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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2019/02/21 (Thu)02:28







The Elder Scrolls IV: Shivering Isles
"Ghost in Madness" #8

- エルダースクロールズ4:シヴァリングアイルズ -

【狂気の島と死霊娘】第八回









 命懸けの聖火リレーをどうにか完遂し、サセラム・アルデン=スル内に安置されているディメンシャの大灯台にアグノンの炎を灯したジアン。聖火リレーやろうぜ!おまえが松明な!
 そこへ我らがシェオ爺が登場し、次なる使命を課してきた。マニア側かディメンシャ側どちらか一方の統治者になれ、というのである。もっとも統治権を継承するには伝統ある儀式に則る必要があり、同時にそれは現公爵(以前仕事を依頼してきたマニア公爵セイドンorディメンシャ女公爵シル)の解任をも意味する。
 解任…しかしここシヴァリング・アイルズでは、権力者に平穏な隠居生活などというものは用意されていない。継承の儀式はマニア側とディメンシャ側で内容が異なり、もとは単一の伝承だったものが解釈違いで二つに分かれたらしいが、いずれも現公爵の血を祭壇に捧げることに変わりはなく、その過程が「毒殺」か「心臓を抉る」かの違いでしかない。
 要するに、現公爵を殺して成り代わるしかない、ということなのだ。

 もとよりジアンはディメンシャびいきなので、かつて暗殺計画を阻止し命を救ったシル女公爵を、今度は自分の手で殺すことになる。とはいうものの、たいして恩義があるわけでもなく、殺すことに抵抗があるわけではないが。
 また逆説的に、統治権の継承後は殺さなかったほうの現公爵と付き合っていくことになるので、「殺さず今後付き合うのはどちらが良いか」という点から見ても、陰気な被害妄想ババアより色ボケ薬中ジジイのほうがなんぼかマシである。…たぶん。

 ところでこの教会の司祭たち、シェオ爺さまを前にしてもこれといって反応しませんね。




ジアン:「なるほど、側近の協力を得よとはこういうことか」

 ディメンシャの司祭長アルクタスに儀式について聞いたところ、シルを始末するには彼女の側近であるキスラン、アンヤの協力を得るべきだと助言されたジアンは、その必要性に疑問を抱いていた。
 曰く、ただ宮殿へ赴き玉座にふんぞりかえっているシルの首を落として心臓をブチ抜いてくれば良いのではないか、と。
 しかしながら玉座の間は無人であり、どうやらシルはシェオ爺がいずれかの地域の統治者の交代を望んでいることに気づいて身を隠してしまったようなのだ。
 儀式が本当に伝統あるものだとすれば、シルも前任者の心臓をブチ抜いて今の席に座っていることになる。次はそれが自分の身に降りかかってくる、とわかれば、警戒するのも当然のことだろう。
 ジアンはキスランやアンヤと接触し、ディメンシャ公爵の私室へと潜入を試みる。




 普段は専用の鍵で施錠されており、何人たりと侵入を許されない個人庭園にてダーク・セデューサーの襲撃を受ける。

ジアン:「なるほど、現統治者の配下からしてみれば、私は逆賊ということであるか。というか、これっていわゆるクーデターというやつなのではないか?」

 かつてシラルンの遺跡でともにゴールデン・セイントと戦い、まして今後臣下となるであろう者たちを手にかけるのはいささか気が引けるが、反乱闘争ってこういうものなので仕方がない。




 庭園と私室内部の警護兵を始末し、寝室へとたどり着いたジアン。
 そこには呑気にベッドへ横たわるシルの姿が、ときは午後9時。よもや警護を突破して来る者などいようはずもないと油断しているのか、いまその安らかな寝息を止めてくれよう、と近づいたとき、側近のキスランがジアンを呼び止めた。

キスラン:「これは影武者だ!シルがこの手を使うのはこれが初めてではない…」

ジアン:「影武者?あ、死んでる…そういえば顔つきも違うような。のんきこいて寝ているのではなかったか…」

 キスランの言によれば、本物のシルはすでに隠し通路を使ってジレサルドに立て篭もったという。当初想定していたよりもだいぶ骨が折れる、てごわい相手である。
 庭園にあるシェオゴラスの胸像に隠された仕掛けを使い、ジアンはシルの後を追う。








 ジレサルドと呼ばれるダンジョンには幾多の殺人トラップが仕掛けられており、さらにシルへ忠誠を誓うダーク・セデューサーたちが至るところに伏兵として潜んでいた。
 敵を撃破しつつ、ジアンはさらに地下施設の奥へと向かう。




ジアン:「フム、バリケードであるか。これはますますもって、内戦の如き様相を呈しておるのう」

 シルが居るらしい深部フロアには、椅子や机といった家具を積み重ねて築かれたバリケードが設置されており、先へ続く扉も大量の家具で塞がれていた。
 扉の向こう側には、ダーク・セデューサーたちが息を潜めて身構えている気配が感じ取れる。どうやらジアンがバリケードを排除し疲れ果てたところを集中攻撃しようという算段らしい。

 だが…




 ドガッ!!

 爆発とともに、扉の向こう側で待ち伏せしていたダーク・セデューサーたちはバリケードもろとも吹っ飛ばされる。




ジアン:「バリケードを使った篭城なぞ、火星ではこーなる。私もこーする」

 いつぞや宿の壁にかけておいた個人携行型ロケットランチャーを携え、ジアンは瓦礫と化したバリケードを踏み越える。
 得意げに啖呵を切ったようだが、こうした火器の使用にはリスクも伴う。いつから存在するかもわからない古い建築物、石材が劣化していれば爆発の衝撃で建物ごと崩れる可能性がある。天井が崩落すればジアンもろとも生き埋めになってしまうだろう、まず助かる見込みはない。
 そんなわけで、ロケット弾による攻撃はこの一発限りとジアンは決めていた。

 さらに先へと進み、道中の護衛を斬り伏せたジアンはついにシルと対面する。




ジアン:「下克上なう。抵抗は無意味と知れ、大人しく素ッ首を差し出すがよかろう」

シル:「おのれ小娘、貴様のような得体の知れぬ新参者におめおめと公爵の座を渡すと思うてか!私がこうして命を狙われたのが初めてだとでも?とんでもない、返り討ちにしてくれる!」



 [次回へつづく]

















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