、無事、その健脚でシェイディンハルまで戻ったという。
 それはともかく。








 ジレサルドを脱出したジアンは、外で待ち構えていたダーク・セデューサーたちを撃破。

ジアン:「これで全部であるか?」

 岩の上から狙撃してきていた弓兵を始末し、遠目に見える、朝靄に包まれた王宮を一望する。すでに夜は開け、朝日が東に昇っていた。




 サセラム・アルデン=スルへ戻ったジアンは祭壇にシルの心臓を捧げ、正式にディメンシャ女公爵の階位に拝命された。…いままで建物内に死体などぶら下がっていただろうか?
 シェオ爺のありがたいお言葉の途中、マニア公爵セイドンが血相を変えて乱入してくる。




 どうやら彼は今回の交代劇にあまり良い感情を抱いていないようだ。

セイドン:「シルが死んだ?そして、この余所者が新たなるディメンシャの公爵だって?正気なのですかマッドゴッド?いや、正気ではないからこそのマッドゴッドの名であり、今回のこの気違い沙汰を喜んで眺めているというわけか!」

ジアン:「私では駄目であるか…?」

セイドン:「色目を使うんじゃない、この生き腐れめ、私にネクロフィリアの趣味はない!もういい、たくさんだ、シェオゴラス!もうあんたにはついていけない、私はジャガラグにつく!すでに彼の軍勢はフリンジを制圧した、私はそこへ合流し、オーダーの司祭となってあなたに牙を剥くことになろう!」

ジアン:「オーダーの司祭?まさか、あなたもザビエルハゲだというの!?」

セイドン:「違う!」

ジアン:「ならば何故!?」

セイドン:「君の話の要点がわからん!」

 シェオゴラスの制止(というか煽り)も虚しく、セイドンはかつての主人に背を向け建物を出て行く。それを阻止せんと、その場にいたゴールデン・セイントとダーク・セデューサーたちが剣を抜いたが、シェオゴラスはセイドンへの攻撃を許可しなかった。
 どうやらシェオ爺はセイドンの裏切りをも今回の騒動を盛り上げる演出の一環と捉えているらしい。

シェオゴラス:「狂気の門を抜け、いまふたたびフリンジへと戻るがよい、ザ・ニュー女公爵よ!現地の抵抗勢力と協力してジャガラグの手勢を打ち破るのだ!」

ジアン:「ところで、あのおっちゃんが裏切ったということは、現在はマニア公爵の地位も空席ということであるか?せっかくなので私がダブル公爵ということにはならないだろうか?」

シェオゴラス:「それはいかん、権力者の地位というものはきちんとした作法に則って継承されねばな。とはいえ、ヤツが敵として立ちはだかるのなら、おぬしはそれを打ち破るであろう。そうなれば、あのオッペケ画家気取りを伝統に従って毒殺することは不可能になるというわけだ。となるとマニア公爵の地位は永遠に受け継がれないままということになり、うーむ?まあ、そうならそうで何か代案を考えるとしようか、なにせほら、私はこの国の支配者であるからしてな」

ジアン:「いまのところは?」

シェオゴラス:「そう、いまのところはな」



 [次回へつづく]


















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