主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2018/10/25 (Thu)12:15
どうも、グレアムです。
せっかくなのでタイトル画像っぽいものを作ってみました。…これ描いてて思ったんですが、カランビットナイフって93年当時にたぶん存在してないですよね。まあ、いいや。
【1993年7月19日】:生存十一日目
リバーサイドに隣接する田舎を抜け、ようやくリバーサイドの街へ入ったということで、前回までの移動ルートと直近の予定を確認しましょう。
外道ヘリコプター襲来、防犯ベル、誤操作による負傷と立て続けにトラブルに見舞われた前回。
引き続きリバーサイド南部を探索しつつ、学校を目指します。正直、やたら広いわりにたいした成果は見込めないんですが、運良く幸運特性がお宝を引き当ててくれることを見込んでの、正に運頼みの探索です。
学校に向かう途中で始末したゾンビの死体から、ベレッタM92FSをゲット。やったぜ!
なにがやったぜなのかというと、いままで散々弾がないと言いながら、じつは9x19mm弾は200発ほど手持ちがあったのです。ただし適合する銃を持ち合わせていなかったため、宝の持ち腐れとなっていたのでした。おまけに以前、予備弾倉も一つ拾っています。まさに行幸。いままで拾った銃火器に装着されていた純正サプレッサーを付け替え、処刑人ごっこ準備オーケーです。
とりあえず.40口径弾が切れるまではグロックを使うとして、校内の探索を行います。
見たところ小学校のようなので、おそらくは無闇にセクシュアルな黙示録の登場人物や幼児退行起こした学校生活者等は居なさそうな気配です。
普段なら見向きもしない建物なのですが、なにせ物資に乏しい設定なので藁をも掴む思いでロッカーの一つ一つ、机の一つ一つを丹念に調べていきます。ひょっとしたら教室の机に拳銃の一挺でも入ってるかもしれません。
なにせ80年代からこっちティーンエイジャーによる銃器犯罪は増加の一途を辿り、青少年の銃器所有者は全体の10%(うち3%が合法、7%が違法)にのぼると司法省のレポートにあるほどです。まあ銃は見つからないにしろ、ナイフかドラッグくらいはあるでしょう。
とか思いながら探索してたんですが、ほぼ丸一日潰して建物内を巡った結果、何も見つかりませんでした。健全すぎるよこの学校…
その後、適当な民家で世を明かしつつTVやラジオをつけてみましたが、どの曲も放送していませんでした。やはりメディアは壊滅してしまったのか。
【1993年7月20日】:生存十二日目
リバーサイドの南側は民家ばかりなので、暫くはあまり変わり映えのない報告が続くことになるかと思います。北側にはけっこう色々と大規模な商業施設があったりするんですけどね。
従来のプレイではオーブンの電源を切り忘れてのウッカリ放火が多かったので、焼けている家を見ると「やばい、またやっちまったか!?」と思ってしまうんですが、場合によっては最初から焼けている建物が存在するようで。それもゲーム中に何らかの原因で出火したとかいうのではなく、開始時からすでにこうなっているようです。
これが確率で生成されるのか、最初から焼けた家としてデザインされているのかはわかりません(少なくとも初期バージョンのノックス・カントリーを再現した「あなたの一日」マップ北東のビルは確定で焼けてるようです)。
家が焼けたあとで停められたのか、いやに白さが光るシェバリア・ニアラ(普通車輌)はキーがないため運転できず、それどころかドアがロックされているため乗車すらできませんでした。あれっ?施錠設定は外してあるはずなんですが…
日本の場合、タクシーは原則として非番時には営業所に停めておくものだと思うんですが、海外ではどうなんでしょう。見るからに個人タクシーではなさそうですが…あるいは勤務中、たまたま民家(客?)の前に停めたあとで事件に巻き込まれたとか。
残念ながらこれもキー未所持なため、ドアロックすら外せませんでした。まあタクシーに乗れたからといって、某クライムゲームみたくミニゲームが楽しめるわけでもないのですが。この場合、設定的にはハードロックキャブのほうが近いかな?(ゾンビ系の設定はPS版オンリーの後付けだったと思いますが)ケモシティへGO。
あれは元々DOSでクアランタインというタイトルで発売され、サターン版はデススロットル、PS版はハードロックキャブと、コンソール毎に全部名前が違うという相当ややこしい事情が。というのもサターン版とPS版ではそれぞれ別の会社が移植を手がけ、そもそも家庭機版は日本でしか出ていないという。聞くだにややこしい権利問題が発生しそうな話です。
そんな関係のないことをグダグダと考えながら民家を探索していると、またも防犯ベルが鳴りゾンビがぞろぞろと寄ってきました。こいつら、どこからこんなに沸いてくるんだ。
この場合、あらかじめ配置されていたゾンビが集まってくるのか、それとも騒音レベルに応じてゾンビが「生成」されるのか?システム面に関してはあまり深く突っ込んで調べてないのでわからないんですが、あまりに不自然な数の暴力は歓迎できません。けっきょく、今回も50体ほど倒しました。
夜にTVやラジオを確認しますが、やはりメディア復活の兆しは見えません。
【1993年7月21日】:生存十三日目
さらに東へ進み、リバーサイド東端の住宅地へやって来ました。
黒い鉄柵と植え込みに囲まれた家は外装からして立派です。いままで探索してきた、どこか貧乏くさい家々とは雰囲気からして違います。品格という名のオーラを纏っています。所謂高級住宅街というやつでしょうか。
家は外装だけでなく中も立派でした。
まず間取りが広いです。部屋数も多いです。そして家具は高級品揃いです。二階もめっちゃ広いです。いかにもアメリカン・ホームドラマに出てきそうな雰囲気の建物です。超ブルジョワです。
「あたしは命懸けで戦った挙句に惨めな貧乏暮らししてるってのに、ここに住んでる連中はどれだけエライことしてこんな良い暮らししてんだ?」
おそらくは湾岸従軍経験者であろうブレンダの、プロレタリア魂溢れるぼやきが炸裂します。
なお暖炉を利用する場合は燃料になりそうなものを中にぶち込むのではなく、右クリックから「燃料を加える」⇒「(アイテム選択)」という手順を踏まないと燃料が追加されません。そうしないと、衣服やタオルを暖炉に入れて着火してもそれらは燃えずに燃料不足で火が消えるというミラクルが置きます。Cataclysm: DDAとは違うのです。
また燃料となるアイテムもけっこう制限があり、木や布など燃えそうなものなら何でもOK、というわけにはいかないようです。
火をつける場合も燃料追加と同じ要領で、暖炉を右クリックして「火を付ける」⇒「(アイテム選択)」という手順で行います。
【1993年7月22日】:生存十四日目
「こんな家に住んでた連中、たとえゾンビじゃなくても殺してやりたいね」
そんな罰当たりなことを言ってたせいかはわかりませんが、朝っぱらから防犯ベルを鳴らして50体前後のゾンビを相手にする破目になりました。
それにしてもリバーサイドっていうのは、街の構造がえらくわかりやすいですよね。高級住宅の並ぶ東部、そこから西へ進むにつれてどんどん建物のグレードが落ちていき、地図にも載らないほど西へ行くとトレーラーパークへ行き着く…
リバーサイドのモデルってたぶんミード郡のブランデンバーグあたり(整然とした区画からすると、ブロードウェイではなくオーリンロード)だと思うんですが、さすがにこれほど極端な構成ではないです。
まあリバーサイドに関しては、実際には存在しない架空都市だと開発側も言明しているんですけども。
というわけで、今回はここまで。
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