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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/11/24 (Sun)02:34
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2015/10/13 (Tue)22:49

河を挟んでの砲撃戦。鉄のカーテンが視界に広がる







 どうも、グレアムです。
 なんの気の迷いか、普段まったくやらないというか苦手にもほどがあるウォーシムなどを購入してしまいました。フランスはR.U.S.E.の流れを汲むRTS「Wargame」シリーズ三本パック。だって三本入りで新作Red Dragonと同じお値段なんてあなた、そっち選ぶしかないじゃないのよ。Steamにてセール価格で-75%、お値段なんと1245円。店頭で並んでたら即クソゲー認定のワゴン価格ですよ。Steamに馴れるとなんでもない値段に見えるけど、これ凄いことですよ。

 貧乏臭さが滲み出るトークはさておき、まずは一作目のEuropean Escalationをプレイ中。戦闘機や艦船はあまり興味ないし、やっぱりヨーロッパでドンパチやりたいでしょってことで。三作目のほうは日ソ全面戦争シナリオとか興味あったんですが、どうもソ連側でしかプレイできないみたいだし。
 ぶっちゃけトレイラーに騙されて買ったと言っても過言ではないんですが、もっとも強力なプッシュとなったのが「東西冷戦期のIfシナリオを描いた」という背景。OFPじゃんこれ!買うしかないでしょ。
 もっともアメリカとロシアが全力でぶつかるようなファンタシィな内容ではないらしく、あくまで歴史的背景を考慮したうえで実際に戦争に発展したかもしれない事件を先に進めた感じの話みたいです。

 とりあえず最初のシナリオをプレイしてるんですが、親切なのかそうじゃないのかわからないヒントを頼りに最初のシーンをクリアしたものの、どうも漫然としたプレイから脱しきれないのは否めない。ていうかポイント制で使用できるユニットをアンロックするとかなんだよ。これだからマルチ前提の設計は…ブツブツ。歩兵すら使えないとかどうよ。
 あとは一時停止や早送りといった時間操作系のコマンドがないっぽいのも気になる。いやいちおうメニュー画面出せばゲームは止まるんですが、違うそうじゃない。
 いまのところ全体の流れが掴めないというか、何ができて何ができないのかがわからんのですが、これは多分に俺が既存の国内ウォーシムのフォーマットを当て嵌めて考えようとしてるのがまずいっぽいという自覚はある。ユニットの生産システムまわりですとか。

 難点ばかり言ってるようだけどゲーム自体は嫌いじゃないので、気が向いたときにダラダラやる方向で。このシステムでガングリフォンがやりたいなー。












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2015/10/11 (Sun)21:30

こいつはいいモンだ…







 どうも、グレアムです。ひさしぶりにUnturnedをプレイしたらまたけっこうグレードアップしてて驚きました。自動アップデートで毎日のように更新されてたのは知ってたんですが、ぶっちゃけ前回の新マップであるYukonがあまり面白くなかったので、そこからしばらく離れてたんですけども、今回の新マップWashingtonは出色の出来なので要チェックですよ。
 Yukonは人里離れた雪山でのサバイバルというコンセプトがUnturnedのシステムとマッチしていなくて、ひたすら退屈なのが問題でしたが(あるいは対人戦専用のフィールドとして考えれば評価は変わるのかもしれませんが)、Washingtonはスタンダードな都市マップで、PEIよりも都会的で密度の濃い、非常に遊びごたえのあるマップとして完成されています。

