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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2016/02/04 (Thu)03:55





 昏く、荒涼とした空気が全身を突き刺す。トレーズは一糸纏わぬ姿で氷の上に立っており、光の差さぬ冷たい空間にただ一人、佇んでいた。




 素肌を晒すトレーズは不安に駆られたが、それは羞恥によるものではなかった。トレーズにとっての裸とは無防備、身を守るための剣も鎧もない、という以上の意味を持つものではなかった。彼女にとってはそれが、近くに存在するかもしれない見も知らずの誰かに裸を見られたときの、唯一の懸念だった。
 氷に覆われた洞窟は一面血まみれで、床も、壁も、天井も、天井から鋭く伸びるつららさえもが存分に生臭い液体を舐めている。それはまるで吸血鬼の牙のようであり、まるでこの洞窟そのものが殺意を持っているかのような錯覚さえ覚えさせた。
 血の匂いを嗅ぐと、トレーズはヴァレンウッドでの生活を思い出す。日課であった鹿の解体をしているとき、ちょうどこんな匂いがしたものだ。
 あるいは、戦場で…戦死者で溢れる砂漠、市街地、敵部隊が篭城する建物に突入してアリクル戦士を次々と斬り伏せる瞬間、アドレナリンの奔流と全身に浴びた血で歓喜に狂った記憶が蘇る。
 死の匂い。
 それはトレーズにとって慣れたもので、忌避するようなものではなかった。

『この光景を見て動揺一つない、か。なるほど、血には慣れているらしいな』




「…なんだ!?」
 突然の声に驚くトレーズのまわりを煙がまとわりつき、全身に異変が生じる。
 表皮に鱗のようなものが生えはじめ、指先から魔力が迸る。普段は滅多に使うことのない魔法が全身から溢れ、制御できなくなっていた。
『死に慣れてはいる…だが、死を理解するには程遠い浅はかさ。いと嘆かわしや、その罪深さゆえに…死者の声に耳を傾けることもない…』
「貴、様…何者だ?どこにいる!」
 どこからか聞こえてくる声に向かって、トレーズは挑みかかるように叫んだ。
 相手の声にはひどく存在感というか、威厳のようなものがあり、うるさいわけでもなければ、耳を塞いでいたとしても一言一句聞き逃すことなく理解できるような心地よさがあったが、それでも、その声をどこから発しているのかさえトレーズには見当がつかなかった。
 まるで頭の中に直接語りかけてくるかのように。あるいは、頭の中から語りかけてくるように。それがトレーズには気に入らなかった。そういうことを得意になってやるのは、たいてい、詐欺師の領分だからだ。
「モノを言うなら、姿くらい見せろ。それとも女の裸を見るのが恥ずかしいのか?」
『我にはお前の姿が見えている。お前に我の姿が見えないのは、お前が見ようとしていないからだ』
「ほう…面白いことを言うな。馬鹿には見えない肉体を持つ王様というわけか?」
『肉体はない。滅びた…滅ぼされたからな、お前に。お前が我の姿を見れないのは、お前が過去に奪った命と向き合おうとしないからだ』
「死んだ命に対して思い煩えと?どうすれば満足だ?狩りで殺した鹿、戦争で殺した帝国軍、哀れなネディックの末裔、そういう連中に祈ってやればおまえは満足か?」
『我の感想なぞどうでも良い、これはお前の問題だ。お前自身が先送りにしていた、檻の中から見つめていた咎と向き合う時期が来たのだ』




 ぞわっ…
 漆黒の影が湧きあがると同時に、トレーズを飲み込まんばかりの勢いで覆い尽くす。
 それは、まるで…トレーズに殺された魂の怨念が、彼女の肉体を喰らいつくそうとするかのように…
「やめろ、離れろ!なんで、こんな…いまさらになって……!!」
『よいか…魂とは、ただ肉体の死をもって終わるものではない。お前の鎧、殺した命を奪い自らの力とする器の中に、営々と存在し続けているのだ。待っているのだ、目覚めのときを…』
「そんな…」

