主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。
http://reverend.sessya.net/
2019/02/14 (Thu)18:51
The Elder Scrolls IV: Shivering Isles
"Ghost in Madness" #6
"Ghost in Madness" #6
- エルダースクロールズ4:シヴァリングアイルズ -
【狂気の島と死霊娘】第六回
マニアの公爵セイドンの依頼でダンルート窟へと向かったジアン。そこには原生生物なのか魔法生物なのかはわからないが、通行人を襲う危険なトラップで一杯だった。
探しているのは「反転の杯」と呼ばれる道具。
特定のエリトラ(昆虫型のクリーチャー)から採取できる、フェルデューと呼ばれる物質(蜜?体液?)は摂取することで多幸感を得ることができるが、強力な中毒作用をも併せ持つ。そして反転の杯はフェルデューの中毒症状を無効化し、安全に摂取できる道具だということだった。
要するに、中毒の心配なくヤクをキメれるステキ道具ということだ。
ダンルート窟へ侵入するには事前にフェルデューを摂取している必要があり、当然、反転の杯を所持していないジアンは深刻な中毒症状に見舞われることになる。
がしかし、症状が致命的なまでに進行したとしても、そこまで大幅にステータスが下がるわけではない。基本的には中毒を抑えるためにフェルデューを摂取しつつ探索する、という流れになるのだろうが、それなりに育ったキャラクターであれば中毒を無視して探索を続行することも可能だ。
「堕ちた聖域」と呼ばれる最深部に差し掛かると、突如として天然の洞窟に人工的な造形物が姿を覗かせる。おそらくは千年周期で訪れるグレイマーチで破壊された旧文明の名残だろうか?
得体の知れない怪物が潜んでいるかもしれない、と思ったものの、そこにいたのはダンボールが似合いそうな不法居住者たち…脳の髄までフェルデューがバッチリ決まっているらしく、ジアンを見るなり素手というか素っ裸で襲いかかってきた。
丸腰相手に銃は使わない、儀仗で応戦だ。
おクスリで腐り果てた脳を(物理的に)叩き直し、もとい叩き壊し、反転の杯を入手。
…この杯があれば中毒にはならないと聞いていたのだが。中毒者たちは使い方を知らなかった(あるいは間違えていた)のか、あるいは服用量が多過ぎて杯の許容量をも超えてしまったのか。まあ、もうどうでもいいことだが。
王宮への帰路につく途中、イングヴァー・ドゥームセイヤーというノルドのおっさんと遭遇。ここシヴァリングアイルズのみならず、シロディールでも路上を徘徊するNPCは珍しいので驚いてしまった。顔が関根勤にそっくりだ。
というか先頃のクエストでしこたま拷問にかけた記憶がある。あのときは申し訳ないことをした。
こんな土地柄でも素肌をもろ出して肉体美を誇示するありさまはさすがノルドというべきか。
なおドゥームセイヤーというのは終末論者のことであり、決してドゥームスレイヤーの誤字ではない。ドゥームスレイヤーだったら地獄で悪魔を殺し続けるヤバイ奴になってしまう。そっちの人もBethesda傘下ではあるのだが。…なんの話だ。
そしてふたたびのオベリスク封印戦である。
基本的にやることは毎度変わらないので内容は省略するとして、今回は二挺銃での戦いだ。実際のところ銃撃戦に使えそうなポーズはMOD含めてもそんなに数がないので、そろそろ自作する必要性を感じている。
戦闘ののち王宮へ帰還し、セイドン公爵に杯を渡したあとマニア/ディメンシャ両公爵から信頼を得たことをシェオ爺さまに報告する。そのポーズ、DOS時代のTESシリーズっぽくてすごく良いです。
次なる任務は…えぇと…どっか行って、なんかやってこい、だそうです。
シヴァリングアイルズでの活動において、その中心となる拠点を構えたいのだが、どうにもそれらしい施設を見つけることができない。
仕方がないので、クルーシブルにある宿屋「病弱バーニスの酒場」の一室をそれらしく仕立て上げることにする。
ジアン:「というわけでだね、しばらくこの地に滞在するにあたって、この宿の一室を当分貸し切りにしてほしいのだ。無論、先に金は払うでござる」
病弱バーニス:「お代さえ頂けるのなら、私は別に構いませんが…ゴホッゴホッ」
ジアン:「そうそう、部屋に荷物を運び込むので少し騒がしくなるかもしれぬ」
病弱バーニス:「???」
なにやら不穏なジアンの物言いに疑問を覚えるバーニス。
事実、ジアンが泊まるようになってからというもの、轟音や妙な機械音が止むことなく鳴り続けている。
狂気の王のお膝元たるこの地ではそう珍しいことでもない…と言い切れないのが難しいところであって、けっきょく、耐えかねたバーニスはジアンに化した部屋の様子を見に行くことに。
病弱バーニス:「あの、お客様。できればもう少し、静かにしていただけると…」
病弱バーニス:「…って……」
ジアン:「おや御主人、如何されたであるか?」
病弱バーニス:「如何されたって…お客様、これはいったいどういうことですか!?」
ジアン:「いや、私物を部屋に入れただけだが…」
病弱バーニス:「私物!?これが、全部私物ですか!?」
[次回へつづく]
PR
Comment