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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2019/05/14 (Tue)00:16










Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.17 (END)











Day 19, Point P3. 1100.



 女王を追って王宮の地下シェルターからメドゥナ庭園へと出てしまった傭兵たち。ふたたび王宮へ侵入し、残存兵力の掃討に乗り出す。


  >>クレイブ:
「どうも玉座に精鋭部隊が残ってたようだな。クソ頑丈なエリート兵がロケットライフル構えて出待ちとは、いかにも昔の洋ゲーって感じの難易度調整じゃあねーか、オイ!」


  >>トゥインキー:
「一発で重傷、二発喰らえばほぼ死亡、アーマーも役に立たないときたもんだ。有効射程が長く精度も高い、厄介なシロモノだよ、まったく!」


  >>ナターシャ:
「それでも、どうにか全員倒せたようですね。女王はどこにいるんでしょう?」


  >>ノーマン:
「こっちもしこたまLAWをぶち込んだからな。肉片になっちまってるんじゃないのか?」


  >>イヴ:
「それらしい死体は見つからねーな。マジで消し炭になっちまったのかも」


  >>ジアン:
「いましばらく別の場所を探すであるよ」




  >>クレイブ:
「Eliot, are you immortal !?」


  >>ノーマン:
「こいつ、正門を突破するときのLAWの連発で吹っ飛んだんじゃなかったかな…?すさまじい生命力だ」


  >>トゥインキー:
「こんな状態でも女王への忠誠心を失わないとは、まっこと側近の鑑だのう。どうやら女王の居場所を吐く気もないようだ、あくまで女王側につくってのなら、仕方がない、その誇りを抱かせたまま天に送ってやるしかないな」







 その後も女王の捜索を続ける傭兵たち、しかし女王の行方はようとして掴めない…


  >>イヴ:
「ひょっとして、もう逃げちまったんじゃねーか?高飛びしたとか…あるいはメドゥナのほかの場所に潜伏してるとかよ」


  >>ナターシャ:
「メドゥナ全域を制圧しないと女王出現フラグが立たない、とかですかね」


  >>トゥインキー:
「やめて、考えたくない…あれ、ちょっと待って」







  >>クレイブ:
「まさか、地下のこんな場所に扉があったとはな。気づかないはずだ、見えないんだから」


  >>トゥインキー:
「AAAAAGGGGGGGHHHHHHHHHHHH!!これだからイヤなんだよ、2Dアイソメトリックってやつは!!」




  >>ノーマン:
「いよいよ女王とご対面、だな」


  >>イヴ:
「今のところ抵抗する気はないみてーだな。煮るなり焼くなりお好きなようにってな、さて大将、どうするね?」


  >>トゥインキー:
「たとえ相手が裁量の余地もない悪党だったとして、無闇に苦しませるのは主義じゃないのよね。頭に一発、それで終わりだ。せいぜい来世では…そんなものがあれば…もうちょっと他人に優しく生きてほしいね」














 王宮を出た傭兵たちを、大勢の国民が出迎える。


  >>トゥインキー:
「エート。どちらさま…??」


  >>クレイブ:
「名も無き民ってやつだろう。女王の圧政から解放されて喜んでるようだが、こいつら首都の住民だろ?他の都市から駆けつけたにしては早すぎるしな、徒歩は移動に時間がかかるって、イヤってほど思い知らされてるしよ」


  >>ナターシャ:
「地方だけでなく首都の富裕層も女王の軍政化には反対だったということじゃあないですか?このぶんだと、ほか地区に展開している政府軍部隊もすでに戦意を失っているとみていいんじゃないですかね」


  >>ジアン:
「おそらく、我々の…反政府軍の支援者が、死んだはずの前王だったという話がすでに広まっているのではないかな。国王がふたたび政権に就けば、以前のように平和なアルルコに戻るという希望があるのだろう」


  >>イヴ:
「そう上手くいくかね?女王がどんな政治を行っていたかはわからねぇが、軍事政権だったからこそ諸外国が手を出せずにいた、って状況だったかもしれないしよ。時計とは違うんだ、ネジを戻せば歯車が元に戻るってわけもねぇだろ」


  >>ノーマン:
「それに関しては、いま悩んでも仕方がないな。それに、俺たちの仕事はここで終わりだ。あとのことは国王と、そして国民が自分達の手で切り拓いていく必要がある。未来をな」


  >>クレイブ:
「所詮俺たちは壊し屋さ、やったことといえば、殺して壊しただけだ。物事は破壊と再生、その繰り返しだ。俺たちが壊し、そして、彼らが再生させる。それぞれの役割さ、すべてが一つのサイクルなんだ」