『やがて目覚めるときがくる、怨念が…肉体を奪われた魂たちが!』








「くそっ、また悪夢か…!」
 慌てて飛び起きたトレーズはきょろきょろとあたりを見回し、近くに外敵がいないことを確認して、ひとまず安堵のため息を漏らした。
 リーチ地方北部の川沿いにキャンプを張っていたトレーズは、自分が鎧を着たまま寝ていたことを思い出す。疲れはあまり取れないが、周囲の安全確保が難しい屋外では装備を身につけたまま就寝することは珍しいことではなかった。
 戦争中も、駐屯地や大部隊を伴っての移動中ならいざ知らず、少人数での偵察任務では常に鎧を着たまま寝ていたものだ。
 トレーズが所属していた、ヴァレンウッドのハンターで構成された部隊は鎧を着たままでも普段の生活に支障が出ないよう常日頃から訓練されており、彼女たちにとっては、一般に迷著と呼ばれる書籍「ハルガードの物語」の内容は決して荒唐無稽なものではなかったのである。




 それにしても、ふう、こうも夢見の悪い日が続くというのは、何かあるな…と、トレーズはひとりごちる。
 なにかの予兆か、霊的な力が何かを示唆しようとしているのか。
 こういうとき、たんなる偶然だとか、臆病風に吹かれただのといった「根拠のない」言い訳で思考を破棄するのは簡単だ。
 だが神が身近な存在であるこのタムリエルで、神性な存在の媒介を迷信と断じるのは愚かな行為以外の何物でもない。
 いままでトレーズは殺人や、命を奪う行為に疑問を覚えたことはない。これまでの行為はすべてトレーズにとって正当性のあるものであり、他人がどう思うかなぞを気にしなければ、そこに逡巡を差し挟む余地はない。
 それを、いまさらになって警鐘を鳴らす「なにか」があったということは、気に留めなければならないだろう…
 土地のせいだろうか?
 アルトマーであり、アイレイディーンの末裔であるトレーズにとって、アトモーラから侵略して領土を奪い、あまつさえアイレイド滅亡の先陣を切ったネディックの末裔の国であるこのスカイリムという土地はいささか居心地が悪かった。
 居場所がない、だけではなく、土地そのものが自分の存在を拒絶しているような気配すら感じるのだ。
 この土地の精霊は、あまり私を歓迎していないようだ…と、トレーズは思う。
 観光に来たのであればすぐにでも帰るところだが、誰にとっても生憎なことに、そうではない。
 ひとまずこの件には「保留」の張り紙をピンで留めておくとして、トレーズはキャンプを畳み、荷物を纏めると、メリディアの待つキルクリース山へと向かった。








 足元を駆ける野生の狐に注意しながら、トレーズはデイドラ・プリンスの一柱であるメリディアの巨大な像に辿り着くと、剣を掲げてその場にひざまづいた。
「私の名はトレーズ・ミドウィッチ、メリディア様の敬虔な使徒にして忠実なる僕。彼方からの呼び声に応じ、馳せ参じました」
『よくぞ参られた、罪深き迷い子よ…はて見かけぬ姿であるが、何ぞ過去に縁がありしや?』
「覚えておられませんか、この神聖なる剣を?私はかつて、リンダイ…アイレイドと呼ばれていたエルフの氏族の末裔であります。この剣はアレッシアの旗印のもと同族を裏切った悪しきネナラタの操る不死者の軍団を討つために、メリディア様がオーロランとともに御下賜された宝具にございます」
『アイレイド…懐かしい響きよ。かれこれ四千年以上も前になるか、そなたの一族はその後どうなったであろうな?』
「残念ながら、当時に滅んで久しく…しかし一族の末裔として、メリディア様が我が一族になさってくださったこと、そのご恩はいっときも忘れたことはありません。わずかでも、かつてのお慈悲に報いるべく…私に出来ることがあれば、なんなりとお申しつけくださいますよう」
『よくぞ言ってくれた、我が従徒よ。顔をお上げなさい』
「は……」
 メリディアの声に促され、トレーズは祭壇をぐるりと見回す。
 そこではじめて、トレーズはこの場所がいやに殺風景であることに気がついた。石像が安置されているほかは何もなく、奉げ物も、信徒の姿も見えない。いるのは野生の狐や兎だけだ。
 人目に触れる場所でありながら信仰の形跡がない祭壇を愕然とした表情で見つめながら、トレーズはおそるおそる口を開いた。
「メリディア様…つかぬことをお聞きしますが、このスカイリムの地であなた様の信徒はなにをなさっているのでしょう?このように手入れもなく祭壇が放置されているなど、許されることではないと思いますが…」
『我が忠実なる従徒よ、弱く罪深き定命の者に慈悲を。信徒たちがその居としていた聖堂はいま、悪しき死霊術師の手によって不浄のはびこる地獄の釜へと姿を変えられてしまいました。あまつさえ、やつはその悪しき力を聖堂に安置されている我が秘宝から得ているのです』
「なんということを…そのような非道、断じて許されるものではありません!メリディア様、この私に一命あらば、たちまちに邪悪な存在を討ち滅ぼしてみせましょう!」
『頼もしい一言、ありがたく思う従徒よ。邪悪の源、憎き死霊術師、やつの名をマルコランと言う。我が信仰のため、これを亡き者に。そしてやつの手によって使役させられた、哀れな魂に救いを』
「お任せください!それと…」
『なにか言いたいことでも?』
「私が参るまで、誰もこの由々しき事態に対処する者がいなかったということは…やはり蛮族どもの信仰の程度が知れるというもの。耳の丸い連中などあてにはなりませぬ。そのうちに私がこの地にはびこる人間どもを一掃し、エルフの楽園と、メリディア様の栄華を取り戻してみせましょう」
『……えーと?』
 なにやら過激な発言に面食らうメリディアを差し置いてトレーズは立ち上がると、兜の下で鼻息荒くキルクリースの聖堂へと足を向けた。