 またシステム面ではバグフィクスを除くとモーションやアイテム、車輌の追加など、純粋にボリュームを増やす方向で展開していますね。EAのゾンビサバイバルはバージョンアップを経てひたすら難易度が上昇していく傾向があるのですが、Unturnedはバランス調整に関しては遊びやすい範囲で留まってくれるので安心してプレイできます。一部のガチユーザーの言葉を間に受けてひたすら不便なだけのマゾゲーを作るのが適解ではないのだぜー。
 しかし武器はけっこう増えましたね。以前PEIをプレイしたときは銃火器や弾薬のスポーンがかなり絞られていたんですが、今回のWashingtonではわりとザックザク入手することができます。近接武器はなんとカタナが追加されてるじゃんよー!バージョン2以来じゃねーかコノヤロウ!勝ったわこれ。
 銃火器に関してはM14EBRと思しきSabertoothが超アツイ。装弾数は10発とちょいと少なめだが、そもそもゲームに慣れると銃火器の使用自体が甘え存在になるので、これくらいロマンに振ってもいいと思う。あとはM92FらしきAvengerがカッコいい…んだけどこいつはミリタリーグレードの弾薬を使用するので、ライフルと差別化できずちょっと使途が見出せない。プライマリとバックアップに共通の弾薬を使用するのは思想としては間違ってないんだけど、Unturnedでそれは当て嵌まらないんだよなぁ。シビリアン・グレードの弾薬が腐るほど手に入るんで、バックアップはそいつの消費ができなければ選考対象にすらならんのだよ。

 グラフィック面に関しては以前から気になっていた、一定以上距離が離れるとオブジェクトの描画が簡略化されてしまう(LOD。ちなみにゲーム内OptionのDraw Distanceとは別設定であるらしい)件に関して、実測したわけではないが簡略化される距離がさらに短くなった気がする。
 とはいえ以前は高層建築に近づくとあからさまにパフォーマンスが低下していたのが改善されていたので、この措置はゲームを快適にプレイするうえでの妥協点なのかもしれない。ちなみに7 Days to dieも距離によって、目に見えて違和感を覚えるレベルでオブジェクト描画の簡略化がはじまったりするので、おそらくUnity自体の仕様なのだろう。7Dtdのほうは現在、都市部に近づくとおっそろしくフレームレートが下がるようになったので、あれはもうちょっとどうにかならんだろうか…

 ゲーム以外の部分だと、Steamマーケットで売買できるアイテムが追加されるようになりました。入手条件がプレイ時間なのか、プレイ内容によるのかはわかりませんが、F2Pでここまでできるって凄くないですかね。ちなみにゲーム内での効果は、該当アイテムのスキンを変更するという、一種のファンシーアイテムであるようです。
 ともかく、いまのところ真っ当なアップデートを続けているUnturnedは褒める以外の評価が思いつきませんね。これ以上に何を望むというのか?



三人称視点。ゲーム内での実用性は薄いか?












2015/10/03 (Sat)07:15

ステルス状態からの手榴弾投擲。敵は死ぬ

 どうも、グレアムです。Planet Alcatrazの続きです。
 Northern City近郊にて、Elkという男から悪漢に占拠された村の解放を依頼されたので協力することに。いままでは最初から敵に見つかった状態で戦闘がはじまるシチュエーションばかりだったのだが、ここでは無警戒状態の敵を相手に戦術的に立ち回ることができる。こういうシーケンスがもうちょっと多いと有り難いのだが。最初期に取得したバックスタブがずっと死にPerkのままなんですけど……
 無頼漢どもを倒し人質を救出すると、報酬の代わりに墓地にある宝箱の鍵を貰える。ファンタジィだなぁ。宝箱へ向かうと、なんと依頼人のElkが無頼漢を連れて襲いかかってくる。どうも最初から宝箱の中身が目当てだったらしい、このゲームこのテの手の平返しが多過ぎやしねぇか。まだ序盤だろうに何度依頼人に襲われたと思ってんだファック。
 ちなみに鍵を入手したあとでElkを殺すと襲撃イベントはカットされる。本作はタスクの関連NPCが死んだり、無茶なゴリ押しで進めてもちゃんと解決するようになっているのが素晴らしい。ヤバそうな箇所は強制ゲームオーバーで回避しているせいもあるだろうが、これまでバグでタスクが進行しなくなったり、いわゆる「詰み」の状態になったことはないので、たとえばベセスダゲーなんかに比べるとだいぶ安心してゲームを進めることができる。







