主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2015/09/27 (Sun)05:25
どうも、グレアムです。ちょっとヤケになってSteamで刑務所ゲーを購入しました。
といっても登場時に話題になったPrison Architectではなく、ロシアの1C Companyが送るアイソメトリックRPG「 Planet Alcatraz 」のほうなんですけどね。セール中のMarauderではなくこっちを定価で買うとか自分でもわけわからん(と書いたあとで調べてみたが、Brigade E5や7.62 High Calibreと違ってMarauderは1Cがパブリッシャではないのか)。
原題は「 Санитары подземелий 」で、発売当時に英語圏では「 Erasers/Dungeon Cleaners 」というタイトルで紹介されていた(実行ファイル名「 Erasers 」はその名残と思われる) 。Planet Alcatrazというタイトルはおそらく英語版のローカライズと同時につけられたもの。
現在は二作目も発売されているので、最初はそっちを買おうかとも思ったのだが、二作目は言語がロシア語オンリーだったのでさすがに手が出せなかった。一作目のSteamでの評価はそれほど悪くないので、そのうちローカライズされるだろうか。
ゲームを開始したらまずはキャラメイクだ。ステータスのほかに一応顔のカスタマイズもできるのだが、これが「表情エディタか?」と思うほど変化に乏しい代物で参った。いや笑ったけど。Skillはレベルアップで軌道修正できるが、基本ステータスは初期値で固定らしいので、ステ振りは慎重に行なったほうがいいかもしれない。とはいえゲーム内容もよく知らんうちに慎重もクソもないので、今回はわりと無難な数値にしておいた。はじめはCharismaを低めにしようかとも思ったが、交渉だけではなく物品売買の値段にも関わるようなのでいちおう平均値をキープ。
Traitは特定の能力値を増加させると同時に別の能力値を低下させるというわかりやすいもの。今回は初プレイということもあり、あえてリスクを選択する必要はないと判断し取得しなかった。またレベルアップで有利な特質( Perk )を取得できるようになる。
無闇に音楽が格好良いオープニングを観たあとはいきなり辺境の星に投げ出され、現地住民との戦闘を余儀なくされる。
俺の中では「1C Company=Apeiron」の図式が成り立っており、またゲーム画面から受ける印象もJagged Allianceの系譜を継ぐAperion製の一連のシリーズ(Brigade E5、7.62 High Calibre、Marauder)と似通っていたため、てっきり戦闘はタクティカル・シミュレーションばりの面倒な操作を要求されるものとばかり思っていたが、実際は敵をクリックして放置するだけのMORPGの系譜であった。そもそもPlanet Alcatrazは1C Company内製なのだな。
そのため平行移動や身体の向きだけを変えるといった操作も存在せず、いちおうステルスモードや姿勢の変更といった要素もあるのだが、システムはかなりファジーであまりシリアスな思考を必要とされる代物ではないようだ。
裏を返せば、操作が単純=とっつきやすいということでもあるので、このへんは今の俺には有り難かった。
ただオプションにキーコンフィグがねーのはどうにかなんねーかな!おかげで操作方法がわからないまま続けておるよ。いちおうテンキーで攻撃部位の指定なんかもできるようだが、わざわざ使うほどの価値があるかはわからない。
チュートリアル的な冒頭のシーケンスを抜けると、身包みを剥がれて刑務所に収監されることになる。以降は使い走りとしてあちこちを奔走することになるが、NPCの中には会話の選択肢次第で戦闘になる連中もいるので注意が必要だ。
基本的に英文は平易でわかりやすく、ジャーナルの文章も簡潔で、マップにクエストマーカーもつくので、序盤の時点ではあまり詰まりそうな箇所はない。
NPCからアイテムを盗みまくって金と経験値を稼ぐスタイルはTES/Falloutシリーズで盗賊プレイをしていた俺と相性が良く、いまのところけっこう楽しくプレイしている。
衝動的に購入ボタンを押し、3GBの容量をダウンロード中にさっそく後悔したりはしていたのだが、意外と悪くないです、このゲーム。
とりあえずインベントリ管理ができる現代風のRPGがプレイしたかったので、しばらくはこいつにかかりきりになりそう。スケールがこぢんまりしているのも俺好みだ。
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2015/09/21 (Mon)19:06
戦争は過酷な運命を与える相手を選ばない
どうも、グレアムです。SteamでセールだったValiant Hearts: The Great Warを購入しました。ゲームじゃあまり見ない第一次世界大戦を題材に、ポップな絵柄に反してそれなりに鬱展開らしいということなので。あと登場人物全員メカクレだから。あと登場人物全員メカクレだから!