 問題の要点を纏めると…
 かつてメリディアの信徒が生活していた聖堂はいま、死霊術師マルコランの手で不浄はびこる凄惨な地へと成り下がってしまった。
 信徒たちは惨殺され、死霊としてマルコランに使役されている。
 そしてマルコランは聖堂に安置されたメリディアの秘宝から膨大な魔力を引き出し、その力をさらに強大なものへとしつつある。
 生命を司り、不死者(アンデッド)と長きにわたって敵対してきたメリディアにとってこれほどの屈辱はなく、マルコランも当然そのことを理解したうえで、デイドラ・プリンスたるメリディアを屈服させるために暗躍しているのだ。
 トレーズに課せられた使命は、死霊として望まぬ悪事に加担させられているかつての信徒たちの魂を救済し、マルコランを抹殺すること。




 しかし事態はそう一筋縄ではいかない。
 強大な力を得たマルコランに操られる死霊は手強く、またトレーズ自身もいかなる理由か、普段の力を発揮できないでいた。
「これは、いったい…まさか、あの夢のせいか!?」
 殺した相手の魂を奪い、装着者への生命エネルギーに変換するナリル・モリの装具。
 60年以上の歳月を生きながら、トレーズが少女のような外観を保っていられるのはひとえにこの鎧の力のおかげ(それとアルトマー特有の長寿によるもの)だが、なぜかいま、彼女は装備から力をうまく引き出すことができなかった。

『待っているのだ、目覚めのときを…』

 夢の中で聞いた言葉を反芻し、トレーズは思わず身震いする。
 まさか祖先の遺した装備が、私に害成すことなどあるはずが…
 いや、やめよう。
 トレーズはかぶりを振り、剣をかまえなおす。
 戦場で逡巡や躊躇は命取りにしかならない。そんな無駄なことで身を危険に晒すなど論外だ。そう、気にしても仕方がない。力がうまく発揮できないという一点を無視さえすれば。
 やがてトレーズはマルコランが待ち構える聖堂の最奥へと突入した。




「我が崇敬なる神への挑戦者、身の程を知らぬ邪悪の化身め!毛筋一本と残さず討ち滅ぼしてくれる!」
「メリディアの遣いか、面白い!貴様を贄としあの売女の信仰を完全に打ち砕いてみせよう!」
 マルコランの使役する「穢れた影」、そして高度な術を駆使するマルコラン自身の戦闘能力は高く、その力、強さはかつて対峙したドラゴン・プリーストにも匹敵するものだった。
 死霊術師風情が、これほどまでの力を手にすることがあるとは!
 思うように力を発揮できないトレーズを漆黒の死霊たちが取り囲み、そこへマルコランの放つ一撃がトレーズを襲う!