ヤクでトリップ。もう任務どころではない

 Blackyのタスクを進めると、仲間を引き連れて中華レストランへカチコミに行く事案が発生する。このとき武器に木板を渡されるが、べつに武器の制限はないので普通に銃火器を使って構わない。舞台となる村には守備兵が一切配置されておらず、往来で堂々と戦闘ができる。
 ここで回復アイテムと間違えてマリファナやアルコールやヤクを誤って摂取してしまい、画面はおかしくなるわ仲間は笑い出すわ踊り狂うわ、しまいに武器もマトモに持てない状態でふらふら歩くしかできなくなったり、ちょっとすごい光景に。
 本作のデバフはかなり継続時間が長いので、ちょっと待って回復してから次の行動を…といかないのが困りモノだ。そのせいで、軽い気持ちであれこれアイテムを試すと碌なことにならない。
 幸いここで登場するチンピラどもはそれほど強くないが、標的である中華レストランのオーナーは現時点で最強の近接武器と思われる中華剣を装備しているので注意が必要だ。







ようやく仲間ができました。おっかねぇ

 カチコミを終えたあと、奴隷市場で黒パン一丁の裸体のハゲを買いました。字面だけ見るとキケンな臭いしかしない…
 いままでの臨時雇いとは違ってこいつは永続的に仲間のままっぽい雰囲気があるんで、いちおう装備は良いモノを揃えてやりました。Strが6あるので主人公より装備の幅が広い。
 しかし、この…どう見ても三下の悪役というかモブにしか見えないビジュアルはもうちょっとどうにかならんかったろうか。べつに美少女を用意しろとか言うつもりはないが、こいつの顔どう見ても犯罪者というかヤクザの鉄砲玉じゃないですか。まあ、それ言ったら主人公も似たようなもんですけど…
 ちなみに本作は仲間が何人いようと戦闘やスリ・開錠等で得た経験値は全員に入るので(人数分で割られたりしない)、デメリットがないんですよね。たとえば前回で苦戦した銀行やマフィア屋敷(だったのかなぁ…)の二階での戦闘は、さっさとメインタスクを進めてこいつを仲間にしたあと挑戦すればもっと簡単だったのかもしれない。

 ギャンブルのおかげで金策には困らなくなったのだが、そうなったらそうなったでスリのワクワクや換金時の喜びがなくなってしまったのが困りモノだ。
 経験値の取得量が(おそらく)有限であるため、品物自体が不要でもとりあえず全部盗まずにはいられない貧乏性の性(さが)。最近ではアイテムを盗んだ先からその場に捨てることも多く、周辺住民にとってはさぞいい迷惑であろうと思う。こういうロールプレイもクソもない効率追及プレイは本来あまり推奨されないのだが、最強状態で俺ツエーしたいというさもしい欲求も捨てがたいという有り様である。














2015/10/01 (Thu)19:53

酒場で刃傷沙汰。周辺住民は頓着せず、ありふれた光景なのだろう

 どうも、グレアムです。Planet Alcatrazをプレイしていてまさかの徹夜をやらかしました。こんなゲームにッ!おかげで仕事中は死にそうでしたがまぁそんなことはどうでもいいんだ。
 なんというか、このゲームはかつて俺が好きだったCold Zeroにそっくりなんですよね。あっちはステージクリア型で不便がありましたが、こっちはフリーロームなので好きなように動けるぶん没入感が倍増です。







突如探偵の真似事をやらされることに。犯人はオマエだッ!

 Northern Cityのマーケット地区に転がっている死体を調べると犯人と間違えられて拉致られ、自らにかけられた嫌疑を晴らすために犯人探しをすることになります。
 三人の証言者から情報を得て犯人を当てるのですが、その証言を総合してもいまいち特定の決定打に欠け(ひょっとして英訳に問題があるのかもしれない)、おまけに犯人候補が九人もいるので物凄いめんどくさいことになってます。
 いちおう直前にクイックセーブして選択肢を総当たりすれば正解は出るんですが、それではあまりに面倒臭いのでここに答えを書いておきます。犯人は左から四番目の男です(タスク内容にランダム性がある場合はこの限りではない。未確認)。
 いちおう特定に失敗してもペナルティはありません、タスクはその時点で完了します。正解を選ぶと依頼人が銃を抜き、犯人をその場で射殺してタスクは終了します。報酬はありませんが、正解した場合は死んだ犯人の持ち物と装備を得ることができます。弾薬や医療キットなどを所持しているので割とおいしいです。







ギャンブラー魂が騒ぐ。コール、コール、コール!