とりあえず中盤あたりまで一気に進めたんですが、いまのところ、うーん、ちょっと…という感じ。
個人的にはもっとこう、「これもうゲームじゃなくてもいいんじゃね?」的なのを想定してたんですが、存外にアクションやパズル部分も作りこんであって、それが逆にテンポを悪くしてるのがあんまり印象よくないです。というかゲームやパズル部分がやってて全く面白くないので。
収集要素もちょっとなぁ。このテのゲームにありがちな、「すぐ目の前に助けなきゃいけない人がいるのに収集物目当てにあちこちふらつく」みたいなどうしようもないことを強要されるので没入感がモリモリ削がれます。いや強制はされてないんですが、製作者的にはきっちり集めといて欲しいんだろうなという意図が見えるので。小物の解説はどれも興味深いし面白いんだけど、いまから「二週目やってまでこれ集めんのか…?」という疑念が拭えない心情。
ストーリー的には史実(実在の手記から着想を得た、としか言ってないので、史実と言いきっていいかどうかは疑問ですが)を元にしているシリアスな話にも関わらず、わかりやすい悪党が設定されていること、服を奪われてモンスター戦車で猛追してくる士官など一部の荒唐無稽な描写がわりと世界観に致命的なキズをつけてるのが個人的にどうも許容しきれない。あくまでゲーム的というかガキ向け啓蒙本ライクというか、俺はもうちょっとシリアスに振れてるほうが好きだな。そのギャップを狙うための絵柄ではないの?と考えると、戦車から投げ込まれる樽を超絶ドライビンテクで避けるたびに残念な気持ちになる。というか戦争行くための自軍の装備整えるのにクソ面倒なパズル解くのが必要とかどういう世界だよこれ。
あまりに偶然が重なりすぎる運命的な出会いとかは、あまり気にならないんですけどね。ただ「死んだと思った?生きてましたー!」は二度目を見た時点でちょっと眉をひそめた。
アートワークやアニメーション、ディティール、予備知識を補完できるアーカイブの存在などは概ね好感触なんですが、細かい部分の引っ掛かりが気になっていまいちノリきれない感じです。
あともうちょっとアンナさんの出番多いと嬉しいな。オッサン操作してる場面があまりに多いんで。まだ最後までプレイしてないので、最終的な評価は保留です。ラストのドンデン返し(あれば)がうまくツボに嵌まれば評価が大逆転しそうな感じなんですけど、現状ちょっと望み薄かな…いや、本音というか前提としては期待したいんですよ?モチロン。
2015/07/19 (Sun)19:45
片手にピストル、片手に皮剥ぎナイフ。メレー装備なんて飾りです。
ソウドオフ・ショットガンが両手装備ってどういうことだクソがあぁぁぁああッッ!!
そんなわけでどうも、グレアムです。ピストル属性なのに両手使うとか頭おかしい。StalkerもFalloutもそうだったけどさ。右手にリボルバー、左手にソウドオフを持って旅するのが夢だったのに…あとはもう、こういうゲームは多大なマイナス補正かかってもいいから全ての武器を片手で持てるようにすべき。シャドウランみたく。そうすれば片手にシカゴタイプライター(あれば)、片手にソウドオフでイワン・アイザックを気取れたというのに。映画版はどうしてああなったの。原作なにも関係ねぇじゃん。
初っ端から妙な恨み節と脱線ではじまりましたが、Fallen Earthです。ダラダラプレイするにはマジでうってつけのゲームですよこれ。難易度の微妙なユルさ加減も相まって。
なにせ日本語のデータベースが無いに等しいので、手探りであれこれ見つけてくのが楽しいですね。マジで気を入れてやるなら英語wiki見ろって話ですが、せっかく未知の探訪を楽しめる機会だというのに、いきなり効率プレイを追求するのも悲しいオハナシなのだぜ。
このところクエスト消化に駆けずり回ってたんですが、正直数が多いうえにクエスト自体はそれほど楽しくないのと報酬がけっこうしょっぱいので、モチベーションが下がる前にクエスト放置して一通りセクター1を見て回ることにしました。
移動はすべて徒歩で。最初は馬も使ってたんですが、いちいち採集や戦闘などで対象物にアクセスするたび乗降を繰り返すのが鬱陶しくて仕方がなかったので、少し大変だけども足を使うことにしました。ダッシュのアビリティがあるとラクなんですが、あれだけのためにEscape Artistにポイント振るのもなぁ…