「がはっ、ぐあ…そんな……」
 魔力を帯びた短剣が脇腹に突き刺さり、鎖帷子を突き破ってトレーズの内臓を切り裂く。
 血を吐きその場にひざまづくトレーズに、マルコランがとどめの一撃を刺そうとしたとき…トレーズの意識が途切れ、周囲が闇に包まれた。







 このまま死ぬのか。メリディア様に与えられた使命を果たせず、何一つ目的を達せぬまま。
 絶望するトレーズの耳に、鼓膜を破り脳髄を揺さぶるほど大音量の咆哮が突き刺さる。




 そのとき、トレーズが見たものは…竜の姿だった。

『なにをやっている!いったいどうしたというのだ、アイレイドの戦士よ!』

 トレーズが目を覚ましたとき、立っていたのは夢に見たあの場所だった。
 一面が血に濡れた氷霜の洞窟。
 だが今回は夢のときとは状況が違った。声の主が目の前にいたのだ。




「おまえは……っ!?」
『自身が殺した者と向き合うのは初めてか。なぜ、この空間に呼ばれたか…理解できているか?』
 血塗れた竜の声に、トレーズは混乱する。
 そこにいたのは…かつて西の監視塔でトレーズによって殺されたドラゴン、ミルムルニルだったのだから。
「いったい…ここは、どこだ?私は、まだ…夢を、見ているのか?」
『ここはお前が装着している鎧の内部に形成された空間だ。我が魂を媒介に、お前にビジョンを見せている。まったく…こんな事態を望んで、あのような夢を見せたわけではないぞ』
「夢、だと。あれは貴様の仕業か!?」
『我はお前に殺され、鎧に取り込まれた。そして鎧と一体化した我は…この鎧、アイレイドの遺物が持つ特異な本質を理解したのだ。同時に、お前がこの鎧をまったく使いこなせていないこともな』
「何を言う…!」
『お前は奪った生命をなんとする、喰らった魂をなんとする!もしやお前はこの鎧を、奪ったエネルギーを貯めておける便利な道具だとしか考えていないのではないか?実際は、奪われた魂はすべて意思を保ったまま鎧の中で生き続けているにも関わらず…だ!』
 ミルムルニルの恫喝を受けたトレーズは、思わず一歩後ずさった。
 そういえば…トレーズは思う、自分はこの装備のことをほとんど知らない。
 自身の一族に伝わる騎士の装備、殺した相手の生命を奪う魔道具…という以外の情報をトレーズは知らず、また、トレーズ以外の誰も知らなかった。
 かつてこの装備を身に纏い、ネナラタやアレッシアの手の者と戦ったリンダイの騎士、彼がどのように振る舞ったのかを知る者は誰もいなかった。文献も、言い伝えも、何一つ残ってはおらず、ただ装備のみが家宝として伝わったに過ぎなかったのだ。
 そして鎧に取り込まれたというミルムルニルは、それによってこの装備の本質を見抜いたという。
『この空間での時間の流れは、現実では一瞬の出来事に過ぎぬ。が、お前が生命の危機に瀕している以上、いまは長話をしているわけにもいかぬであろう。だが、お前の持つ可能性は、お前自身で気づかなければならないのだ…何度でも言おう、お前は自らが殺し奪った命と向き合わなければならぬ!』
「だから、何が言いたいんだ!殺しを悔い改めろとでも言うのか!?」
『そうではない!』
 やがてミルムルニルが首を伸ばし、その巨大な牙をトレーズの肌に食い込ませようとする。
 身を守る鎧も、剣もなく、ただの非力な少女と成り果てたトレーズの肉体を喰らおうとするミルムルニル。そして、トレーズはそれを…黙って見ていた。
 恐れるでもなく。諦めるでもなく。