 Street of Dreams, South(夢通り?)のLucky Ace Casinoではギャンブルに興じることができます。オススメは一階のブラックジャック。
 本作のギャンブルは一回勝利するごとにレートが上がっていく仕様で、序盤の負けはあまり気にする必要はありません。逆にレートが上がった状態だと、それまで連勝していても一瞬で根こそぎ持っていかれる可能性があるので、引き際が肝心です。現在どれだけ勝っているか(あるいは、負けているか…)が一目でわかるのは親切でいいですよね。
 ブラックジャックは基本的にディーラーに有利な仕様(ディーラーが21を出したときと引き分けの場合は問答無用で敗北になる)ですが、その点を除けば非常にフェアな勝負となっています。ブタや数字の低い手配を出すこともままあり、配札にあまりインチキくさい挙動は見られません。
 Fallout New VegasやElonaのように運勢パラメータで左右されることのない純粋な腕の勝負となるので、ギャンブルに自信のある諸氏は是非挑戦して頂きたいですね。
 ちなみに二階のサイコロ、三階のルーレットは運要素が強く勝負性が低いので個人的にはあまりオススメできません(出目もかなりインチキくさい)。

 ちなみにNorthern Cityの各所には主人公のステータスを永続的に上げてくれるトレーナーが何人かおり、彼らの訓練を受けるには10000~25000程度の高額な資金が必要となります。しかし値段分の価値はあるので、資金に余裕があるなら話を聞きに行ってみましょう(ミニマップで赤紫色の光点で表示されるNPCです)。また、すべての訓練を受けるならカジノを利用した資金調達はほぼ必須かと思われます。
 Tradeの訓練を受けたときに気づいたのですが、このSkill、たんに取引の値段が有利になるだけではなく、店の品揃えにも影響する可能性があります。というのもTradeの訓練を受けたあと、それまで見たことのなかった一段階上のアイテムが店に並ぶようになったので。これがTradeの数値によるものか、訓練の副次効果か、あるいはたんにランダム性によるものなのかは確認できていませんが…







重要NPCとモブのクオリティの差が激しいのも本作の特徴

 しかし、Northern Cityで受けられるタスクの中には非常に難易度の高い代物があって苦労させられました。ダウンタウンのHouse of Kingpin(名前からしてもうカタギじゃない)にて、ガードマンに金を掴ませて二階に上がったらいきなり銃火器で武装したチンピラに囲まれてボコボコにされたり(厳密に言えばこれはタスクではないが)、なによりStreet of Dreams, SouthのNotorious Bankでの銀行強盗タスクは至難を極めた。
 俺はアイテムを駆使した物量作戦およびクイックセーブ&ロードを駆使したかなりインチキくさい方法でどうにか難局を切り抜けたのだが、これはこうやってゴリ押すのが正解なのか、あるいは回避推奨のタスクなのか、それともゲーム後半にやるべきなのか今一つ判然としない。

 ちなみにNorthern Cityでは、とあるNPCから暗殺依頼を受けることができる。対象は非敵対NPCなのだが、Ctrlを押しっぱなしにすることでカーソルが攻撃モードに変化し、非敵対NPCに攻撃を加えることができる。また同様の操作で手榴弾等の投擲武器を任意の場所に投下することができる。これは是非覚えておきたいテクニックだ。
 非敵対NPCへの先制攻撃は、相手が敵対するまでこちらが一方的に攻撃を加えることができるので、かなり戦局を有利な状態へ持っていける。しかしガード等のNPCが敵に回ったり、相手によっては攻撃を加えた時点で即ゲームオーバー(システム的に)になるので、試す場合はよくよく慎重にセーブしてから挑むこと。

 そろそろNorthern Cityのタスクもほとんど終えたことだし、いよいよ街の外へ出てみようかな。














2015/09/29 (Tue)22:19

 どうも、グレアムです。相変わらずPlanet Alcatrazのプレイを続けています。
 今回も辺境惑星に放り出された主人公Boarの数奇な旅の道程を追っていきましょう。