ふう。こう見えて作業エリアでクラフト中。
このゲームの不満点があるとすれば、夜が長すぎるってこと。たぶん昼夜のスケールが現実と同じ比率になってるんだと思いますが、たんに視界が悪くなるだけでゲーム的なギミックがあるわけではない(NPCの視認性悪化、クリーチャー凶暴化といった変化要素の皆無)ので、そこはゲーム的にさっさと朝にしちまっても良かったんじゃねぇのと思う。景観を楽しむという観点から時間のサイクル自体に異を唱える気はないけどさ。それにしては天候に変化がなかったりいろいろ中途半端(もっともパフォーマンスとの兼ね合いもあるんだろうし、そこは仕方のないところか)。そういえばFalloutも天候の概念はなかったな。4はどうなるんだろう。
そんなわけで日が出てる間に探索し、夜はクラフトというサイクルが出来上がりつつある。といってもそうそう上手くいくわけじゃないけど。街中でのクラフト中は手持ち無沙汰になるので、その間は本を読むなり小説書くなり絵を描くなり。Fallen Earthは自然にゲームとそれ以外の趣味にリソースを割り振れる優良ゲームなのです。
弾薬のクラフトに関して、スキルレベルが75になったら真っ先に上位互換のスキル本を作成したほうがいいです(Pistol AmmunitionならEfficient Pistol Ammunition Research)。単純に弾薬の作成スピードが倍速化します。なにこのチート。ただしHeavy Pistol AmmunitionだけはScrap CopperではなくSalvaged Copperが必要になるので注意が必要だ。
本日のへんないきものコーナー、その名もHermit Crab。
おそらくヤドカリの変異種と思われる、PCモニターやら廃棄物缶を背負って襲ってくるクリーチャーである。なにこれかわいい…こいつならペットとして連れ歩くのも悪くないな(できるかどうかは知らない)。
ちなみに、この写真を撮っている間にガシガシ攻撃されて死にそうになった。
2015/07/15 (Wed)20:23
ちょっと古めの装備。
どうも、グレアムです。
なんとなくダラダラ遊べるゲームが欲しかったので、F2PのMMORPG「Fallen Earth」のプレイをはじめました。核とか謎の病原体で世紀末でヒャッハー!そんな世界。TPSとFPSは随時切り替え可能。メレーでもロングレンジでもヘッドショットで大ダメージ入るので、ちゃんと照準使って攻撃しないと駄目なところは新鮮なのかもしれない。
初回起動が面倒なせいかSteamではプレイ時間一時間前後で悪評入れてるレビューが目立つが(あるいは地域によってアカウントが弾かれる等の不具合があるのかもしれないが)、ゲーム自体は特にバギーなところもなく普通にゆるくダラダラ遊べるゲームとなっている。
かくいう俺も適当にあれこれやってたらログインできたという程度の見識しかないので、他人様にそのへんの説明はできないのだぜ。
あまりに世紀末な外観からPvP上等でチーターが無双してそうな印象があったが、実際はそれぞれのプレイヤーが勝手にクエストなりこなして適当に世界を回してる感じの、極めてピースフルなゲームである。
チャットログも基本に関わるnoobな質問に文句一つ言わずアドバイスを返したり、ほとんど荒れている印象はない。ゲームプレイに関わる、けっこうタメになるやり取りも多いので、余裕があったら他人の会話に耳(というか目)を傾けておくのもいいだろう。もっとも、ジョークを言ったのに真面目な対応されたりすると、それはそれで寂しいもんがあるが…そこはlolでいいのよ、と思うこともしばしば。
ちなみに今回は、俺には珍しくダウナー系黒人青年でプレイ。
ビルドは採集やクラフト系を重視、戦闘関連はいまのところピストルのみ。超能力系にはまったく振ってない。いいんだよ俺はマンデイン(魔力枯渇者)なんだから。面倒なのはキライなんだ。
銃を使うなら、早い段階で弾の作成ができるようになると楽かな。銃弾は店では売れないが、オークションでは人気のあるアイテムなので大量に作り置きしておいて損はない。重量も軽いしね。