  >>トゥインキー:
「ともかく、これで任務完了というわけだ。といったところで、気の利いた台詞の一つも思い浮かばないけど…とりあえず皆、お疲れ様ってことで」


  >>クレイブ:
「こっちも金で雇われて仕事でやっただけだからな。とはいえ、まあ、たまにはチームを組むのも悪くはないな。次の儲け話を仕入れたらまた声をかけてくれ、もっとも、そのとき俺の手が空いてるとは限らないけどな」


  >>ノーマン:
「当初の予定、二週間はさすがに希望的観測が過ぎたが、それでも20日か。ずいぶん長い間ここで戦っていた気がするな。もうしばらく滞在して南国リゾートを満喫と洒落込んでもいいんだが、家族を国に残してきているんでな。そうだ、嫁と娘たちにお土産を買っていってやらないと。聖杯はキングピンにくれてやってしまったし」


  >>ナターシャ:
「私も、すこし長居が過ぎました。アルルコの内情については組織も関心を抱いていたので、今回の仕事はいちおう本業の一環でもあったんですけどね。とはいえ、本部がアルルコに積極的に関わることはないでしょうけど。さて、これから報告書を仕上げないと」


  >>イヴ:
「まあ楽しかったぜ、人生はアクションとエキサイトがなけりゃあな!欲を言やあ、もうちょっと派手に暴れたかったがな。ところで、本当にこの国にケシ畑を作る予定はないのかい?」


  >>ジアン:
「私はもうしばらくこの国の残るであるよ。我がカルトの偉大なる信仰をアルルコに広めねばならぬでな。ところで軍資金の余剰、20万ドルはどうするであるか?」


  >>トゥインキー:
「みんなで山分けだ、成功報酬ってところでね。フィクションなら、ナニワブシならね、アルルコの将来のために国民に返還しちゃったりなんかするんだろうけど。さすがにそこまではお人好しじゃないよ、俺は」


  >>クレイブ:
「なんといっても、たった六人で政権を打倒したわけだしな。それに20万なんてのは、一見すりゃあ大金だが、実際は戦車一輌だって買えない端金なわけだからな。胸も痛まねー」


  >>ノーマン:
「アゼルバイジャンがロシア軍から購入したT-72は一輌あたり100万ドルだったかな。すぐに実戦運用できるレベルならそれくらいかかるかな、民間向けのジャンクならもっと安くて済むが。20万という金額は傭兵の報酬としてはそう高くもない」


  >>トゥインキー:
「まーそんなわけで、この金は国を離れる俺たちへの餞別として有り難く受け取っておこうじゃーないの。それじゃ、帰りますか」









 女王が倒れ、旧軍事政権が崩壊したのち。
 王宮の玉座の間にて、これまで姿を隠していた前王エンリコ・チヴァルドーリが大勢の国民をまえに壇上でスピーチをする。
 聴衆のなかには傭兵部隊を率いていたトゥインキーと、仲間の一人ナターシャの姿もあった。


  >>ナターシャ:
「意外ですね、あなたがこんな場所に姿を見せるなんて。とっくに帰ったものと思っていましたが」


  >>トゥインキー:
「俺も同じようなこと言おうとしてたんだけどね。一応、クライアントから直接依頼を受けた身としてはね。とりあえずの顛末は見ておかないとさ」


  >>ナターシャ:
「ミゲールが亡くなったのは残念でした。まさか、オルタの研究所へ向かったときに戦死していたなんて…カルロスと、ダイナモも。彼らの名は国の為に戦った英雄としてアルルコの歴史に刻まれることでしょう」


  >>トゥインキー:
「アランとアレックスはいつの間にか姿を消していたな。シルヴィアは野生化したブラッドキャットを退治するために、反政府軍、いや今は国防軍だっけ、かつて訓練した連中と協力して対処にあたってるそうだ。キミはなぜここに?」


  >>ナターシャ:
「サン・モナのキングピンが目下のところ、現政権の脅威となっているようです。それとは別に、本部も彼の組織に懸念を抱いているようで。成り行きによっては、ヒット・コントラクト…抹殺指令が下る可能性があるので、こうして待機しているのです」


  >>トゥインキー:
「本部?モスクワのオレス・クターギンがそう言ったのかい、キミの義父の?」


  >>ナターシャ:
「義父といっても、軍へ入隊するときの身元保証人と、組織への加入を斡旋してもらっただけで、あとはそう会って話すこともないですけどね。もしキングピンの組織を相手にすることになれば…ひょっとしたら、今度は私があなたを雇うことになるかもしれませんよ?」


  >>トゥインキー:
「そいつは…キャッシュ次第、だな」













 [おわり]
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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