脱獄したのも束の間、クリーチャーの襲撃に倒れるお爺さん


 刑務所で雑用をこなすと、グレー服の囚人から黒服の看守に昇格します。
 その後エンジニアの囚人とともに列車を使ってダイナミック脱獄を敢行することになるのですが、直前に雪崩れ込んできた看守と一対多の苦しい戦闘を乗り切らなければなりません。ここまでにちゃんとアイテムを集めていれば回復アイテム(食料)を大量に確保できているはずなので、アイテムの数に任せてゴリ押していきましょう。レベルアップすると体力が全回復するので、こまめに経験値のチェックも怠らないよう。また建物の入り口を利用して一対一の戦闘に持ち込む戦法も有効です。銃を持っているなら惜しみなく使うべし。
 可能であれば、4ポイントで取得できるPerk「Black Mark」を取得しておきたい。こいつはクリティカルヒットの確率を10%上げてくれるPerkなのだが、とにかく強力なのだ。本作のクリティカルは大ダメージを与えるだけでなく、人間型の敵であれば短時間ダウンするというおまけもつく。
 ちなみに戦闘終了と同時にイベントが強制進行するので、余裕があるなら戦闘中に死体や敵の落としたアイテムを漁っておきましょう。

 刑務所を脱出した後は、落ち着く間もなくクリーチャーに囲まれた場所からスタートします。とはいえ出てくる敵はそれほど強くないので、余裕をもって対処できるはず。







ゴア表現は出血のみと思いきや、クリティカルヒットで首が飛ぶこともある模様

 クリーチャーの徘徊する原野を抜けた先はなにやら寂れた集落に辿り着く。
 ここでHunchbackという名のNPCに話しかけると、問答無用で取り巻き&街中にいる部下が一斉に襲い掛かってくる。ここも回復アイテムを多用したゴリ押しで切り抜けていこう。幸いにも敵のほとんどは素手なので、よほどゲーム開始時のキャラビルドで軟弱な設定にしていない限り、どうにかなるはず。
 戦闘後、Hunchbackが所持している服を着た状態で検問に向かうと、引き止められることなく次のマップへ移動できるようになる。というか、それ以外の服装で検問に向かうと問答無用でゲームオーバーになります。
 はじめ守備兵に見つかり捕まるイベントを見たときは「脱獄したばかりなのにまた刑務所行きかよ…」と思ったが、次のシーンでいきなり犬の餌にされてて吹いた。斯様に、このゲームでは会話やイベント進行如何で死亡する即死トラップがけっこう多い。セーブを怠らないようにしよう。
 このゲームはセーブ&ロードがかなり早いのだが、それもそのはず、セーブファイルを覗いてみると容量がものすごく小さいのである(この時点で128KB)。このテのRPGはセーブファイルがやたらに巨大なものが多いので、これには驚かされた。







どう見ても不衛生な病院の便所で窃盗。世紀末だ

 Northern Cityへ入れるようになると行動半径が一気に広がる。タスクの受注のみならずNPCのアイテムを片っ端から盗んで売ったり、うっかりトラブルに巻き込まれて戦闘に発展したり、ちょっとした油断や選択肢の間違いから犬の餌になったりと、ここだけで相当な時間を費やすことになるだろう。
 Street of Dreams,Noethの病院では医療品の購入のみならず、たったの50コインで体力を全快にすることができる。またバッドステータスも回復するので、今後は頻繁に利用することになるだろう。戦闘を繰り返していると、気づかぬうちに重症のバッドステータスを被り能力値が軒並み下がっていたりするので、ステータス画面の確認はまめに行なうようにしよう。