ガンパウダーと銃弾を作成できるようになると、BallisticsとScienceはあっというまに上がるようになる。材料の入手が容易なのも大きい。逆に、買わなければまず手に入らない素材を必要としたり、クラフトに時間がかかるアイテムしかないスキルは上げるのが大変だなぁ。
それとオークションは確かに便利だが、店で買ったほうが安く上がるケースも多い。そのへんはちゃんと調べて購入する必要があるだろう。
銃は現在GA-17を使ってるけど、Delayが0.7とやや遅いのでちょっと使いづらい。
これが0.5だと、左右同時クリックで初手にヘッドショット二発が確定するんだが、0.7だと二撃目より先に相手が動きはじめることがあり、外すことがけっこう多い。とはいえ前進のGA-15より威力は高く、頑丈な敵と戦うにはこの火力が必要になってくる。難しいところだ。
2015/07/13 (Mon)05:18
死体は一箇所に集める、それが俺の流儀。
どうも、グレアムです。けっきょくProject Zomboidに手を出してしまいました。7 Days to Dieもなー、あれ始終気を張ってなきゃならないからプレイしててすげー疲れるんだよな。近頃オッサン化が加速してる俺にはちと辛いんだぜ(最近、職場でやけに敬語で対応されるなーと思ったら意外と年下が多いことに気づいた。齢を重ねたと実感するイヤな瞬間だ)。Zomboidもキツいゲームではあるんだけど、こっちはマルチ前提の設計じゃないし時間操作できるからね。まだ気楽だよね。
というかアレよ、7DtdやっててUnturnedの戦闘がヌルい理由がわかった。頭部の命中範囲がわかりやすく広いんだよあれ。しかも直線上に移動してくるから当てやすい。7Dtdはふらふら移動するし頭部の的が小さい&頻繁に動くから慣れが必要なんだね。
閑話休題。
バージョンアップ後の初起動で、さっそくプレイしようとシングルプレイを選んだら「まず最初はチュートリアルでプレイ方法を学んでね!」と言われてチュートリアルへ。その内容が酷いのなんの。
食らえクソババア!Spiffoちゃん…毒舌キャラなのかい?
翻訳もいい仕事してます。
さてヌルゲー万歳な俺は当然の如くサンドボックスモードを選択。ゾンビのリスポーンを無効化し、「救援が来るまでに街中のゾンビ殲滅を己の使命と課した保安官」ロールプレイを敢行。銃を使いたいので武器ドロップは最大に、幸運の特性もつけて。
特性はいろいろ追加されてるけど、スキルアップ系は地雷くさい。長期的な活動を視野に入れると、やはり所持重量増加等の「通常のゲームプレイ中に得られない能力」を選択するのが無難か。サンドボックスなら取得経験値倍率を高くしてから愚者を取得すればいいのだろうが、さすがにセコすぎるのでそれはやめる。
マップはマルドロー。ゾンビサバイバル、と聞けば都会よりくそド田舎のほうが楽だと思うだろうが、物資が豊富で専門施設が多いぶん、立地さえ把握していればウェストポイントのほうが楽なんだよな。ただまあ、今回は田舎でサバイバルしたかったのでくそド田舎のマルドローで。
開始早々、住居の捜索三軒目あたりで最小設定にしていたはずの防犯ブザーが鳴り周囲のゾンビが一斉に向かって来る。いきなり詰んだっぽい。とりあえず全速力で逃げるもののゾンビどもが大挙して押し寄せ、弾が切れるまで銃を撃ちながら(最悪手なのはわかってるけど、ロマンだからね!仕方ないね)近くの屋敷まで退避。あとは一人でも多く道連れにすべく数本のキッチンナイフを手に挑んだら、なんとかなってしまった。やっぱ強ぇな刃物。一撃クリティカルスタッブの快感を覚えたら鈍器なんてダサ武器振ってられねぇよ。
ひとまず周囲の安全確認を済ませてから睡眠。眠った直後、キッチンでシチューを加熱中だったことを思い出す。
ああ~…
やっちまったZE☆
でもって家から出たらめっちゃ周囲に飛び火してる罠。
その後ゾンビとの戦闘で引火し、どうにか火を消して治療を試みるものの間もなく死亡。
たった21時間の命であった。死因は不審火で燃えたゾンビで燃えた。
一日足らずで69体のスコアはなかなかのもんだと思うがどうだろうか。うん、楽しいゲームだ。