『そうだ、受け容れよ…』
 やがてミルムルニルと一体化したトレーズは恍惚とした表情を湛え、ゆっくりと目蓋を閉じる。










 まばゆい閃光とともにトレーズが立ち上がり、光の奔流をまともに直視し目を潰されたマルコランは思わずその場から跳ね退る。




「なんだ、あれは…ドラゴン…だと…!?」
 トレーズの背後に浮かび上がる竜…ミルムルニルの姿を目の当たりにしたマルコランは絶句した。
「まさか、こいつが噂のドラゴンボーン…しかし、違う!これは、こんなのは、私が知っているものとは違うぞ!何者だ、こいつは!?」
『総てを知るにはまだ遠い、だが、まだそれでいい、まずは…一歩からだ。Tiid(ティード)!』
 ミルムルニルのビジョンが消える寸前、彼の咆哮とともに周囲の空間が歪み、時間の流れが遅くなる。
 まるでゼラチンに漬けられたようにのろのろと動くマルコランと亡霊たち、そのなかでただ一人、トレーズだけが機敏な動きを見せる。すでに、腹の傷も塞がっていた。




 ドガガガッ、ズバッ、ザシャアァァアアッッ!!
 連続して繰り出される斬撃にマルコランの首が撥ね飛び、穢れた影どもが一瞬にして破壊されていく。メリディアの加護を受けた剣の一撃で亡者どもは青白い炎に包まれ、次々と塵芥に姿を変えていった。
 すべての敵を排除したトレーズは油断を解くことなく、剣を握る手に力を込めてマルコランの首なし死体を見つめる。
 やがて…




『ふ、ふ…フハハハハ!やった、ついに!やったぞ!』
 マルコランの肉体から漆黒の影が浮かび上がり、強大な魔力の奔流で空間が闇に染まった。
 そこに現れたのは、マルコランが使役していた死霊に似た存在…しかし、その強さ、邪悪さは桁が外れている。
『肉体という枷から解き放たれたことで、私は、ついに!リッチへと昇華したのだ!!礼を言うぞメリディアの使徒よ!高次の存在となった私は、より魔術の高みへと昇ることができる!!』
「そうか、なら…もう一度、死ねッ!!」









 死者の灰と炎に巻かれ、マルコランを葬り去ったトレーズは半ばトランス状態だった先刻までと変わり、段々と落ち着きを取り戻していた。
「…あれはいったい、なんだったんだ?鎧の本当の力だと…」
 そのつぶやきに、しかし、こたえる声はない。
 さっきまで多弁だった竜の声は聞こえず、聖堂内は、戦闘が起きる前の静寂をたたえるのみだ。
「…言いたいことがあるなら、一度に全部伝えろというのだ」
『物事には段階というものがあるのだ、娘よ』
「聞こえてるんじゃないか!」



>>to be continued...








 どうも、グレアムです。
 なんかエライことになってますが、じつは今回出した諸設定、当初の予定にはまったく存在しなかったものです。
 というのも当初はトレーズの力にあまり複雑な設定を持たせたくなくて、もっとシンプルに、ドライにやりたかったんですよね。特別な存在にしたくなかったので。ぶっちゃけると、本当はこういう話は書きたくなかった。葛藤とかいらなかった。徹頭徹尾オラオラ系女子として覇道を踏破するキャラにしたかった。
 ただそういう構想とは別に、SkyrimのSS撮影って工夫次第でかなりイロイロできるもんで、「こんなシーン撮れるかな?」「あんなシチュエーションで撮ってみたい」とか試しているうちに、「どうやってこれをシナリオに組み込もう」という悩みに発展していくわけで、せっかくやるならビジュアル的にゴージャスな記事を作りたいので、シチュエーション先行で後から設定を付け足すようなことをやってます。
 そんなわけで、今回の日記のシナリオはSS撮影に合わせてけっこうその場のノリで適当にでっち上げてます。本来の想定を無視してあえてそういう方向性でやるのは、自分でも先行きの予測がつかないライヴ感を楽しみたいっていうのと、俺の好みで話を書いてしまうとすさまじく地味な内容になってしまい、むしろウケを狙うなら自分の好みから少しハズしたほうがいいらしい、という自覚があるので。

 ビジュアル先行で見れば少女と竜のツーショット(二人三脚)とか、ミルムルニルがまさかの参謀ポジとか珍しくていいなーとか思うんですが、個人的にはあまり好きなタイプの話ではない(笑)
 まあ、それでも書いてるときはわりとノリノリだったりするんですが。












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