ガンガン広がる行動半径。もう収拾がつかない

 Marketでは多くの商店を利用できるほか、修道僧の紹介でOfficeの所長Blackyと面会することでワールドマップを参照することができるようになる(帝国仕様のブラスターガンを所持していたり、会話の内容を鑑みるにBlackyはある程度こちら側の事情を把握しているようだ)。
 ここからマンハントやクリーチャー討伐に向かうことができるようなのだが、あまり手を広げ過ぎてもナンなので、ひとまずNorthern City内で完結できるタスクを優先して解決していこうと思う。逆にタスクの指定先が現在では行けない場所に設置されていたりするので、タスクの解決は長い目で観察する必要がありそうだ。
 本作の良点として、メインタスクを進めるなりして解決不可能になったタスクは自動的にリストから削除される。いまどきAAAタイトルでもこの点に頓着しないゲームは本当に多いため、この仕様は几帳面な人間には実に有り難いことである。







胸躍る銃火器マーケット。買い物はいつだって楽しいものだ

 マーケットでは冒険に必要となる、あらゆるアイテム(服、防具、銃火器、近接武器、医療品、食料)を揃えることができる。また装備の修理を請け負ってくれる店も存在するため、今後は装備の劣化を気にすることなくゲームを進めることができるだろう(値段も割と良心的)。
 じつは今回、アイテム修理の重要性が予測できなかったのでRepairスキルにはまったく振っていなかったのだが、どうやらその選択は(現時点では)正解だったようだ。金さえ払えば装備を修理できるうえ、修理に必要なリペアキットはけっこうインベントリの容量を喰う厄介なアイテムなのである。利点があるとすれば場所を選ばずいつでも修理できることだが、今後その必要に迫られるシチュエーションがあるか否かでRepairスキルの最終的な評価が決まるだろう。
 また本作の銃の位置づけであるが、実際のところ、威力はそれほど高くなく、また射程距離も非常に短い。弾も安い代物ではなく、一見してこのテのゲームにありがちな産廃と思えるのだが、その最大の利点は、攻撃が確実にヒットすることなのである。
 このゲームの特徴として、Melee攻撃の命中率が低いことが挙げられる。そのため、いつまで経っても戦闘に決着がつかず苛々させられることもあるのだが、銃を持っていればガンガン攻撃を当てることができる。まさに奥の手なのだ。



武器屋のネーチャンをナンパするも、すげなくあしらわれるBoar

 武器屋(建物ではなく露店のほう)では上位のロックピックキットを購入することができる。これでいままで開かなかった扉やストレージの鍵を開けることができるようになる。値段以上の価値はあるので、絶対に購入しておくこと。
 しかしまぁ、武器を見て胸躍る…とは言ってみたものの、実際は手製のダサ武器ばかりでちょいと意気消沈している。もっとこう、ファクトリー製の…ちゃんとしたヤツはないかな。タイトル画面で持ってたようなヤツ。これはまだ序盤だからなのか、それとも宇宙時代はダサイ実弾武器か光学兵器の二択を迫られる、俺に優しくない世界なのか。







今回の不思議生物。Pigcalf(豚子牛)という名だが鼻は象の如くだ



金は沢山あったので、マーケットでそこそこの装備を繕ってみた

 ここにきてようやく浮浪者というか変装した47にしか見えない外観から傭兵っぽいイカした姿へと脱却。やはりこのテのロールプレイではカッコ良く決めなきゃいかんぜ。しかしグローブはないのか、このゲームは…
 本当は紺色のアーマーベストを着用したかったのだが、要求Strが6だった(俺は5)ため装備不可という悲しい現実を突きつけられる。そんなのってないぜ!そうとわかっていれば1くらい他から回して割り振ったものを…!
 けっきょくカーキ色のライトアーマーで妥協することに。装甲板も入れて防御力マシマシ、カッチカチやで。
 銃火器は刑務所で看守に昇格したときに貰ったSMG、近接武器は刺突用のスティレットで。単純に性能だけ見るなら肉切り包丁やカナテコ、サイのほうが強力なのだが、それらは振りのスピードが異様に遅いので、ほぼ素手と同じスピードで攻撃できるスティレットを愛用している次第。手数が増えればクリティカルヒットの機会も増えるしね。

 このあたりからやれることが一気に増えるので作業量の多さに目眩がしそうですが、地道に進めて行こうと思ってます。ゲーム自体はけっこう楽しんでます。自身の分身となるハゲのマッチョマンにもわりと愛着が沸いてきました。













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